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育休中、チヤホヤされるより欲しいもの。

育休中はチヤホヤされるより欲しいものがあります。それは、「役割」です。
今までだと、仕事で役割を与えられていました。
(僕の場合だと、教員なので〇〇クラスの担任をする、みたいな役割ですね)

しかし、今は「家事や育児」という役割だけ。そうなると、、

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▼一つの役割じゃ物足らない
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家事や育児も、とても価値のある役割なのですが、「仕事」という役割がなくなった今、一つの役割だけだと満足できないのです。

何か新しい役割が欲しい。父親、と言う役割以外の何か。それを探してたどり着いたのが「本の出版」でした。 

本を作る僕は「父親」という役割の他に「書き手」という役割を得ました。

それによって、文章を書いたり、15人のパパママと編集者の間に立ってやりとりをしたり、ナンジャカンジャ、編集作業をさせていただくようになりました。

こんな感じで、父親以外のもう一つの役割を与えてもらって、とてもありがたく穏やかな気持ちで毎日過ごさせてもらっています。

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▼「役割」はお金を出してでも欲しい
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例えば、ペットを飼う理由はいくつかあると思いますが「世話をする」という『役割』を買っているとも考えられます。
(お金と時間を出して、世話をしていると言う点で)

他にもバーベキューも「自分たちで準備して、自分たちで焼いて食べる」と言う役割を買っているのかなと。

(友達と浜辺でバーベキューをするときにコンシェルジュみたいな人がぜんぶ焼いてくれても嬉しくないですよね)

あと、僕が小学生のときに流行っていた「たまごっち」も、お金と時間をささげて、キャラクターの世話をしていました。

(学校から帰ってきたらウンチがいっぱいになっていて死んでしまった、なんてことがよく起こりました。)

話を戻すと、

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▼「役割」は買ってでも欲しい
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ただ、買ってでも欲しい役割はあるけれど、仕事で無理矢理、与えられた役割は欲しくないよね?

ということもあると思います。

なので、
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▼今日の話をまとめると
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・育休中は「父親」以外の役割が欲しくなる。

・でもその役割は、自分が喜んでやりたいものじゃないといけない。

・やりたい役割は、ときとしてお金を払ってでも欲しくなる。

という感じです。

僕は父親業に、ときどき「本を作る人」という役割が入ってくるだけで、満足しているようです。

これ以上増えると、何かを失うような気がしてなりません。

サポートしていただいたお金が本一冊分になりましたら、出版させていただいたパパ育休の本一冊を、図書館に寄贈させていただきます!(その際には、noteにてご報告させていただきます!)