シティリーグS6使用【アルセウスディアルガ】 〜今はクラハンが刺さります〜
どうも【ポケモンカード界の主人公】を名乗り、YouTuberとして活動しているナリタブロックと申します!
本記事は、僕が4/26のシティリーグで使用した『アルセウスディアルガVSTARデッキ』について書かれています。
この構築は、1日の対戦回数が多い場合を想定して「出来るだけ脳を疲れさせないで戦える」事を意識して作りました。
目次は以下の通りです。
⓪ 環境考察(タイムゲイザー・スペースジャグラー)
① デッキの選択理由(なぜディアルガ?)
② デッキレシピ解説(カードの採用・不採用理由も)
〜ここから先は順次加筆予定です〜
③ ゲームプランニング(要はデッキの使い方)
④ シティリーグ当日のマッチング
となっています!
直前まで考え抜いたので最後まで読んで頂けると嬉しいです!
⓪ 環境考察
tier1 ミュウ、パルキア
tier2 レジギガス、アルセウス裏工作、ハピナスミルタンク
tier3 はくば、ジュラルドン、雷系統、ムゲンダイナ
前日(4/25)までのシティリーグでベスト8以上の成績を残したデッキ分布を参考にして考察しました。
使用者数、入賞数共にトップのパルキアVSTAR、そして後攻でも高火力を出せるミュウVMAXのシェア率が全体の約50%を占めていた為tier1に設定。
その環境の中、ベスト4以上の成績をちらほらと出しているレジギガスとアルセウス、ハピナスミルタンクはtier2とし、環境上位のデッキに対してメタを張っているものをtier3に設定しました。
① デッキの選択理由
今回僕が『アルセウスディアルガVSTAR』を選んだ理由は2種類あります。
<感情的な理由>
・手に馴染んだから
・ディアルガのエクストラターンがカッコいい
・パルキアだけが流行っていてディアルガ可哀想
・脳筋高火力最高 ⸜(* ॑▿ ॑* )⸝シュキシュキ
<論理的な理由>
・VSTARの高耐久&高火力、そしてサイドが2枚しか取られない事が現環境において強い
・進化前のVポケモンのHPが220
・弱点を突かれる可能性が低い
・構築がシンプルなので、連戦しても脳が疲れない
今回何で出ようか漠然と考えた時に、以前撮影で使った『うらこうさく型アルセウスディアルガ』(YouTubeチャンネル『チェイスの森』から)
が自分の手によく馴染んだので、何となく『これで出ようかな…』みたいな事を考えていました。
一応他の候補デッキもいくつか選んでおきたかったので、使いたくないカードを省いてから考えました。その結果、
『環境TOPのミュウはウッウロボ持ってないから却下』
『パルキアとか火力安定せんし皆使ってる却下』
『レジギガスあいつ毎回事故る無理』
環境TOPのデッキは諦めました。
次にtier1のミュウとパルキアに勝てるデッキを探しました。
共通点を書き出してみたところ、
・ベンチ展開する事でデッキパワー(火力やダメージ、欲しいカードをサーチしやすい。など)が上がる
・特性に依存している
・ワザを打つ要求が低い
・サブアタッカーが優秀
・VSTARをワンパン出来る高火力が出せる
となりました。
この2つに楽に勝てるデッキを選ぼうと思い、
・弱点を突かれない
・特性をロック出来る
・むしろこちらが弱点を突ける
点を考慮して【サンダースVMAX】を選びました。
サンダースに関しては、前々回のシティリーグで72人規模の大会でベスト8に入った際に使用し、その後もずっと使い続けているデッキだったので、
第1候補をサンダース、第2候補をディアルガ
にして練習を始めました。
まずはサンダースを使ってパルキアとミュウ相手に練習したのですが、
『フュージョンエネのせいでダメカン乗らない』
『パルキアの弱点突いてるのに結構接戦で疲れる』
『サンダースなんかよく事故る』
『なんか勝つための要求高くね?』
愚痴しか出なかったので諦めました。
残ったのがディアルガしか居なかったので、何とかコイツで勝てるように仕上げる事にしました。
② デッキレシピ解説
まず最初にデッキが回ることを意識して組んだリストが以下のようになっています。
(当時ディアルガ足りてなかったので、裏向きのカードがオリジンディアルガV)
特徴としては、最新弾に収録されたトレッキングシューズで、ダブルターボエネルギーに触りやすくなりメタルソーサー用に鋼エネルギーを落とせる動きが強化されました。
そして調整の結果、以下のようになりました。
<追加されたカード>
・クラッシュハンマー×4
・崩れたスタジアム×1
・頂への雪道×2
・キバナ×1
・チェレンのきくばり×1
・ワタシラガV×1
<消えたカード>
・トレッキングシューズ×4
・マリィ×1
・ディアルガVSTAR×1
・エネルギーリサイクル×1
・ザマゼンタV×1
・ディアルガ25周年のやつ×1
・メタルソーサー×1
・トレーニングコート×1
(なんか枚数の計算が合ってない気がする…)
デッキを上手く回す事や鋼エネルギーの調整は練度を上げることで解決し、その分相手の想定外の動きが出来るようなキバナ、チェレンのきくばり、クラッシュハンマーを採用しました。
このデッキは博士の研究で必要な札を落とす盤面が多いのでネオラントVではなくワタシラガVを採用。クロバットVは1ターン目にエネを手張りする事が最低限の動きなので、最初に使う用に1枚。それ以外は基本使いません。
なぜクラッシュハンマーなのか?
エネ破壊の要素を加えた事で、ミュウとパルキア対面で勝率がグンと上がりました。
(体感ですが、パルキアは微有利から有利、ミュウは微不利かは微有利まで上がった印象です)
・ミュウの場合
メロディアスエコー280ダメージが1番恐ろしい(というかまず勝てない)ので、相手を倒せなくてもエネを減らせる手段があれば良いなと感じました。
最初はイベルタルを採用していたのですが、苦労して立てた割にはダブルターボエネルギーで即復帰され倒される。という事がしばしば…。
それなら『最低限280は出させないくらいでいいんじゃね?』という事でイベルタルは不採用になりました。
・パルキアの場合
パルキアは最初からエネルギーをトラッシュに送ってくれる事が多いので、後でデッキからエネルギーを持ってくる事が難しい。
そしてエネ加速はVSTARパワーに頼りがちな所があるので、頂への雪道で特性を止めつつバトル場にいるパルキアのエネを破壊すれば、簡単に行動不能にさせる事ができます。
(打つタイミングはパルキア側がたっぷりバケツを使った後)
ミュウに対しては最悪の状況を回避するため、パルキアには勝ちをより確実にするために採用しています
各カードの採用理由
・アルセウスV、アルセウスVSTAR 各4枚
このデッキの土台。最初のバトル場に置くポケモンはアルセウスでスタートしたいので4枚。
進化後のポケモンを持ってくる手段がハイパーボール4枚と少ないのでVSTARも4枚採用。
あとVSTARを4枚採用していると、デッキの内容をまだ1度も確認出来てない場合にハイパーボールのコストでトラッシュする事にためらいが生まれないのが楽。
・オリジンディアルガV、オリジンディアルガVSTAR 各2枚
このデッキの要。進化前のVが2枚と少ないのは、バトル場をオリジンディアルガVでスタートさせたくないため。対戦中にも基本1体しか立てないのでサイド落ちを考慮しても2枚で充分。
VSTARをトラッシュする場合はデッキの中にもう1枚またはふつうのつりざおがあるか確認すること。
・クロバットV 1枚
先攻1ターン目にアルセウスに手張りするために使う。極力ベンチには出さないようにする。
いい餌食です。
・ワタシラガV 1枚
博士の研究やハイパーボールで序盤では使わないカードを捨てる事が多いので、ピン刺しで採用しているキバナやチェレンの気くばりを使いたい時のために採用。
これはクロバットVにも言える事だが、ポケモンはふつうのつりざおでトラッシュからデッキに戻せるので、要らなければ捨ててしまう事が多い。
(やまびこホーンなど採用していそうなデッキ相手には注意)
・クイックボール、ハイパーボール 各4枚
1ターン目にアルセウスVは確実に置きたいので最大枚数の採用になっている。
中盤から終盤にかけては、ワタシラガVによって3枚目以降のボスの司令に代わる可能性があるのでデッキを圧縮する際には注意。
(相手が雪道を貼るようなデッキなら捨ててしまう事が多い)
・クラッシュハンマー 4枚
このカードについては前述の通りなので割愛。
これは運ゲーではない。このカードを採用するという選択をした事が強いのだ。
・ポケモンいれかえ 2枚
あなぬけのひもと最後まで迷った結果、無難にいれかえを採用。アルセウスで傷つけたVSTARやVMAXにスタークロノスで追加ターン貰う動きを優先した。
安定感を出したいのであれば、あなぬけのひもを入れてみると良い。
・おおきなおまもり 2枚
このデッキは序盤いかにサイドを取られないかが重要になってくるため、バトル場のアルセウスVとベンチで育成中のディアルガを倒されないように2枚採用。
おまもり1枚でミュウVMAXのパワータブレットや、パルキアVSTARのベンチに並べるポケモン枚数を増やせる。
・こだわりベルト 1枚
アルセウスVSTARのダブルターボエネ付きトリニティノヴァ(200-20+30=210ダメージ)でオドリドリの特性あり(-20ダメージできる)でもゲノセクトV(HP190)を倒せるように1枚採用。
後はミュウVMAX(HP310)をオリジンディアルガVSTARのメタルブラストでワンパンする要求を1枚下げられる。
(メタルブラスト 40ダメージ。このポケモンについている鋼エネルギー×40ダメージ追加。)
<計算式>
メタルブラスト(鋼エネルギー6枚+こだわりベルト)
40+40×6+30=310
となる。
・メタルソーサー 1枚
アルセウスでディアルガに3エネ加速するので、次のターンVSTARパワーのスタークロノス(5エネ必要)を打つには、あと1枚エネ加速すれば後は手張りでワザが使えるので1枚採用。
キバナもあるので、使うのはどちらか1枚で良い。
・ふつうのつりざお 1枚
このデッキは山札にエネルギーが無いとディアルガにエネ加速出来ないのでエネルギーを戻したい。そしてクロバットやワタシラガを呼ぶカード(ボール系)が多いので特性が使いやすいため、トラッシュから山札に戻しておきたい。
やまびこホーンの対策にもなる。
オリジンディアルガVSTARが1枚サイド落ち+博士の研究などでやむを得ず捨ててしまった場合の対策にもなる。超便利カード。
・博士の研究 4枚
メインで使用するサポートカード。最初から最後まで使える万能さ。
・マリィ 3枚
山札からカードを引けるサポートとして博士の研究の次に無難なカード。雪道との組み合わせが Good !! ふつうのつりざおなど後で使いたいカードを残すために打つ事もある。
・ボスの司令 2枚
対戦中に2回は使いたいカード。アルセウスで先殴りしておきたいVSTARやVMAXを呼ぶために1回。ディアルガでワンパンしたい先を呼びつけるために1回。本当はサイド落ちを考慮して3枚入れたいカードではあるが、ワタシラガでも使えるし…枠が…。
・キバナ 1枚
バトル場のアルセウスで加速する前に倒された場合、エネが1枚もついてないアルセウスVSTARで「キバナで鋼エネ1枚加速+ダブルターボエネ手張り」で即起動するために採用。
あと、メタルソーサーと違ってバトル場でも加速出来るのが偉い。
・チェレンの気くばり 1枚
パルキア対面で、かがやくゲッコウガで傷ついたアルセウスと後ろのディアルガに90ダメージずつ当てられる動きが辛いので採用。
使い道がピンポイント過ぎるので、すごいキズぐすりに替えるか抜いても良さそう。
・頂への雪道 2枚
自分がスターバースを使った後に特性を止める動きが強い。tier1のデッキに対して一瞬でも遅れをとると間に合わないので、クラッシュハンマーや雪道で1ターン作る事が必要になってくる。
このデッキは特性に依存しなくても回るので、使わないなら特性ロックしてる方が強いです。
・崩れたスタジアム 1枚
パルキアの火力を抑えたり、ミュウVMAXのドロー枚数を減らす事でワンパンを防ぐ。
不利対面のレジギガスの特性も使わせない。
・基本鋼エネルギー 9枚
枠の都合上9枚になってますが、本当は10枚入れたいところ。
体感、序盤に鋼エネルギーが1~2枚トラッシュに送られ、1枚はサイド落ちを考慮して合計3枚が使えない。
そしてバトル場のアルセウスに手張り1枚、後ろの2体目のアルセウスに1枚、その他をディアルガにつけるとすれば残り4枚しか付かない。スタークロノスを打つには5枚必要なので、
・後ろのアルセウスを育成せずにエネを節約
・ふつうのつりざおで山札にエネルギーを戻す
・メタルソーサーorキバナでトラッシュから加速
・チェレンの気くばりでバトル場のアルセウスを手札に戻して鋼エネを確保する
など状況によって対応を変える必要がある。ここがディアルガの難しいところ。
なので何かを抜いて10枚目を入れると比較的楽にはなるが…悩ましい…といった感じ。
・ダブルターボエネルギー 4枚
先攻2ターン目トリニティノヴァと後攻1ターン目トリニティチャージの成功率を上げるため最大枚数の採用。
このデッキはいれかえ札が少ないため、逃げエネ2のポケモンを逃がすためにもよく使われる。
不採用になったカード
・イベルタル(25周年記念パック収録)
ダブルターボエネルギーに対応しており、苦手なミュウ対面で活躍する優秀なカード。
だがしかし、
① イベルタルを山札からサーチ
② ダブルターボエネルギーをはる
③ バトル場といれかえる
3つの手順の要求が高い。
特に③はいれかえ札が少ないため、バトル場のポケモンについているダブルターボエネルギーを逃げエネとして使う事になる。
イベルタルに手張り分を合わせて1ターンに2枚も消費することになるので、イベルタルが倒された後の盤面が弱くなってしまうため不採用。
・トレッキングシューズ
ギリギリまで採用を悩んだカード。
デッキの回りが格段に良くなるカードだが、このデッキは上振れと下振れの動きの幅が少ないため、無くてもどうにかなるという結論になり不採用。
もっと言えば、別にこのカードがあっても強くはならないので、より強い動きをするためにクラッシュハンマー4枚とチェンジした。
・エネルギーリサイクル
このカードがあると、途中でディアルガが倒されても2体目を用意する余裕が生まれる。
だが、2体目を用意する余裕がこのデッキでは生まれなかったので不採用。
ディアルガの枚数もしぼっているので、つりざおでサイド落ちのケアをしたい。枚数がもっと多く採用されているなら検討する価値あり。
・トレーニングコート
これがある事でデッキの事故率が格段に減る。
だがしかし、パルキア対面での勝率がグンと下がるため不採用。
自分のメリットより相手のメリットの方が上回っているという感想。
クラッシュハンマーとの相性も悪い。
・ギルガルドV
下技でミルタンクにダメージを与える事が出来る。
タフネスマント込みのミルタンクをワンパン出来ない事とそれ以外に全くメリットが無いので、ミルタンクを切る選択の方が良いと考え不採用。
(サイドを相手に5枚取らせるプランがと取れるのなら、ギルガルドVMAXも採用すると面白いかも)
・ザマゼンタV(おうじゃのかまえ)
先攻1ターン目に特性で手札補充できる。さらにメタルソーサーとダブルターボエネて手張りで即起動出来る点が強い。
サイドプランが偶数になるので、本領を発揮すする事出来ないので不採用。
(その他気になるカードの不採用理由など質問かあれば加筆致します。)
〜ここから先は順次加筆予定なので、頑張って書いていきますのでお待ちください🙇〜
最後まで読んで下さってありがとうございます!
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それではまた次回の記事でお会いしましょう!…ByeBye!
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