とらないと損!朝食の健康効果とは?
こんにちは。
あなたの「なりたい」を応援する
ダイエットサポーター
管理栄養士の成松由佳です。
(初めましての方は▶こちら♪)
今回のテーマは
「早寝・早起き・朝ごはん」
なんて標語があるように
朝食=健康的
なイメージがありますが
断食ブームのためか
「朝食を抜く」という選択も
広まっているように感じます。
でも、私はやっぱり
朝食はとってほしい!
私自身も
朝食をとるようにして
身体が変わったと
感じているからです。
今回は
朝食の健康効果について
ご紹介します。
朝食のはたらき
朝食の重要な役割として
体内時計をリセットさせる
はたらきがあります。
私たちの体は
1日周期で様々な変動が起こると
いわれています。
一番わかりやすいのは
日中活動し、夜眠るといったサイクル。
それ以外にも
体温、血圧、ホルモン分泌など
様々なものが1日周期のリズムで
動いています。
それを制御しているのが
体にある体内時計です。
体内時計は
24時間よりやや長い周期で
動いているため、
毎日リセットしないと
徐々に外界の時刻とずれてしまいます。
リセットさせるためには
朝の光を浴びることが
最も大切といわれていますが、
胃腸を動かし、消化を促し
体内に取り込まれた栄養素を
きちんと使うためには
朝食をとることも
体内時計リセットの
カギになります。
実際に、朝食をとらないと
生活習慣病のリスクが上がることが
知られています。
また、
腸を動かし便秘を改善するためにも
朝食をとることは大切です。
腸が大きく動く「大ぜん動」は
朝食後に最も起こりやすいからです。
さらに、仮説の段階ではありますが、
月経困難症とも関係している
可能性があるといわれています。
さらに、朝食を抜くと
昼食・夕食後の
血糖値の上がり方が大きくなる
「セカンドミール効果」というものも
知られています。
だからやっぱり、
朝食はとった方がいい!
と私はお伝えしたいです。
私自身は、
朝食をとるようになって
便秘が解消し
肌荒れも改善され
(100%ではないけれど
荒れても治りやすくなりました)
生理痛もひどくなくなりました。
「やせるために食事を抜いています」
とおっしゃる方
ときどき出会います。
もっと頑張りたい
という意欲の表れであるとは
思うのですが…
ダイエットって、
未来の自分がより良くなるために
行うものなのに
健康を害してしまったら
本末転倒だと思います。。
ダイエットの法則は
消費カロリー>摂取カロリー
ではありますが
カロリーが減りさえすればいい
というわけではありません。
あなたがやせたいのは
どうしてですか?
やせてどうなりたいですか?
ここを大事にしてこそ
自分を変えて、生き生きと過ごせる未来が
食で作れるのだと思います。
ぜひ、考えてみて
食事を選ぶ基準にしてみてくださいね。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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【参考文献】
佐々木敏「佐々木敏のデータ栄養学のすすめ」女子栄養大学出版部, 258-266 (2018)
前田孝文「男の便秘、女の便秘」医薬経済社, 103 (2020)
永井成美「体内時計から見た朝食の役割」臨床栄養, 136(3): 305-312 (2020)
T.Fujiwara et al. Adolescent Dietary Habit-induced Obstetric and Gynecologic Disease (ADHOGD) as a New Hypothesis—Possible Involvement of Clock System. Nutrients, 12(5): 1294 (2020)