育児と書籍の続き②
家族と向き合う「失敗への恐れ」
家族との時間を増やそうとすると、結果的に、それ以外の時間を減らすことになります。多くの人にとって「時間があまってしょうがない」という状況は少ないので、おそらく、仕事の時間を削ることになります。
もちろん、自分一人で仕事をしている場合は自分で時間をコントロールすることができますが、多くの場合、他の人と関わりながら働いています。
その場合、家族と向き合うことで、その他の活動が制限されることも考えられます。そうすると、職場との関係が悪くなり、その関係を正そうと揺り戻しが起こり、家族と向き合った結果、さらに悪い方向に流れていくのではないか、と心配する人もいるかもしれません。
人は失敗することを恐れますし、損をすることを極端に恐れます。この失敗への恐れが、家族と向き合うことをやめさせていることもあります。
「失敗への恐れ」は、幻想!?
人生において「やってみたら意外と簡単だった」という経験をした人もいると思います。確かに、なにか新しいことを始めるのは、簡単なことではありません。やるかやらないかで迷うこともあると思います。
しかし、例えば好きな人に告白したり、両親に感謝の気持ちを伝えたりするかどうかで迷っていて、思い切って「エイヤ」と自分の気持ちを伝えることができた経験はないでしょうか。
いう前は「伝えて断られたらどうしよう」とか「伝えたことで関係が悪くなったらいやだな」とか思うこともあったでしょう。
とはいえ、いざ伝えてみると案外、簡単だったなんてことは、珍しくありません。「失敗への恐れ」は、もしかしたら自分自身が作り上げている幻想かもしれません。
ここまで
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