自分の中の天才性に気づく&探す成田FC合宿inスウィートグラス北軽井沢
12月9〜10日と成田FC(ファンクラブでもフットボールクラブでもないよ)でのキャンプ合宿が行われました。
不便を楽しむ、がコンセプトでいかにみんなで力を合わせて1日を過ごすか、特に指示もなければやらなければいけないこともない。
自分で何をするべきかを見つけて行動をするという気づきや自分自身の思考・行動習慣に気づく、集団行動ならではの気づきの多い合宿にしようと思ったのですが・・・蓋を開けてみれば、ほぼ辻さん&なかり&遠藤さんの家事能力の高さ(辻さんはサバイバル能力がやばい)に助けられる合宿となりました。
今回の合宿で、1時間だけ全員が全集中した時間がありました。
それが、天才研究家であり10年以上付き合いのあるやまけんの
「凡人が天才になるためにはどうしたらいいのか?」の話です。
※録音は近々成田FCで一部のメンバーに公開します。
僕の感覚としてはやまけんの凡人が天才になるためには一般的なビジネスの成功の真逆をいくスタンスで実に心地よかったです。
例えば期日に決められたアウトプットに対して「見つかるまで探す、待つ」だし、見つかって探せても他者評価が得られなかったら趣味で終わることもあるそう。
一般的なビジネスにおける成功哲学とは
①「誰のために何のためにやりきるのか?」(ビジョン)
②「何をどこで勝負するのか?」(ポジショニング)
③「どうやった勝つのか?」(戦略・戦術)
④「期限を決めて何をするのか」(事業計画)
⑤「今日何をするのか?」(時間管理)
⑥「今日はどうだったのか?」(評価・改善)
この流れを一般的とすると、結構緩い、めちゃくちゃ緩いです。
約束の時間を3時間くらい遅刻するくらい緩い(誰のことかは伏せておきますが)。
早速話がそれるのですが、これは先日 voicyで対談をしたたっくんの話と似ている。
基本的に「ねばならないを辞める」というスタンスに近いです。
まだvoicyの回を聞いてない方は読むのを辞めて1時間お付き合いください。
たっくん(コンマリさんの夫)と話をしていて、「自分らしく」「ときめく」にはどうしたらいいのか?について色々と話をしたのですが、いかに自分自身が一般的な成功哲学を踏襲した日々を過ごしていたのかに気付かされました。
正直ある仕事がめちゃくちゃしんどかったことに気づいてしまったのです。
「どうしたら事業再生先の従業員の人生に貢献できるか?」
をテーマに話をしていたのですが、たっくんは一言「しらん」(笑)
ほんと拍子抜けってこういうことを言うんだなぁと思うくらい頭真っ白になった・笑
でも、話をしていたら「日本は延命に力を注ぎすぎているからイノベーションが起こらない」まさにその通りだなと思いました。
「潰れたら潰れたで役目を終えたっていうこと」
そうだよなぁ・・・と。
僕は無意識(責任感でもある)で仕事で縁があったところでは絶対に再生する!と決めて臨みます。再生すれば雇用が守られる、そうすればみんな幸せ!という思い込みを持っていたのです、たっくんと話をするまではマジで気づかなかった・・・ですね。
たっくんは「潰れたら潰れたでやめた人も必死で次の仕事を探す」と言い、めちゃそうやな(謎の関西弁)と思い掻い摘みますが一つやめました。
それは・・・
事業再生の仕事を今後一切引き受けない、ということです。
(案件はめちゃきますが、完全にやめました)
やまけんの天才研究の話で得た「それでいいんだ」の感覚
一番印象に残ったのは「ビジネス強者と正面で戦わずに逃げて良い」という話です。
(悔しいくらいやまけんの語彙力・表現力に感嘆の言葉しか浮かばない)
一般的には、同じ人間だし同じ土俵に立っても努力をすれば勝てると信じてやってしまいがちなところ「向き不向き、能力差を考えて心身ともに疲弊して自信を失うくらいなら逃げても良い、逃げた先で自分らしく稼げる場所を見つけよう」って言われてめちゃ心が軽くなったし、それでいいんだと思えました。
東京で生活をしていた頃は、コンサルタントとして「あの人はめちゃ稼いでる」「あの人の本が売れている」「あの人が大手企業と契約した」なんていうことを気にしてたなぁと。
今思うとくだらないし、他人と比べることで自分を鼓舞していたことを振り返りました。
と思いつつも、そういう時期があっても良いと考えています。
理由は、結果が出ているからです(実はこの結果が出ることがまた厄介なんだけど)。
この時は正しいと思っていたことも、自分自身の思考も触れる情報も住む場所も変われば思考習慣は徐々に変わっていくものです。
(人間歳をとる生き物なんですよね・笑)
これまで自分が出してきた結果に執着する必要はないとやまけんの話を聞いて確信しました。
正直鎌倉に引っ越してきて先輩経営者と過ごす時間を「同じ経営者として」とライバル視していたら体がいくつあっても足りません。(そもそも異次元の成功者すぎて比較にならないんですけどw)
誰かと比較をする時期は否定しないけど、結局末路は疲弊と自己否定、自信の欠如により心からの幸福感を味わえないということだけは間違いないです。
「俺はすごい」「俺は人より稼いでいる」「俺は業界でも有名人」とイキってても桁違いの金持ちと出会って「俺はまだまだだ」の繰り返し(笑)
これがドライブになる人は続ければいいし、無理なら辞めて逃げても良い、後者の感覚をこのnoteから感じ取ってもらえたら嬉しいです。
前者で断言できるのはどこかで虚無感を感じるということ・笑
自分が楽しいから続けられることは何か
自分が楽しくて続けれることって何か?
もはや趣味の領域なのですが、誰からも指図されずにずっと続けられていることは何かを考えてみるといくつか頭に浮かびますよね。
それを使って稼ぐとか売り上げるとか考えたことがないことで良いです。
ただただ楽しくて続けていることです。
僕は、
・アウトレットモールに行く
・都内や地方の百貨店に行く
・スーパーに行く
・最近はキャンプや釣り(アウトドア)にハマってるので専門店に行く
そうそう、何の用もなく店舗に行くのが死ぬほど好き(笑)
よく男性は買い物に行くのが嫌いとか言うけど、僕の場合は全く当てはまりません・・・
これがベースにありながらコンサルタント・研修講師としては山を登り切った感覚があり探究心がこれまでよりも下がっているのは事実です。
クライアントワークをしていてこれまでどうしてもタッチできなかった集客を口コミでカバーしたことですべてのピースがはまりました。(ごめんなさい、これは完全に僕にしかわからない感覚です)
クライアントそれぞれがいろんな課題を持っていますが、最近は少し話をすれば特定できるし解決策が秒で描ける状態です。
とはいえ、今はそうでも今後もすぐに描けるとは思えないのでアップデートは続けていきます。ただ割く時間的割合がこれまでよりも減るという感じです。
では空いた時間で何をしていくのか?
コンサルタント・研修講師のベースを守りつつ新しいことにチャレンジしているのが事業づくりです。
来年は稲荷寿司で勝負をするし、成田FCの #副業販売員 も3月で大台を超えて完全に事業化します。
今やっていることはこれまで誰もやったこなかったことばかり。
稲荷専門店もあるし、販売員派遣もあるけどそこでは戦わない。
そう簡単に模倣することもできない。ここに勝機があるのですが、やまけんの話がそのまま当てはまりました。シンプルに面倒だから参入は極めて難しいです。唯一無二モデルすぎています。
基本的に収益モデルばかりに目がいきますが、僕の場合は儲かるが起点でビジネスを組むことができません。稼ぐのが正直苦手です。
ただ、一緒に関わってくれるメンバーと幸せになりたい欲求は人一倍強いのでこうして合宿をして時間を共にする、一緒に成長するということに時間を割いています。次は船釣りに行きます。時間を共にしながら個々の特徴を知りビジネスアイデアが生まれてきます。
これが僕の勝ちパターン(無理のないスタンス)です。
成田FCはこんな感じで進めているので僕のストレスはほぼないです。
むしろもっとみんなの力になりたい!どうしたら関わってよかったと思ってもらえるかの欲は強くなるばかり。
自分の中での天才性を発掘するプロセスで気づいたのは
・店舗が好き(ざっくりすぎるけどシンプルに)
・関わる仲間が好き(何か一緒に喜びを分かち合いたい)
この二点は異常値なんだろうなぁと思います。
過去を振り返ってみてもABCマート・PCデポでの目標達成はこの二つを満たしていたし、次第に強化されていって今があります。
バイト先の仲間と毎日のようにサイゼリアで飲んでたし、1秒でも長くこの仲間と一緒にいたかったと心底思っていたし、一緒にいましたね・笑
どんどんチーム力は高まり「店長を勝たせたい!」ってみんなで力を合わせて昨年度対比全国1位と2位を2店舗で達成できたのもまさにそうでした。
実は自分の中での天才性はこうして「今こうなんじゃないか!」と思えることが決まった後に過去を棚卸ししてみると「あ〜つながってる」という不思議な感覚になれることにも驚きました。
本当に勉強になったなぁ、やまけんありがとう。
そんなやまけんが半年に一度の論文を公開するそうなので僕もみますが、みんなも見ましょう。リツイートするとやまけん喜ぶみたいですよ〜
小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社を経営している成田直人です。元ABCマートアルバイト個人売上日本一/PCデポ個人売上7か月で1億円/東久邇宮文化褒章受章/ビジネス書作家/研修講師/コンサルタント