「僕、育休いただきたいっす!」を読んで
一年間の育休が明け、しばらくたったころ一冊の本に出会いました。税所篤快さんの
「僕、育休いただきたいっす!」です。
その本には「妻、家出する」という章があり、家出をした奥さんが、
◾️そこに至るまでどんな気持ちだったか
◾️なぜ家出をしようと思ったか
が赤裸々(せきらら)に書かれていました。
これだ!
この章を要約すると、朝7時半に赤ちゃんが泣いたので「どうしたのかな?」と寝起きのパパが声をかけた。
すると、その一言がきっかけで奥さんが家出を決意する、というものでした。
「たったそれだけのことで家出するの?」
そう、思う人もいるかもしれません。少なくとも、僕が同じ立場にいたら???(ハテナ)がいっぱいだったと思います。ただ、本を読み進めていくと、
パパが発した朝7時半の「どうしたのかな?」には、家出を決意させるほどの圧倒的パワーが込められていることに気づかされました。
■奥さんが家出を決意した背景とは?
■その決断に至るまでの圧倒的な苦労とは?
■そのとき、パパが見ていた景色とは?
この本は、
「どうして妻が怒っているのかわからない」
というパパさんへの処方箋が書かれている気がしました。