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5000円台の靴しか買ったことのないワイがダイアナの靴を買った話

昔から安いものが好きなワイ。
大学生の時は激安の衣料ショップ(しまむらより安い)を見つけ、199円の服とかを着ていた。
友達に服を褒められると嬉しくて「これ199円なの!」と即バラす。
靴もABCマートでABCマートっぽくないお洒落で安い靴を発掘して履いたり、
最近は地下街やファッションビルの比較的安い店で、高そうに見える靴を5000円代で買うのが好きなのだが。
そんなワイが何故普段買う靴の5倍の値段もするダイアナのブーツを買った。

何故25000円のダイアナの靴を買おうと思ったのか?
これには少し理由がいくつかあり、自分の中でもある意味革命のようなものもあったので、記事にしてみたいと思う。


美容健康ヲタクの友達あーちゃんの存在

あーちゃんは外見は松嶋菜々子似で、いつもお洒落な服を着てネイルも完璧。
上から下まで完璧の素敵女子。
美容にもめっちゃ詳しくて毎回違う美容法を試しているので、その話を聞くのが楽しいのだ。小顔矯正や絶食など彼女の挑戦は多岐に渡る。
彼女はうちの会社の派遣社員で、ワイが関西に転勤してきたとき同じフロアだった。
仕事で関わることはなかったが、トイレでばったり会った。
そこから社内メールで個別メッセージを貰いLINE交換。
一度休みの日に遊んだらめちゃくちゃ気が合って、そこからは月1で遊ぶくらい仲良しになった。

そうそう、この前ゴキブリから好かれた友達。あれ、あーちゃんです。

いい靴を買う価値を知った

あーちゃんと遊んだ日、ファッションビルを闊歩していた時のこと。
「ここ入っていい?」
ワイが絶対素通りするようなオッシャレで高級なお店(ブテックみたいな感じ)に入っていった。

いそいそとワイも入り、可愛い〜と思ったワンピースの値段をみると27000円の文字。ん?ゼロが一個多くない?と言う顔は絶対にしちゃダメだと「ふうぅ〜ん」と言いながら平然な素振りで戻す。(内心バクバク)

そこにあった1つの黒いブーツ。
それも可愛い!完璧なフォルムだなぁ〜と思い手を取る。
一応値札も…チラ。ギョギョ。

30000円の文字
た、高いっ。靴に30000円とか絶対無理。
そう思っていたら…

「あ、これ私が前買ったブーツだよ」

ギョギョリントスするワイ。

「この形欲しくて色々見たけど、ここのが一番履きやすくて足も痛くならなかったから」
「すごいよあーちゃん。ワイ5000台のブーツしか買ったことないわ」

「靴ってめちゃ重要だよ!お洒落は足元からっていうし。いい靴は長く持てるから長い目で見たらそんな高いと思わないけどな」

「たしかに」

いつもあーちゃんがお洒落でしまってみえるのは「いい靴」を履いているからなのか!そうなのか!

と単純なワイは思いました。


確かに去年の冬、オリエンタルトラフィックで買ったブーツ。
履きやすい&歩きやすいので履きまくってたら、かかとがエライ削れてたな……。

3万円とまではいかないにしろ、いい靴は1個買ってもいいかもしれない!

そう思いました。

衝撃的な出会い

ある日、Nくんとデートをしていた時、ダイアナにフラッと入ってみました。
(Nくんは体力温存のため、近くのチョコクロへ)

いつも眺めているだけのダイアナのブーツを射程範囲内に構えて見て回るワイ。

「試着も出来ますから、言ってくださいね」

これほぼ100%のアパレル関連の店員に言われるが、毎回

「うんそりゃできるでしょ。日本では、ほぼ100%のアパレルで試着できるの知ってます!!!!!!!!」

って思いながら「はーい!」と答えている。
しかし行き慣れないダイアナで、緊張していたワイは何故か

「へぇー出来るんですねぇーありがとうございます!」と言ってしまったw
※ダイアナでも試着はできます

そこである1つのブーツと目があったのだ。

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まさにこんな状況である。

形容すると、こげ茶なんだが、方向性は赤茶色。
くるぶしくらいの丈で5cmくらいのヒール(正直見ただけで何センチかわからないけど後々5cmと知った)
皮は牛皮だという。マジの初牛皮です。
(動物愛護の目線から本皮は買わないようにしているワイですが、牛は普段食べてしまっているものなので、致し方ない)
かかと部分が近未来な感じなんです。(言葉って難しい!)

とにかく、めちゃめちゃお洒落でした。

さぁ、肝心の値札チェックタイムです。
そぉ〜っと値札を探し、見ました。

そこには…25,850円(税込)の文字が!!!!!!!!

しかし、ここで不思議な現象が起きます。

「高い!無理!」そっと棚に戻す

現象が起こらなかったのだ。

近々3万くらいの靴を買おうと覚悟を決めていたからかもしれない。

予算(3万)より安い!!デザインもめちゃくちゃ可愛い!!
買っちゃおうかしら!?買っちゃう???

という気持ちになったのだ。

「これ、試着いいですか?」思い切って店員さんに聞いた。

履いた感想:めちゃくちゃ履きやすい(普通か)

リアクション大魔王なワイが語彙力を失うくらい履きやすかった。

履いた状態でダイアナを3周した。
(歩かないとわからないのでこれは試着したら必ずやる行為)

うん!全然痛くない!フィット感も良い!!

補足情報だが、ワイの足は少々厄介なのだ。
簡単に言うと幅が広い。
サイズ的には23か23.5なのだが、足の幅が人より広めなのだ。

原因としては、ワイは地元で田舎の小学校に通っていて、その小学校の方針で、当時裸足で生活していたからだ。(外に行く時も裸足で飛び出し、校舎に入るときは足洗い場で足を洗ってから入る、上靴を履いていいのは冬の時のみ)

同じ小学校出身の友達に大学時代に足の幅が広い話をしたら、「それうちの小学校出身だからって知ってた?私も幅広いもん」と言われ、その事実を初めて知り驚愕したのだ。

その幅広のワイでも窮屈さを感じないダイアナの汎用性なんなの?神?

ってなった。

結果、清水の舞台から飛び降りました。

カードで2分割で。(2回まで利子かからない)

満足感が半端なかった。
防水スプレーして乾かしてとか手がかかるけど、初牛皮のブーツ大事に履きたいと思います。
それでは最後は写真載せときます。(載せるんかい!冒頭の説明いらんかったやん!ってツッコミはノンノン★)

まさに靴は安くてナンボ・1シーズンで履き潰してナンボのワイが高級靴を買った出来事は革命的だった。
ワンランク1の大人に近づけたような満足感でいっぱいだ。

ただ、高そうに見える安い服の探求は続けるつもり。
たま〜に自分へのご褒美と士気を上げるためのアイテムとして買い、それを末永く使うのはアリだなと思う。

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#ダイアナ #靴 #日記 #高い買い物 #エッセイ

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ゆびきゅう@サブカル系表現おやゆび
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