Macのcontrolキーを使いこなし隊
今回話したいことは至極単純。私たちのようなnoteやブログの執筆者にとっても一般ユーザーにとってもMacのcontrolキーは便利だということだ。
特に私のようなUSキーボード利用者はcontrolキーを活用することで入力言語をより効率的に切り替えることができるのだ。
まずは誰でも知っているようなものから紹介しよう。
例えば、文字を入力している途中で文の先頭に接続詞を入れる必要があることに気づいたら、control(以下⌃)とaを押せば文頭にカーソルが移動する。
反対に、文末へ移動する時は⌃eだ。
文字を推敲中にこれ以上の文は蛇足だという時は⌃kを押せばカーソル以降の文字を全て消すことができる。
少し似た状況として、カーソルの右隣の1文字を削除したいときは⌃dで良い。
正直、割と最近までこういうショートカットキーがあること自体は知っていたが、あまり使いこなせてはいなかった。
しかし、今日初めて知った「入力中の日本語を変換する」ショートカットキーはこれからパソコンを捨てる日まで何回も使うことになるだろう。
⌃j ひらがなに変える
⌃k カタカナに変える
⌃l 全角Romajiに変える
⌃; 半角Romajiに変える
「うん、よく使い道がわからない」という人もいるだろう。
しかし、本当に使い道がないかをよく思い出してみてほしい。
以下のような言葉、記号に覚えはないだろうか?
「建物名は全角英数字で入力してください」
ようつべ。cおm
()
改善
して見る
ナンとなく私の言いたいことがわかっただろう。
(この”ナン”もMacの自動変換のゴミ精度を表すいい証拠となった)
世の中には隠れたストレスが多すぎるのだ。
しかしそう嘆くだけでは変わらないため、上のような状況では以下のようにすればいい。
「建物名は全角英数字で入力してください」
→建物名を日本語モードで入力→最後に⌃lようつべ。cおm
→⌃;()
→⌃; → return → ⌃b(カーソルを1つ後ろに)因みに・も/にできる
改善
→⌃k (なぜカタカナにする必要があるかはわからないが)して見る
→⌃j
F10でも似たような機能はあるのだが、fnキーとF10キーはホームポジションから離れているため実用性に欠ける。
しかしcontrolキーなら、右手をホームポジションから移動させることなくひらがな、カタカタ、全角ローマ字、半角ローマ字を切り替えることができるのである。
(欲を言えば入力が終わった文字も変換できると助かるのだが)
これをきっかけに、⌃dも⌃bも活用しようと思う。矢印キーより多分速い。
以下、テキスト入力時に使える全てのcontrolキーを用いたショートカットだ。
他にもショートカットがあればコメントで教えてほしい。
⌃a/⌃e: カーソルを文頭/文末に移動
⌃f/⌃b: カーソルを右(前)/左(後)に移動
⌃p/⌃n: カーソルを上(前)/下(後)に移動
⌃h/⌃d: カーソルから右(前)/左(後)の文字を削除
⌃l: 選択したテキストを画面の垂直方向の中央に配置する
⌃o: カーソルの後ろに空行を挿入
⌃t: カーソルの両脇の文字を入れ替える
⌃j/k/l/; : 入力中の日本語をひらがな/カタカナ/全角ローマ字/半角ローマ字に変換する
さらに因みに、私はshift+spaceで半角スペースが入力できることを最近ようやっと知った。全く、(自称)ショートカットキーマスターとは思えない有様だ。