ピックスクラッチでプロっぽいサウンドに!小さな工夫で表現力アップ@成増ギター教室2025/1/22
こんにちは、成増ギター教室です!
今回のレッスンテーマは、ギターテクニック「ピックスクラッチ」「グリッサンド」。少しの工夫で演奏がグッとプロっぽくなり、迫力のあるサウンドが得られるこの技術をマスターしてみましょう。
ギター初心者から中級者まで、どなたでも楽しんで練習できる内容です。特に気持ちが上がる系の曲でよく使われるテクニックなので、ぜひ日々の練習に取り入れてあなたの「手ぐせ」にしてください。
ピックスクラッチとは?
ピックスクラッチは、ピックのエッジを弦の巻き弦部分にこすりつけ、独特な音を鳴らす技術です。セクションが変わるタイミングで効果的に使うと、曲にメリハリが生まれます。
★ピックスクラッチのやり方とポイント
①ピックの側面を使う
ピックのエッジ(側面)を弦に沿わせてこすることが基本です。6弦や5弦などの巻き弦部分を使い、ザラザラとした音をしっかり出します。
②2本の弦をまとめてこする
弦を1本だけでなく、2本を同時にこすると音に音に厚みが加わります。1本の弦でコツをつかんだら、慣れてきたタイミングで弦の数を増やしてみましょう。
③スムーズなつなぎを意識する
ピックスクラッチを決めた後のコードチェンジを素早く行い、流れるような演奏を意識しましょう。スクラッチした後の「次の音」のポジションを確認してより自然な流れを練習しましょう。
★練習のコツ
①短い距離から始める
まずは弦の短い範囲で。慣れてきたら徐々に距離を伸ばしていきましょう。距離感を掴むことが安定した音の第一歩です。
②最後のコードから近い位置で始める
始める位置は、最後に弾いたコードの近くを意識します。終わる位置も、次に弾くコードの近くを狙うと、動きがスムーズになります。
③「上げてから下げる」動きで勢いをつける
これはグリッサンドだけに言えることですが、「上げてから下げる」を意識することで、音の勢いが増します。
★おすすめの曲で練習しよう
今回のレッスンでも使った「小さな恋のうた」や「ライラック」は、ピックスクラッチ、グリッサンドを取り入れた練習にぴったりの曲です。アクセントとして使うと、演奏が格段に印象的になります。
★最後に
今回紹介したテクニックはちょっとした小技ですが、使いこなすことで演奏がぐっと魅力的になります。これをきっかけに、自分らしいサウンドを探求してみてくださいね。
次回も一緒に楽しくギター弾きましょう!
成増ギター教室🎸