モンテディオ山形”U-23マーケティング部”
はじめに
はじめまして、わたしは、モンテディオ山形U-23マーケティング部のタイシです。このnoteでは、僕個人が活動を通して考えていたことを「自分の言葉」で「Jリーグに関わるすべての方」にこの活動を知っていただきたいとの思いで記述していきます。
※モンテディオ山形の広報担当の方に目を通していただいていますが、具体的な記述内容に関しては、指示をもらってはいません。
まず最初に、モンテディオ山形に関わるすべての方に感謝申し上げます。
いつも活動を支えてくださる、クラブスタッフの皆様、多くの知識を与えてくださったビジネスパーソンの皆様、多大なご支援をくださるスポンサーの皆様、表敬訪問を受け入れてくださった、行政の皆様、私たちの活動に協力していただいた、選手の皆様、そして、私たちの活動を温かく、熱狂的に支えてくださったモンテディオ山形ファン・サポーターの皆様、誰一人かけても今の私たちU-23マーケティング部は存在しません。本当にありがとうございます。最後まで何卒よろしくお願いいたします。
そもそもU-23マーケティング部とは?
「U-23」という言葉はサッカーに馴染みのある方にはすぐに理解してもらえると思います。馴染みのない方には23歳以下(Under23)と考えてもらえれば、大丈夫です。私たちは普段、毎週木曜日の18:00~19:30の1時間半オンライン又は現地組はやまがたクリエイティブシティセンターQ1(山形駅近く)に集まり、インプットとアウトプットを繰り返しています。さらに実際の試合でイベントやチケット、グッズを考案から広報、実行までに挑戦してきました。
私が考えるU-23マーケティング部の目的は、大きく分けては3つです。
・モンテディオ山形の人気向上、集客向上
・山形県全体を盛り上げること。
・私たち自身の「主体性」を伴った成長。
下記のイメージ図からわかるクラブの見解とも相違がないように思えます。
私にとって、U-23マーケティング部には2つの大きな魅力があると考えています。
1.Jリーグクラブという「情報発信力」と「環境」
2.同世代の「優秀」で「サッカー好き」な仲間との交流
1つ目の情報発信力は、Jリーグだけでなく、すべてのプロスポーツチームが持っているものです。プロ野球チームと比較するとメディアからの注目度は低いですが、依然として、日本でも二番目のプロスポーツであると断言できます。さらに、モンテディオ山形の山形県内の認知度はほぼ100%(筆者の体感ですが、、)あります。
その認知度に伴って、環境も整備されています。「クラブが学生を利用する」だけでなく、「学生がクラブを利用する」ことで、学校やサークルだけでは達成し得ない目標や、普段会うことのできない社長の方やビジネスパーソンのお話を伺うことができています。クラブの規模が大きければ大きいほど、学生に投資することのできる金額や規模は上がるのでは?(決して、モンテディオ山形の支援が少ないわけではないです)と考えることもできます。そのため、もっとたくさんのJリーグクラブ、スポーツチームに同様の活動をしてほしい!との思いから、このnoteを記述しています。
メンバー構成について
2つ目の同世代の仲間についてこの章で記述していきます。
全員で約40名の仲間の構成として、大きく3つに別れます。
・山形在住のモンテディオ山形サポーター(40%)
・山形出身で大学進学を機に山形県外などでひとり暮らししている大学生サポーター(50%)
・モンテディオ山形や山形に縁がないが、スポーツビジネスに興味を持つ学生(10%)
僕は横浜出身でマリノスサポーターですが、モンテディオ山形の営業インターンに大学2年生から、オンラインで参加していました。モンテディオ山形というクラブとして、学生に大きな場を与えるという環境はどのJリーグクラブよりも整っていると言えます。クラブとして、そんな背景や経験があったからこそ、この大規模な構想が実現できたと考えます。
私たち学生世代の共通の悔しさとして、新型コロナウイルスで奪われた時間と機会があげられます。しかし、コロナウイルスがあったからこそ、オンライン化が進み、山形のクラブに関東の学生が深く関わることのできる環境が整ったとも言えます。
こうして集まった様々な環境の約40名の学生が、週に一度集い、本気で山形を盛り上げるために、必死で考えてきました。
僕の仲間たちは本当に魅力的で多様性に富んでいます。いつもうるさく、ガッツのある、MYくんやMくんそして、Rちゃん。センスの塊であるNちゃん、どのチームよりも実行力と主体性のあるaチームのみんな、スーパービジネスパーソンのRさん、クラブのスーパーバイタリティお兄さん担当のHさんとAさん、毎週木曜日が本当に楽しい時間です。
私たちの集大成
私たちは1年間という期間でU-23マーケティング部としての活動を行ってきました。その活動の集大成として、10/8(日)14:00キックオフモンテディオ山形VS栃木SCにて「U-23マーケティング部トータルプロデュース青春スタジアム」を開催します。この試合で私たちは1万人の集客動員を目指して、様々なイベントを企画してきました。(モンテディオ山形の平均観客動員数は2022年度:6500人)
ぜひ一度U-23マーケティング部が制作したPVを見ていただきたいです。
「青春スタジアム」というテーマに決定した理由は主に2つあります。
・私たちの世代で奪われた「青春」をたくさんの人が集まったスタジアムで感じたい。
・どの世代の方にもサッカーを通して「青春」をともに感じてほしい。
1つ目に関しては私たちの世代が感じていた悔しさ、苦しさがあります。普通の高校・大学生活を送ることのできなかった青春を、スタジアムで巻き起こる様々な喜怒哀楽を通して感じたいと考えました。これは私たちだからこそ出たテーマであるように感じます。
私にとっては2つ目に懸ける思いがとても強いです。「青春」という言葉は、大人になっても感じられるものである、特にスタジアムに普段来る方は常に感じているものであると私は考えています。私がサッカーを観に行く理由は「マリノスが強くて、サッカーが面白い」よりも「頑張っている選手が活躍した瞬間を見て、自分も頑張ろう」とする気持ちが大きいです。その気持ちを感じる瞬間こそが青春であると私は考えています。
「誰かを全力で応援して、活躍した瞬間を仲間と見届け、日常へのモチベーションにする。」
最近、様々なところでサポーター論が巻き起こっていますが、私の個人的なサポーター論としては上記の通りであり、単純にその表現の仕方で齟齬が起きている様に感じます。どのサポーターもこの思いが強いからこそ、あるサポーターは90分間跳ね続けたり、あるサポーターは金銭的にサポートしたり、わざわざアウェイに遠征していると考えます。
10人スタジアムに来れば10人とも「青春」という言葉の意味の捉え方は異なります。しかし、私たちは一人でも多くの人に上記の「青春」を届けられるように当日の試合終了まで、必死に取り組んでいきます。
Jリーグクラブに関わる全ての皆様へ
私たちの活動はJリーグが掲げる「シャレン」の取り組みの一つとして位置づけられます。どの学生メンバーもこの活動を通して大きく成長してきました。そこでぜひ、来年度以降、たくさんのクラブで「U-23マーケティング部」を発足させてほしいです。もちろんプロスポーツチームである以上、「試合での勝利」が第一優先で求められます。しかし、地域の学生や子どもをスポーツを通して育てることは将来の「試合での勝利」に大きく貢献すると私は考えます。ぜひ、地域の学生や子どもが挑戦できる環境を創造してあげてください。私も来年から社会人です。私は学生や子どもたちが挑戦できる環境を創り上げることのできる社会人になりたいと心から思います。
モンテディオ山形のファン・サポーターの皆様へ
私たちの活動を様々な形で温かく、そして熱狂的に理解し、支えていただき、本当にありがとうございます。10/8(日)のホームゲームぜひ、普段は誘わないような方に声をかけて一緒に盛り上げていただきたいです。断られたとしても、次のホームゲームやプレーオフに誘う際のきっかけとなると思います。
さらに今回の試合で学生限定1000名招待を行います。(※事前申込必須)ぜひ、私たちと同世代のみなさん、友だちをたくさん誘ってスタジアムを真っ青に染めてください!!当日は魅力的なサッカーだけでなく、麺まつりをはじめとしたJリーグ有数のキッチンカー、初心者でも楽しめる応援ハリセン(無料!)、いつもの縁日屋台をパワーアップさせた超縁日などなど、たくさんのイベントを用意してお待ちしています。当日は最高の青春をスタジアムで巻き起こしましょう!よろしくお願いいたします。
学生招待申し込みリンク:https://tinyurl.com/26zyx4x
当日のイベント内容:https://www.montedioyamagata.jp/campaign/lp/u23produceday/