検事長法改正含めて最近の流れを邪推してみた
慌ただしく辞任に追い込まれた黒川元検事長。この流れ色々あり過ぎてすごく興味深くて色々調べていくうちに一つ思う事があったので邪推してみました。これはあくまで邪推であって真実とは違う可能性もあると言う意味で読んでもらえたらと思います。
今回麻雀賭博が文春に掲載され検事長という立場を辞任する事になった黒川元検事長。
端を発すると今年の1月の国会で黒川さんの定年を延長する閣議決定により定年は延長されていました。
そして、今月話題になった検察庁法改正。
これは検察の定年を引き上げる事などが盛り込まれていた中で、賛否が分かれたのは内閣の判断で定年後役職の職を継続出来るという内容。
世間の批判は検察の人事を内閣が決めるのは三権分立が崩壊するのでおかしいといった内容。
自分も色々調べてみたのですが、検察の人事権は法律でそもそも内閣にあるのでその点については問題ではないのです。
しかし、歴史を辿ると法律では内閣が任命するとされていた検事総長をこれまで内閣ではなく検察内部で選ばれてきていたという事が分かってきます。
そうなると安倍総理が検事総長にしたい黒川さんにしようとしてる動きを面白くないのはどこかと言うと検察内部ですよね。
検察が次期検事総長にしたいと考えていたのは黒川さんではなく林さんだった。
でも黒川さんの定年延長されて検察庁法改正され内閣の思うような通り進んだら黒川さんが検事総長になってしまう。
それを阻止する為にはどうすべきか。
世論を動かして検察庁法改正をまず止めて、黒川さんが不祥事を起こして辞任する。
そして、その検事長ポストを林さんについてもらって、次期検事総長にそのまま林さんにつくという検察の思惑通りになる。
黒川さんと麻雀していた事が新聞社という事で報じたのが文春というマスコミ。
もはやこれは闇でしかない。
ただ、私自身こういった流れがないとこうして調べたりする事もなかったし、知る事も恐らくなかったと思います。
調べてみると色々矛盾する事あるものですね。