[dd-wrt]お家ルータの多機能化
dd-wrt
一家に一台ルータ。
ブロードバンドルータとかwi-fiルータとか無線ルータとか呼び方はいろいろですけど、PCやらスマホやらをネット接続するための機械ですね。
バファローのAir Station、NECのAterm、ioデータ、エレコム、いろんなメーカーのいろんな商品があって、値段や無線性能なんかで選ばれるのではないでしょうか。
このルータ、マニュアルを見るとわかるんですけど、使いもしないような機能まで含め、非常に多機能。わたしはというと、これまでなんのこだわりも持たず使っていました。
きっかけはコロナでお家時間が増えたことですが、なんとなくヒマにまかせてLinuxサーバを建てたり、これまで使っていたレンタルサーバを見直したりするなか、自宅でwebサーバを建てて公開することを考えるようになりました。
それ自体はドメインを取得してルータのNAT機能を使ってwebサーバにトラフィックを向ければ実現可能なんですけど、webサーバが稼働していないと成立しないわけで、これが相容れなかったんです。たいしたものを公開するわけでもないのに24時間稼働させるなんて、もったいないじゃん、と。
そこで、24時間稼働しているルータに着目したというのが発端です。
バファロールータの裏メニューになっているらしいLinux化。
こちらですばらしい解説がされているように、ハードオフの青い箱に入っているようなルータでも実現可能なようで、さっそく試してみました。青い箱を物色するときのポイントはUSB端子がついているものを選ぶこと。ルータの内部メモリでは容量不足でLinuxサーバとして稼働は難しいので、USBにストレージデバイスを繋げて容量を確保するとのこと。
で、わが家にやってきたのはNTT-Xのいわゆる「箱蹴り」品を未使用でハードオフ行きとなったと思われる新品のNetgear製のもの。
現状、これをdd-wrt化して、当初の目的のwebサーバを建てれただけでなく、広告ブロックなんかも実現してます。
この手法というか機能はずいぶん前に流行したもので、現在ではあまり情報も得られませんので、メモがてらつらつら残してみたいと思います。
ちなみに、このファームウェアの書き換えの副産物で無線の出力向上が可能なようですが、わが家ではデフォルトで十分なので試していません。