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売れる人と売れない人は見ている世界が違う

売れない人はなぜ売れないのか?昨夜の記事を書いてからTwitterで数件、DMを頂いたので違った視点で朝の気持ち良い鎌倉の風の中書いてみることにする。昨日は疲れ切った深夜だったので今日はもっとわかりやすく書ける様な気がする・・・

そうそう、なんで売れない人っていつまでも売れないのか?を読んでない方はこっちを先に読んでね。

そして、今日は続編?スピンアウト?まぁどっちでもいいか。

仕事柄、私は月に一回は店頭に立って販売員をしています。
やっぱ店頭って楽しいなぁ!と働き始めると思うのですが、行くまでは結構憂鬱、だって売れなかったらいやじゃん。売り方を教えてるのにさ。

店頭に立っていて感じるのは売れない販売員の視野の狭さ。
というかほぼ何も見えてない、って感じ。

例えば今お客様が何を見ているのか?に関心がないし、お客様が店員さんを探しているそぶりをしていても全く気づかないのです。

呼ばれてはじめて動く、これでは売れる販売員が先にお客様をキャッチされてチャンスすらないわけです。

ぼーっとしているわけでもないし、サボっているわけでもないのです。
ただ、視野が狭すぎる、という難題に売れない人は直面している、いやそれすらも気づいていないわけです。

「もっと、店内のお客様が見渡せるところで作業したらどうですか?」
「あのお客様また同じ売場に戻りましたよ。チャンスじゃないですか?」
「お客様が来店しているので作業の手を止めて挨拶しましょう」

と、注意することも少なくありません。
でも、私が入っている時は少なからずこの現象が改善します。

売れない人の視野を広げる大切な一言

それは、「もし、あのお客様が00さんだったらどんな対応してもらいたいですか?おしえてください」と伝えていることです。

「あのお客様は今何を考えていると思いますか?」
「あのお客様、同じ売場に戻ってきましたね。どうしてですか?00さんはどこで待機していたらよさそうですか?」」
と、お客様を主にしたお声かけをするようにしています。

これ、効果バツグンです(いきなりポケモンみたいになったけど・笑)。

こうやって主人公を自分からお客様に移すことで指導は効果が生まれます。
こうしなさい、あーしなさいは反省を生むけど、持続力がありません。

なぜなら自覚していないからです。
自分で考えて自分で解を出す、これとっても大切です。

多くの店頭で指導をしている人、営業で指導をしている人に届くといいな〜この記事。

小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント