藍色の楽園。 沖縄自転車旅2日目
本日のルートは 名護→大宜見→国頭村奥
さて、本日の出発地に向けて出発!
どこかの橋の上から撮影。
沖縄県最北のコンビニのファミリーマート。日本最南端の都道府県の最北端のコンビニってなんか面白いと思うのは自分だけだろうか。品ぞろえはもちろん普通のコンビニと変わらない。紫いもアイスとかも購入して食べたような気がする。隣には道の駅もあった。入ったけれど、あまり覚えていない。というか、普通に道の駅だった。
そういえば、さんぴん茶という沖縄でしか見たことのないお茶があるのだが、私は今回沖縄に来たタイミングでめちゃくちゃハマってしまった。ジャスミン茶よりもすっきりした飲み心地がし、沖縄に行った際には毎回買ってしまう。ファミマの900mlのお茶のペットボトルでも紅茶やウーロン茶と同じように売られており、ファミマに寄った際には絶対と言っていいほど購入してしまう。
探さなくても自販機でも売っているので、興味が湧いた方は是非飲んで欲しい。
…さて、その先へ進むと「ヤンバルクイナとび出し注意」の標識が。沖縄ならではだな~と思いつつ、他の地域ではどんな動物が飛び出してくるのか少し気になってしまう。
しばらく緩やかな登り坂が続いたため、自転車を押して歩いた。足を付かずに登りきるぞ!というプライドはさらさらない。車の通りも少なく、ゆっくり歩いているため周囲を見渡しながら歩いていたもののヤンバルクイナには会えず…。
そうこうしているうちに、本日宿泊予約をしていた宿に着いてしまった。
もう少し、時間がかかると思って到着時刻を18時頃にしていたのだが、14時頃には到着してしまった。かなりはやく着いてしまったにもかかわらず、あたたかく迎えてくれたことは本当に感謝しかない。(この看板を見た時点ですでに最高な空間である予感はしていた。)
本日の宿泊場所は「空の間indigo」
もう見るからに映えそうな空間。素敵すぎる。オーナーさんらが切り開いて作ったという、ほぼ手作りの空間。本当に凄すぎる…尊敬の念しかありません。
到着して素敵な空間だと伝えると「思う存分探検してください!」と写真撮ってもいいかと聞くと、「どうぞ!好きなだけ撮ってください!」と有難いお返事を頂いた。
写真が多いため長くなってしまいそうなので、こちらの宿の紹介はまた次回にしようと思う。
私はここの宿のオーナーさんご夫婦と夕飯時にお話して、色んな場所を旅したいという、以前から思っていた気持ちが一層強くなったきっかけだと思っている。
この沖縄自転車旅に出た2018年当時は、日本橋から三条大橋まで東海道を歩いてみたい。それを叶えたら、日本一周してみたい。という両者とも一つの願望でしかなかった。そんな大きな夢を人に話したのは初めてだった。家族に話せばきっと心配されるし反対される。友人らには本当に実現できるかどうかわからないことを口にしたくなかったからだ。
実はこの沖縄を周る旅に出たことは両親には特に伝えなかった。「1週間沖縄に行ってくる」という報告のみであった。言うと反対されることはわかっていた。言わずに来たという後ろめたさもあった。私のやったことは結果として事後報告という、決して良いことではないということは薄々気が付いていた。
そんなことを話すと、オーナーご夫婦は自分たちの色々な話をしてくれた。私も何かに挑戦した時、親には言わずに行った。と、気にしていることを触れずに、私の判断を否定することもせずに、話をしてくれた。ジブリが好きでオーストラリアでワーホリしながら舞台になった場所を訪れたとか、友人が九州から歩いてここに来たとか…自分の知っている世界がまだまだ狭いことに気が付き、今知らないことを将来知ることが出来るかもしれないということに胸が高鳴った。
「東海道歩いたら、また来てよ。その時に色んな話が聞きたいな。」(3年前の記憶なので、一言一句あっているとは限りません。)と、言われ絶対にまたここに来ようと思った。それが例えリップサービスであっても、数多くいる宿泊者の中で覚えてもらっていなくても、ここで過ごした時間は私の乏しい語彙力では伝えきれない素晴らしいものであったことに間違いはない。
またいつか、自分の自転車で行ってみたいと思う場所である。
夕食後、絶対にあのハンモックで星を見るぞ!と意気込んでいた。にもかかわらず、ふかふかの布団で横になるといつの間にか眠ってしまっていた。
↓当時のインスタグラムです。