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166.「週休3日制」どう思う?(日本の生産性が低い要因)

新R25の今回のお題はこちら


導入機運が高まっている「週休3日制
あなたはどう思いますか?

https://r25.jp/answer/134255920417606799


●このお題に対する私のコメント📝

日で区切るより、もっと柔軟に時間単位に
自由に働ける(休める)ようにした方が
使い勝手が良い
のでは?

究極的には成果物を月初に取り決めて、
あとは時間に関係なく自由に働けるように
なる
と面白いけど。

そうすれば、皆いかに短時間で質の高い成果
を出すことを自然と考えるようになる

と思うんだけどな〜😙


●本コメントの補足🙄

このテーマは日本の労働生産性の問題を機に
取り上げられるようになりましたよね。

2021年度、日本の時間当たり労働生産性
(就業1時間当たり付加価値)は
OECD加盟38ヵ国中27位
です。

日本の労働生産性が低い要因は
諸々言われていますが、
私は国際比較の観点ては
産業構造の違いによる部分が大きい
(つまり、人が働かなくても利益を生み出す
仕組みを有する産業の割合による違い)
と感じており、
決して日本人の仕事が遅い、段取りが悪い
とかではないと思ってます。


あと、数値の比較検証がしにくい

①日本人の求める品質の水準が高い

②その品質の高さを利益拡大に繋げられない

ことも生産性の足を引っ張っている大きな要因
と感じてます。

①は、当たり前基準が高過ぎて、
お客さまへ提供する商品やサービスを
生産&維持するコストがかかり過ぎている

(=生産性低下)と思われます。

一方、企業側もその品質の差がどれだけ
利益拡大に繋がるかという視点が弱い

気もします。

例えば、よく言われるのが、
電車の運行時間の正確さ

これを維持するためのコストを考えると、
諸外国のように遅れるのは日常茶飯事
の運行で良ければ、
もっと運行コストは下げられるはず。


また、②は言語の問題もあり、
日本の高い品質を生かした商品やサービスの
海外展開が十分に出来ていない。


勿論、自動車や衣料品メーカーなど、
海外マーケットで利益を挙げている企業
もありますが、まだまだ少ない。

お菓子や冷凍食品、シャワートイレ、
温浴施設、建築技術、改善や結束力を高める
マネジメント等々、
海外マーケットで稼げる商品やサービス、
ノウハウはまだまだある
ように感じます。

だから、そこまで卑下する必要はないものの、
そろそろ
働いた時間に対する給与という考え方から
利益に繋がる働きに対して給与を支払う
という考え方にシフト
していく必要は
ありそうですよね😉

これが真の働き方改革でしょ!

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