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「ないものねだり」ではなく「あるもの感謝」

「これいいな、あの人いいな、羨ましいな」
定期的に訪れる、このないものねだりの感情、劣等感。


普段地方で暮らしているからこそ、都会に出てきた時ほど私は強くそれを感じます。
ここ数日で東京・大阪に出張をしたのですが、今回も例に漏れずそれを実感しました。



移動中に読んでいた「行動経済学」の本の内容を少しかいつまんで、この感情の話をしたいと思います。


私たちは普段の生活において、相対性で決断しがちです。
なぜなら、相対性は理解がしやすいからです。
AとBでAの方が優れていたら、間違いなくAの方を選びますよね。



しかし、この相対性には終わりがありません。
綺麗なオフィスを知ってしまったら、さらに綺麗なオフィスで働きたくなってしまう、
いいお店でご飯を食べたら、もっといいお店でご飯を食べたくなる、
相対的に優れたものをずっと選択し続けることになります。


この悩みの唯一の解決策は、相対性の連鎖を断ち切ることです。
具体的に何をすればいいのかというと、今自分が持っているもの、置かれている状況に満足することです。



ないものねだりの感情は、
「現状をもっと良くしたい!」というエネルギーに変換することもできます。
それ自体は良いことだと思います。


ただ、死ぬまでずっとそれを続けていると、いつか心が消耗してしまうと思います。


なので、自分の「ないものねだり」の感情に気付いた時こそ、
自分が今どれほど恵まれているかという
「あるもの感謝」の気持ちを忘れないようにすることが重要です。



以前書いたこの記事も今回の記事と同様の内容ですが、「行動経済学」で説明できそうです。


自分が書いたnoteの中で一番好評なので、ぜひこちらも読んでみてください🍀

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