学生時代編 第1章 小学校「将来の夢について」
あらしのよるにコンバンワ。ナリトモです。
台風キテますね。
ようやく、ナリトモ伝記(下記参照)を書き始めます。
黒歴史を晒すような形になるので(たぶん意識的に)避けてましたが、「考えをまとめてオープンにする事で誰かの助けなれば」という思いはぬぐい切れないので、恥ずかしがりながら自らを晒すドMプレイをしていきます←
はじめに
これから書く内容はすべて結果論です。
何らかの成功・失敗は、タイミング・運にも大きく左右されるものなので、これらの行動が全て正しかったという事を書きたい訳ではありません。
ナリトモの行動(奇行)の中から、ちょっとした生きるヒントみたいなものを見つけていただければという思いで書いていきますので、あらかじめご了承ください。
時は、世の中が平成に突入した頃。
ごく一般的なサービス業の父親と、ごく一般的な専業主婦の母親の間に生まれたナリトモ少年。幼少期からやんちゃで暴れん坊だった弟を見てきた結果、ごく一般的な「普通」と言われる既定路線をひたすら進みたがる、超絶保守的な男の子として過ごしておりました。
ある日の幼稚園で、先生から「みんなの将来の夢は何ですかー?」という質問に対して、
おまわりさん!
コックさん!
ジュウレンジャー!
お花屋さん!
などと、ほかの園児が次々と非凡かつ明確な回答をする中で
クレヨンしんちゃんのパパみたいなサラリーマン!
などと、平凡かつ曖昧な(イマドキの大学生みたいな)回答をする異質さを放つ、運動音痴で、何をしてもヘタレ、いじられてすぐ泣く。そんな5歳児でした。
うろ覚えですが、そんな少年にとって「普通であること」が本人なりの美徳だったんでしょう。
良くも悪くも「良い子」と呼ばれる人生を歩んでいました。
ナリトモ少年に訪れた転機
何事もなく幼稚園を卒業し、小学校に入学してしばらくしたある日、パチンコ大好きな父親が大勝した景品としてスーパーファミコンをゲットしてきたのです。
当時大人気のスーファミ。それを持っていること自体が友人間でのステータスであり「普通」。ナリトモ少年も例に漏れずゲームが好きになりましたが、その「普通」を維持するためにもやっていたような気がしなくもありません。
あまりにもハマり過ぎたせいか、もともと濃い目の顔が作用したせいか、目の下のクマは標準装備となり、その頃から20数年が経った今もずっと取れないままです。それくらい、ゲームに没頭していきました。
(後日談ですが、どうぶつの森にハマり過ぎて母親から「そんなにどうぶつの森がしたいならどうぶつの森に行っちまえ!」とガチでブチ切れされた過去を持ってます)
中でも特にどハマリしたゲームがあります。
不朽の名作「星のカービィSDX」です。
二人同時協力プレイ、一つのゲームソフト内に複数シナリオ、それらをクリアしていく毎に効率化されるコピー能力の入手法、徹底的なやりこみ要素と、今でもバリバリ遊べる自信があります。
ソフトがカートリッジ式のためセーブデータが度々消し飛び、当時のスキルでは協力プレイなくしてクリア不可だった「メタナイトの逆襲」を乗り越え、「銀河に願いを」のラストステージでマルクを撃破し、ようやくたどり着いたエンディング。
もうね、BGMもスタッフロールの演出も神ですよ。当時全クリしたゲームはいくつかありましたが、エンディングを半泣きしながら見たのは本作が初めてでした。
転機 of 転機
と、ここまではただのゲーム大好き少年の思い出話。
次の瞬間、ゲームをクリアした感傷に浸りながらナリトモ少年はふと思いました。
ここ(エンディングロール)に名前載せてぇな…。
ゲーム作りに関わりたい…!
なんと、今まで「普通であること」「サラリーマンになること」が大正義だったナリトモ少年の夢が、一瞬でゲーム業界に傾いてしまったのです。
(正確にはどちらもサラリーマンではありますが、営業職と技術職という切り分けをだな)
当時、自宅はおろか近所にパソコンを使える環境は一切なく、小学校にある実習機(Windows98)のキッドピクスを二人一組で遊ぶ程度のものでした。
まずは「どうやったらゲーム制作に携われるのか」というのが人生初の進路の課題として立ちはだかったのです。
その課題に対してどのような進路を選択したか。
次回の学生時代編 第2章では、中学から大学までの歴史を取り上げます。
どうぞよしなに。
今回のまとめ
・将来の夢のきっかけなんて、案外そこら中にある。
・まずは掴もうとするかしないかで、今後の人生左右されるといってもいい。
・「こうあるべき」なんて考え方は、心の底からの「こうしたい」の思いで瞬殺できる。