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PJCSで6勝3敗、対ミュウVMAXは全勝!センス抜群のDDD構築。

どうも【ポケモンカード界の主人公】ナリタブロックです!
YouTubeチャンネル【ナリタブロックの物語】で活動中の動画クリエイターです!
今回は、PJCS2022で使用した【ドガスダイナダイケンキ】(通称DDD)について解説していきます!

・デッキ選択理由

① 練度が高い
僕が1番好きなポケモンがムゲンダイナなので、昔からよく使用したんですよね。
実際、2021年のCL愛知でも『クラハンドガスダイナ』を選んで出場していました!
(CL初出場で、成績は4勝3敗)
それからもずっと握り続けていたので、手に馴染むデッキだった事は確かです!

② 弱点を突かれにくい環境だった
ここ最近の環境では、超タイプのミュウVMAXが環境TOPに居続けているので、弱点を突かれてしまう闘タイプが激減しました。
以前は1枚だけ採用されていたようなガラルサンダーVも、今はベンチにV系統を並べるデッキも少なくなり、こちらも見かけなくなりました。

まぁ当日はレジロックで弱点ついてくる『レジギガス』が優勝するし?弱点突く気満々の『アルセウスバレット』とか結構居ましたし?環境読みが合ってたかって言われたらまぁ合ってないんですが(笑)

③ 変なデッキに強い
環境外のデッキって特性でブンブン言わせてくるデッキ多いんですよ。2進化デッキとか1進化バレットとか、後はアルセウス〇〇みたいな。そこら辺に特性ロックや特殊エネ無効化が刺さりやすいです!

④ 好きなカードなんで…(笑)
色々なデッキ回したんですけど、正直どれも環境TOPのミュウとパルキアに対して五分五分か微不利だったんですよね。
ミュウの上振れにはどんなデッキも勝てないし、パルキアの対応力半端ないし。
どれも勝率が同じくらいなら好きなカード使おう!って事になりました(笑)

・デッキレシピと採用カードの解説

JCSで6勝3敗のDDD

・ドガース、ガラルマタドガス 各3枚
後攻スタートでドガースを技『かくせい』で進化させる時、進化先が2枚だと不安なため3枚採用。

・ムゲンダイナV.VMAX 各3枚
対戦中、ベンチを8体並べられるよう2匹立てることが多いのでサイド落ちをケアして3枚ずつ採用。
ムゲンダイナVの逃げエネが2個である為、バトル場に縛られないようにあまり並べないように意識しているので3枚。

・クロバットV 4枚 VMAX 1枚
クロバットスタートの際、ステルスポイズンでベンチに下がりサイド1枚しかとられないドガスなどを押し付ける動きが必要になるので、VMAXを1枚採用。
クロバットVは言うまでもなく4枚。

・ガラルジグザグマ 2枚
HP280のVSTARポケモンに対し、MAX火力のドレッドエンドで足りない分をかんしゃくヘッドで補う。
ダイケンキのワザとの相性も良い。
サイド落ちをケアして2枚。

・ヒスイダイケンキV.VSTAR 各2枚
VSTARパワーのザンゲツスターを打つ為に採用。
闘タイプに弱点を突かれないサブアタッカーとしても優秀。
進化前が2枚無いとベンチに置きづらいと感じたので2枚。

・かがやくヒスイオオニューラ
どくのダメカンを2個増やせる為、相手を詰ませて倒すスピードが早くなる。ダメージ調整にも役立つ。

・クイックボール、ハイパーボール 各4枚
このデッキでは、手札を減らしつつすぐ消費できるポケモンを持ってくる事が出来るカードが強いため各4枚採用。

・ダークパッチ 2枚
2ターン目までに1枚使いたいカード。

(計算式)サイド6枚+初めの手札7枚+ドロー2枚+クロバットVの特性2回使用10 ~12枚+博士の研究かマリィ5~7枚

で30枚以上引ける。確率的にほぼ引けるので2枚採用。

・ポケモンキャッチャー 2枚
対戦相手に高HPのポケモンをバトル場に押し付けられる事が多いので、後ろのVなどを呼んでサイドを取る要求を下げる事が出来るため採用。
枚数は好みだが、キャッチャーでサイドを取る事を念頭にプレイするなら最低2枚は必要。

・こだわりベルト 1枚
これがあるとムゲンダイナが2エネ300ダメージの最強と化す。ドレッドエンド300はめちゃくちゃ気持ちいい。
だが、枠の都合上1枚の採用。
不用意につけてしまうと、ふうせんを付けられなくなるので、バトル場に呼ばれそのまま逃げられない事があるので注意。

・あなぬけのひも、ポケモンいれかえ 各1枚
枠の都合上、各1枚ずつの採用。状況に応じて使い分ける重要カード。

・ふうせん 1枚
ハイド悪エネルギーが採用されていない為、常に逃げられるポケモンを確保出来る最重要カード。
このカードのおかげでダークパッチの成功率が飛躍的に上がる。枠の都合上1枚。

・博士の研究、マリィ 各3枚
状況に応じて使い分けられるように同じ枚数を採用。
クロバットVと合わせて大量ドローが出来る。
デッキを回してみた肌感覚で3枚ずつの採用にした。

・ボスの司令 2枚
序盤は相手の逃げエネが重いポケモンを呼び出して縛り、後半はゲームを勝敗を決めるカードになる。
ポケモンキャッチャーも入っているため、気持ち1枚少なめの2枚。

・シンオウ神殿 3枚
このデッキの鍵。ミュウVMAXやヒスイゾロアークVSTARを手張り即起動を阻止する優秀なカード。
フュージョンエネルギーの効果を無効にして、ドガス特性ロックを通し、ダメカンを乗せられるようにする。

・基本悪エネルギー 9枚
枚数はデッキを回してみた肌感覚で決めている。常に山札に残っている枚数を確認しながらプレイしないと、手張り出来なくなったりするので注意。

・不採用カードの解説

・ガラル鉱山
最近のデッキには入れ替え札が多く採用されている(ドガス対策のあなぬけのひもや、パルキアのクロススイッチャー型の流行など)と感じていた。実際逃げエネを増やしても縛れない状況が続いた。
更に相手にも利用される事が多かった為、今回は不採用になった。

・ハイド悪エネルギー
初めの方は、ダークパッチとの噛み合いが悪いと思い枚数を減らしていたが、シンオウ神殿を多く採用すると決めた際に効果が消えてしまうので不採用にした。

・クラッシュハンマー
今の環境はダブルターボ手張りで即起動したり(ミュウ、ゾロアークなど)エネ加速の手段が豊富だったり(パルキアの特性やメロンなど)とクラハンで止まるデッキタイプが少ないので不採用。

※その他質問があれば随時追記していく

・各デッキへの立ち回り

vsミュウVMAX

先攻後攻を通して、メロエッタを上手く処理出来るかが非常に重要になる。
メロディアスエコー後のメロエッタに対して、ダメージを与えられるが倒せない場合は、ヒスイダイケンキVSTARのザンゲツスターで倒し、サイド複数取りする事を意識する。

・先攻の場合
1ターン目、バトル場に非Vのポケモン、ベンチにムゲンダイナVともう1体(出来れば非Vが望ましい。あなぬけのひも対策)を置く。手張りはベンチのダイナVに。

2ターン目、バトル場の非V倒された場合は手張りしたダイナを前、あなぬけのひもなどでサイドを2枚取られた場合はドガースを前に出す。
要はサイドを1-2-3、2-1-3で押し付ける事が重要。

(サイドを3、つまりVMAXで一発耐えないとほとんど勝てないので、相手がタブレットなど火力アップのグッズをあまりトラッシュしていなければ、ダイケンキVSTARを出してある程度タブレットやベルトを使わせる必要がある。)

バトル場が倒されていない場合はそのままダイナVMAXを2体押し付ける。フュージョンエネルギーを相手の場に4枚残さないように注意する。

・後攻の場合
1ターン目、バトル場はドガース、ベンチにダイナV、ダイケンキV、ドガースを展開する。
(優先順位は上記で書いた順番通り)
出来ればこのターン中にダークパッチで後ろにエネ加速するか、次のターンに加速できる様にふうせんを持ってきておく。
(決して貼らない事が重要。相手が事故った場合にボスで縛られて動けないケースがよくある為)

2ターン目、相手のフュージョンエネがついたメロエッタかミュウを倒す。
もし倒せない場合、メロエッタにフュージョンエネがついていれば、マタドガスのバッドポイズンで毒にしてダメカンを乗せる
(後でダイケンキのザンゲツスターで倒せるようにするため)

vs パルキアVSTAR

このデッキに対しては、『ガラルマタドガスで特性を止める事が出来れば勝ち、出来なければ負け。』というシンプルな構図になっている。

先攻でも後攻でも、バトル場にガラルマタドガスを用意し、かがやくヒスイオオニューラで毒でのせるダメカンを増やしてメッソンを倒しまくる。それしかない。

vs アルセウスジュラルドン

(アルセウス〇〇も同じ)

1体目のアルセウスには、ほとんどダブルターボエネルギーが付くので、ムゲンダイナVのHP220を超えることが出来ない。
相手の攻撃を耐えて、アタッカーを変えながらサイドを与えない動きが必要になる。

・先攻の場合
先攻2ターン目でドレッドエンドでアルセウスVを倒せるように準備する。
取れない場合は、マタドガスで特性を止めてダメージを蓄積させて、後々ワンパン出来るように調整する。

・後攻の場合
1ターン目はバトル場にムゲンダイナVを置き、アルセウスVSTARのトリニティノヴァを耐えつつパワーアクセルでバトル場のアルセウスVに30ダメージを与え、ベンチのムゲンダイナVにエネ加速して2体目のアタッカーを準備する。

(返しで相手のアルセウスVSTARのトリニティノヴァで1枚か2枚サイドを取られてしまうと、こちらがムゲンダイナVMAXで1度は戦わないといけないので、残り2体倒されるだけで負けてしまう。
この対戦を有利に進めるためには、トリニティノヴァ(+こだわりベルト)210ダメージで倒れないVポケモンを前に出す)

2ターン目に30ダメカン乗ったアルセウスVSTARをムゲンダイナVMAX(パワーアクセルでエネ加速した方)で倒す。
後はアタッカーを入れ替えてサイドを取られないように立ち回り、残りのサイドを取りきる。

・当日のマッチアップ

1戦目 ミュウVMAX 後攻 勝ち⭕️
後1かくせいは打てたものの、ダークパッチを引けずエネが1ターン遅れたまま試合が進んでいた。
途中、相手がドガスで特性ロック+シンオウ神殿が場に出ている事に気づかずプレイミスしたおかげで巻き返す事に成功。

2戦目 ヒスイゾロアークVSTAR 後攻 負け
後1かくせい+マリィなど数々の妨害をトップの引きでことごとく解決される。やれる事はやった。仕方ない。

3戦目 ミュウVMAX 先攻 勝ち⭕️
順当にムゲンダイナVMAXでメロエッタ、ミュウ、ミュウでサイド1-3-3で取りきり勝ち。

4戦目 ミュウVMAX 後攻 勝ち⭕️
後1かくせいが言えず、序盤はミュウ側にサイドを先行される。途中メロエッタにエネが足りてない事に気づかずプレイミスがあり逆転。

5戦目 アルセウスミルタンクエルフーン 先攻 負け
ムゲンダイナVMAX×2、シンオウ神殿×3、悪エネ、かがやくヒスイオオニューラ、とかいう大事故の手札からスタート。
更に相手はミルタンクと雪道ガン積みのエネ破壊まで。無理ゲー。僕は悪くない。

6戦目 アルセウスバレット 先攻 勝ち⭕️
ベンチにあまり並べられなかったので、クロバットV、カラマネロVなどHPが低いVポケモンをボスやキャッチャーで呼びサイドを稼いだ。
最後、セイボリーでベンチを減らされ無傷のアルセウスVSTARを前に出されたが、あなぬけのひもで解決。

7戦目 ゼラオラフーパファイヤー 先攻 勝ち⭕️
自分の手札もあまり良くなかったので、ドガス+オオニューラのバッドポイズンで、特性を止めつつメッソンを狩り続けた。
途中、ゼラオラで1ターン作られたが、バッドポイズンの残りをザンゲツスター40で落とし、後ろで控えていたライコウVをドレッドエンドで倒して相手のサイド残り1枚。そのまま押し切って勝ち。

8戦目 アルセウスジュラルドン 先攻 勝ち⭕️
まさかの身内との対戦。アルセウスの加速先のVMAXを呼び出し先殴りするなど、相手のテンポを崩しそのまま押し切って勝ち。

9戦目 パルキアVSTAR 後攻 負け
後1かくせい+マリィするもボスの司令で避けられる。1度も妨害が刺さらず押し切られて負け。

最終202位で終了。
(7勝3敗のムゲンダイナが1人だったので、マジでダイナ使いとしては日本2位説濃厚。だったらいいなw)

・最後に

今回のPJCSを通して得た経験は、僕を確実に成長させてくれました!
「『公式の大型大会に出る』という事は、それだけ意味のある事なんだなぁ」としみじみ感じました。

ポケカを趣味として楽しんで遊ばれている方からすると、『私なんかが出てもいいんですか…?』など競技プレイヤーの方達に気後れする事もあると思いますし、中には当たりの強い人や意見などもあると思います。

でも、そんなもん関係ないです。『出てみたい!』と少しでも感じるなら1度出てみるのも良いですよ?

否定する人もいれば肯定してくれる人も沢山いますし、せっかくの趣味なんで気の合う人達の意見を聞いて他は無視しちゃいましょう(笑)

そして、SNSでしか話した事ない人達と実際に会って話したり、対戦相手と談笑して仲良くなったり、色々な経験を楽しみましょう!

僕のこと見かけたらぜひ話しかけてください✨話しかけられて嫌に思うことなんて絶対ありませんし(笑)

この記事を読んでくれた方とお会い出来ることを楽しみにしています!

そして、今回PJCS会場で対戦したりお話した方々、ありがとうございました!
これからもポケカを趣味としても競技としても楽しんで結果を出していきたいと思います!

PJCSの感想や気づきを動画にまとめてありますので、こちらもどうぞ!

【報告】ムゲンダイナで自己ベスト更新!PJCSに出場してきました!

それではまた次のnoteでお会いしましょう!Byebye!

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