FC加盟店が1→2になるとすべてが変わる
フランチャイズ加盟店が1店舗の内はオーナーが主軸となって店舗経営をすれば良いので悩みも正直少ないです。しかし、これが2店舗になると話は別です。
クライアントの中にフランチャイズ1店舗から2店舗目をオープンするという相談をいただいた時に私がした回答を今日はご紹介しようと思います。
このオーナーは「2店舗ですが、ドミナントなので私がちょくちょく往復すればいいかなと思うのですが」と言うのですが、あなたはどうお考えですか?
たぶんこのオーナーのやり方だとせいぜい2〜3店舗が限界でしょう。
それも経営者なのに明らかに1店舗の時よりも忙しくなるし問題も増えます。自分自身が関わることで売上・利益を上げるというのは限度があるのでこの方法は薦めません。
2店舗を出すと決めたら10店舗経営しても問題が最小化できるフォーマットを用意する
2店舗出した際に、1店舗の延長線で仕事をするのではなく、最初から10店舗やるつもりでシステムを組んでいくことが大切である、ということです。
基本的に、2店舗目は店長を立てて、オーナーが現場に立つことはしないようにと伝えています。出るのはあくまでも創業店舗だけ、です。(もちろん欠員が出た際に応援勤務、というのはOKです)
「もし、10店舗まで店舗が増えたらどんなシステムを導入しますか?」
この問いについて本気で考えてもらいいくつかのシステム導入を決定しました。意外と少数店舗ではやらないのが決済システムです。クレジットカードが使えずに現金だけ、という古臭い考え方は2店舗規模だからまだいいよね、という発想からきます。
だから、最初からクレジットカードやQR決済、ICカード払いができるようにするのがベストなのです。当然ながら現金決済と比べると決済手数料がかかるので利益率は下がりますが、どう考えても現場は楽だし、お客様も楽です。
他にはどんなことが考えられますか?ぜひ一度じっくり考えてみてください。
①新店舗の現場には立たない(たってもオープンして1ヶ月程度)
→オペレーションの確立まで
②決済システムは顧客にとっても従業員にとっても楽を選択する
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