よその子をくさすのやめました
「さっきの子、〇〇だったよね」
公園に出かけたときに、妻とこんな会話をすることがときどきありました。
(大体は、よその子を腐していたことを反省)
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▼教育関係で働いていることが裏目に
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妻も僕も教育関係で働いているため、夫婦の会話も子育てや育児、よその子を含めた子どもの会話が多くなります。
そしてよその子に関しても〇〇だよね?と、マイナスな意味を含めて話してしまうことがありました。
(かなり反省)
我が家は、子育てに特化しており、子ども優先の生活をしているため、少なくとも自分たちが望む子育てはできています。
ただ、そんな環境にいる家庭は稀(まれ)で、多くの場合は、いろいろなことを諦めて、妥協して、
でも生きていくためにとか、仕事が、、、とかいう理由から、自分たちが望む子育てができていない場合があると思い直しました。
そんな環境の子どもを腐すのって、お門違いだなぁと改めて思いました。
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▼メッシに「バスケが下手だな」と言う人はいない
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メッシは世界最高のサッカー選手ですが、身長は170センチぐらいしかありません。
(サッカー選手としては小さい)
それでもポールを持たせたらバツグンで、最高のプレーをします。そんな彼はたぶん、バスケが苦手です。
(そもそも、身長が低いメッシはバスケに向いていない)
そんなメッシに「バスケが下手ですよね」とは、誰も言わないです。
だってメッシは、バスケではなく、サッカーで勝負していますので。
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▼僕たちの行動も同じ
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我が家は子ども優先の生活をしていますし、それをよしとしています。
なので、いいか悪いかは別として、少なくとも、自分たちがしてやりたい教育はできています。
(繰り返しますが、それが十分かどうかは分かりません)
そんな環境で戦っている自分たちが、子育てを主戦場にしていない家庭(子どもを中心に生活を組み立ててはいない家庭)の子どもを、〇〇だよね、、と腐すのは、
メッシに「バスケ下手だよね」と言っているものだと気づいたのです。
たぶん、メッシはバスケが下手なことを特に気にしていません。同じように、子どもを最優先にしていない家庭は、
「子どもをよりよい環境で育てる」という勝負をしていません。
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▼勝ち負けではない
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子育ては勝ち負けではない、、
にも関わらず、ほかの家庭と自分たちの家庭を比べて、自分たちの子育ての優位性を確認しているのって、ダサいなと
やっと気が付きました。
(早くそこから抜け出したい)
そんなちっちゃなことよりも、
「じゃあ、自分たちには何ができるの?」ってことを大切にしたいと思います。
(ちなみに「十分な子育て環境」という戦いでは優位ですが、「経済力」という戦いに放り出されると、僕は子犬化します。)
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▼そんなこんなで、、、
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自分たちが優位になれるところでマウントを取っている場合ではなく、
「何か、みんなに貢献できることはないかな?」と考える大人でありたいです。
(何をしていいかわからなかったので、とりあえず公園のゴミを拾ってみました)
地域に、社会に、何が貢献できるか分かりませんが、公園や道端で出会う人には笑顔であいさつをすること、
こんなことしかできていませんが、なにもしないよりはマシだと思いますので、続けてやっていきたいと思います。
追伸
お陰で3歳の息子は、どんな年配の方にも初対面の方にも、「おはよー」とタメ口であいさつをするようになりました。
「ございます」から教えようと思います。
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