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「出来ない」ってなかなか良いもん

『好きなことで、生きていく』
最近良く聞きます。また、そう過ごしている人を目にすることが多くなったと感じます。好きなことを突き詰める人ってかっこいいです。憧れます。
憧れるのは、私自身が好きなことを突き詰め切れていないと感じているからです。世の中の人たちと比べると、自分は出来ないことばかりだと感じているからです。ただ、出来ないってそんなに悪いもんじゃないなって思っています。
今回は、「出来ない」ってなかなか良いもんというテーマでお話します。


出来なかったことが出来るようになること

初めて逆上がりを出来た時の気持ちを覚えていますか?
初めてクロールで泳げた時の気持ちを覚えていますか?

今まで出来なかったことが、出来るようになった時、私たちは成長を実感します。自分が誇らしくなります。こんな経験の一つひとつが、今の私たちを作り上げている気がします。

最近初めて出来るようになったこと、ありますか?

大人になるとやらなくちゃいけないことが増えます。そして子供の時よりも、出来ないことを出来るようになるために使う時間は減ります。つまり、自分を誇らしく思う機会が減っているということです。
出来なかったことが出来るようになること、これは自己肯定感を保つのに必要なことです。


出来ないこととやらないこと

逆上がりも泳ぎも1度出来ると2度目からは、難なくクリアできます。出来ることが増えると、出来ないことは減っていくんです。自分を誇らしく思える瞬間は、出来なかったこと1つにつき1回づつしか訪れません。出来ないことがあればあるほどお得な気がしてきます。

一方で、出来るか出来ないか試す前に「やらない」の選択肢もあります。こっちを選んでしまうと、自分を誇らしく思える(自分を好きになれる)チャンスを逃してしまします。「やらない」を選んでしまえばしまうほど、失敗経験も成功経験も同時に失ってしまいます。これってもったいないです。

出来ないこととやらないことは違います。
出来ないという事実を知るだけでも、今後出来るようになった時を思うと、とりあえずやってみるのには価値があるように感じます。


「出来ない」ってなかなか良いもん

自分は出来ないことばかりでスペックの低い人間だと感じていました。ただ、出来なかったことが出来るようになる瞬間って、とっても貴重な経験です。最初から出来る人には味わえない至高の体験が出来ます。
今回は、「出来ない」ってなかなか良いもんというテーマでお話しました。出来ないってことは出来るようになる経験が出来るってこと。そう考えると、いろいろ出来ない自分も受け入れやすくなる気がします。


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