「君の名は?」 名前をつけて遊んでみよう
親子の外遊びを応援する”ねいちゃーかあちゃん”こと井東敬子です。
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今日は、こんなお悩みにお答えします。
◼名前がわからない
「鳥は、カラスとスズメとハトしかわからないし、植物もタンポポとチューリップくらいしかわからないんです。子どもに聞かれても答えられないから困る。」
という、お母さんによく出会います。
そんな時のお答えは、
「名前がわからなければ、親子だけで通じる名前をつけてしまいましょう。」
◼勝手にネーミング
私は、フツーのOLからネイチャーガイドに転職したので、木も鳥も虫もカエルも、何もかも、名前がわかりませんでした。先輩に教えてもらっても、それが植物の名前なのか、虫の名前なのかすらわかりませんでした。
「暗記パン」があれほどほしいと思ったときはありません。
そんな時、覚えるためにやっていたことが、勝手に名前をつけること。
まだスマホがない時代です。特徴をあとで思い出せる名前をつけ、戻ってから図鑑で調べました。
例えば、
勝手にネーミング『むらさきボーボーぐさ』
本物は、以下をご覧ください。
『ぴよぴよ』
寝癖みたいにピヨピヨとでてくるから。
カンゾウの新芽なんですが、食べると甘くて美味しい。
◼やってみよう!練習問題
あなたに以下の花の名前をつけられる命名権があるとします。なんていう名前にしましょう?
私がつけるなら、可憐草/カレンソウ、薄紫姫/ウスムラサキ姫、もみじ葉むらさき、とか(センスないな〜笑)
◼名前をつける意味
人間界でも名前を知っていれば、あの人は誰と認識でき、名前で呼ばれればうれしい。同じように植物も名前がわかれば、心理的な距離が縮まり親しみがうまれます。
正確な名前を知ることも大事ですが、子どもが小さなうちは、植物に興味を持つことのほうが、大事です。
親と一緒に、シロツメクサで花かんむりを作ってもらった子どもは、香りとともに「花かんむりの花」と記憶するでしょう。成長した時、同じ花を見て、しあわせな思い出と共に思い出し、名前は自分で調べることでしょう。
◼まとめ
名前がわからないからと心配しないで、どんどん外にでかけて、名前をつけて遊んでみましょう!
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