日常編 第4章 新居探しで垣間見えた話

どうも、ナリトモです。

今日の話題は不動産（賃貸契約）です。

実は昨日、新居を決めてきまして。
※↑の写真は内見したうちの一つの物件から撮影したものであり、実際の新居とは異なります。

審査さえ問題なければ10月から引っ越し予定なのですが、今回の物件探しでいろいろと知見が貯まったので吐き出してみようと思います。
※不動産屋の受け売りと経験から得た個人的な解釈です。鵜呑みにはせず、日記帳的な感じで眺めていただければと。

物件掲載サイトについて

今回探している中で、間取り図と室内写真がまるで異なるというものがありました。それについて管理会社に問い合わせたところ以下のような返信が。

・間取り図が誤っていて訂正後の間取り図が送られてきた
・訂正後の間取りは、
　- 2面採光だったものが1面だけに
　- 収納スペースが減った
　- でも家賃変わらず
　‐ 結局、室内写真と一致することはなかった

…これ、どう考えてもユーザーを釣るための物件だよね。

頭では分かっていたつもりでしたが、インターネットの情報をそう簡単に信じちゃいかん。やはり自分の足で情報を掴みにいかないとなぁと反省。。。

本件はあまりにも悪質と判断したのでSUUMOに通報させていただきました。ただしSUUMOからの回答によると、物件の写真を掲載／削除しているのは管理会社であり、責任はあくまで管理会社側とのこと。

不動産会社について

どの不動産会社も全国共通の物件検索システム「レインズ」とやらを使用しており、探すことができる物件は基本的にどの不動産屋でも同じ。

日本中の空き物件が100％登録されているとまでは言えませんが、どんな契約を締結された物件でも法的に義務付けられている or 積極的な登録を促されている状態なので、ここに登録されていない物件は訳アリと見てもいいかもしれません。

とにかく不動産会社はこのシステムから物件を検索するだけの簡単なお仕事をしているのです。（ほかの業務が大変じゃないとは言ってないよ）

よく「非公開物件あります！」と謳っている不動産会社があるけど、SUUMOとかのポータルサイトに掲載してないだけで、どの不動産屋でも探すことはできるからねｗ

店ごとの違いと言ったら、

・キャンペーンでどれだけお得な条件が揃っているか
・担当者と仲良くなることで仲介手数料etcをどれだけ値引きができそうか

といった点くらいかな。とはいえ店員と仲良くなっておけば、

「今は空いてないけど、あの物件が公開されたら即連絡して！」

って仮押さえみたいなムーブもできるみたいだし、かなり侮れない要素ではあるなと思います。

非公開物件について

ちょっと話題に出しましたが「非公開物件」がなぜ存在するのか。

不動産屋に聞いた例がすごく分かりやすくて、家賃を変動させていることを既存の住民にバラしたくないというのが多いとのことでした。

あーたしかに。隣の部屋が自分の家賃より安くなってたら気になるな。。。まぁ公開／非公開はすぐに切り替える事が出来るっぽいので、どの不動産会社でも検索することができるって事さえ覚えておけばあまり気にしなくて良さそうです。

物件毎の狙い時について

不動産会社には一年を通して以下のような繁忙期スケジュールがあるそうで。

繁忙期スケジュール
4月～6月：ジューンブライド的なIN/OUTで広く安い物件が出回る
8月～10月：単身赴任など社内異動IN/OUTにより一人用の高クォリティ物件が出回る
12～3月：新卒や若手のIN/OUTにより格安ワンルームが出回る

そんな時期に応じたIN/OUTが激しい時期に、他の物件に行かれてしまう前に敷金や礼金ゼロにしているところが多いらしいです。新居を探す人が多いけど、それにより出回る物件も多くなるというのは筋が通ってるなぁと感じました。

競争が激しい中で多数の物件争うか、
緩い競争の中で数少ない物件を争うか。

要するに好みの問題かなと思います←

礼金について

礼金の文化って東京周辺の都心部に限った話だそうで、それ以外の地域ではあまり礼金自体あまりないようですね。
そもそもは「物件が少ない中で部屋を提供してくれてありがとう」という文化で始まった仕組みらしく、まぁその理由だったら頷けます。

が、それっていつの時代の話？
高度経済成長期？
空き家問題すら発生している令和なうだよ？

そんな現代社会でも礼金をもらい続けているのは「瑕疵対応（設備とか壊れたときに云々）してくれるのはありがとう」という体裁があるとかないとか。

え？まだ何もしてくれてないのにお礼を前払い？
対応してくれる契約とか確証もない曖昧なもの大金払う意味がわからん。

ちな、不動産屋の友人から「礼金は大家のお小遣いｗ」という言質を得ました←

若者からジジイに流れる金は年金だけで十分だろーが！
前もって老後の準備してねーお前が悪いんだよばーか！
年金だけじゃ2000万円足りませんって話だって、お前が年金の解釈を間違ってたせいであってだな(ry

そんな訳で、礼金はクソだという個人的な見解です。
「払っておくことでちゃんと瑕疵対応してくれるなら…」と思う方は払ってもいいと思います。そこは見解の違いというだけで善も悪もありません。
「安心」というものは人に言われたことを実行するだけでられるものじゃなくて、最後に自分で納得した行動によって得られるものだから。

まとめ

かなりの愚痴を交えながらここまで書いてきましたが、この辺でまとめに入っておこうと思います。

・物件探しは年間でスケジュールを組み、繁忙期に当てて好物件をつかみ取るべし！
・どの掲載サイトや不動産屋を使っても探せる物件は同じなので、厳選する意味なし！（使い勝手・担当者とのフィーリング・キャンペーン内容etc好きな基準で選んでいい）
・不動産屋とは仲良くなっておき、早いうちから具体的に希望条件や物件を定めておくべし！
・礼金＆仲介手数料は殺していくべし！（個人の見解です）

どんな行動に対しても言えることではあるけど、

・出力の最大化をするタイミングを決める
・そのゴールに必要な環境や条件を整理する
・あとは、やるだけ

っていうのに結局は集約されるよなぁと思ったり。

振り返ってみれば、

基本的な「AsIs ToBe」を体現せよ

ってだけのお話でしたとさ。

おしまい。