西野亮廣講演会を主催して一番うれしかったこと
「スタッフさんの笑顔が素敵ですね」
「いいチームでしたね」
来てくださったお客様や、参加してくださったボラスタさんから、このような言葉をたくさん、本当にたくさんいただきました。
やっぱり、講演会を主催して、一番うれしかったのは、チームのみんなが褒められることです。
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▼自分が褒められるより
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小学校の教員をしているのですが、やっぱり自分が褒められるより、クラスの子どもたちが褒められる方が嬉しいです。
今回の講演会でボラスタさんをまとめるときに決めていたことが一つあるとすると、
それは、ただの寄せ集めから、「チーム」にするということです。
今回のボラスタさんは僕自身、全員が初対面でした。何も手を打たなければ、ボラスタさん同士は当然、「ただ、そこに居合わせた人」となります。
なので、ぼくは最初に旗を立てることにしました。
「みんなで西野さんに、最高のパスを出しましょう」と。
でも、旗を立てたらチームになるか、といえば当然、そんなことはなくて、、、。
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▼どうすれば、「チーム」になっていくか?
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これをすれば一つのチームになります、という正解はないですが、
「これをすれば、チームにはなりません。」
という失敗の法則はあると思います。
例えば、
・ボラスタさん一人ひとりを大切にしない
・リーダーが、自分のエゴのためだけに講演会をする。
・そもそも、リーダーを信頼できない
この3つがそろえば、そのチームは、「ただの寄せ集まり」となり、一人ひとりが勝手な行動を始める、
結果として、満足度の低い講演会になるのかなぁと考えました。
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▼逆を行く
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なので、上の3つの逆をいく、つまり、
・ボラスタさん一人ひとりを大切にする。
・リーダーがエゴを捨て、「西野さんに最高のパスを出す」ことを最重要課題とする。
・信頼してもらえるように、全て正直に話す、伝える、一番足を使って動く。
ぼくは、チームの作り方の成功の法則は分かりませんが、少なくとも、失敗確率を減らすことはできる、
そう考えて、あれやこれやと手を打つことから始めました。
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▼リーダーとして、名前を覚える
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今回、30人以上の初対面の人がボラスタさんになってくれたわけですが、
当日までに、全員の顔と名前と、その人の仕事や興味があることを覚えました。
ぼくは名前が覚えるのが得意というわけではないので、名前を覚えるための作戦、というほどでもないですが、
ボラスタのfacebookグループでコメントがあるたびに、その人のニックネームを打ち込んで、返信をしました。こんな感じで↓
ボラスタさんは、facebookグループを読み返していただければわかるかと思うのですが、いちいち、返信に名前がついています笑😆
それは、ぼくが、ボラスタさん全員の名前を覚えるためだったのです。
あと、単純に、ぼくだったら名前を呼ばれたいなぁと思ったから。
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▼余談ですが
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ぼくの小学校は1年生から6年生まで160人ぐらいなのですが、全員の顔と名前を覚えています。
それは、「ぼくが名前を覚えるのが得意」というわけではなくて、廊下ですれ違うたびに、
「◯◯くん、おはよー」とか「〇〇さん、前髪切ったねー」とか、いちいち名前を呼んで話しかけているから、かもしれません。
(そうでもしないと覚えられない)
もちろん、これも西野さんの話を受けて、考えたことです。
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▼心に残っている西野さんの話
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西野さんの話で、若手お笑い芸人のライブの司会をするときに、当然、ほとんどの若手芸人の名前は知らない、
でも、できるだけ名前を覚えて、その名前で呼ぶようにしていたそうです。
そういえば〇〇(若手芸人の名前)はさー、とか、そんな感じで。
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▼西野さんの暗記術
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ちなみに西野さんは、自分の身体に50個ぐらい番号を振っておき
(右の親指は1番、人差し指は2番、左耳は25番みたいな感じで)
そこに、1番の右の親指は、「お」で始まる若手芸人の名前だから〇〇」みたいな覚え方をしている、と話されていることがありました。
ぼくは器用ではないので、当日までに、ボラスタさんの名前と自己紹介をまとめた紙を印刷し、毎日ながめていました。
(当日も、こっそりファイルの中に入れておきました。)
ボラスタさんの顔は、オンラインミーティングやその方のfacebookを見て確認。あとは当日、ボラスタさんの顔と名前を一致させて、名前を呼ぶ。
何度も呼んでいると、耳が慣れてくるのか、自然と呼べるようになりました。
とは言え、
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▼ボラスタさんの名前を覚えるのは目的ではない
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ボラスタさんの全員の顔と名前を覚えて当日を迎えたわけですが、これは、目的ではないのかなぁと思っています。
全員の名前を覚えなければならない、というよりも、「ボラスタさん一人ひとりに興味を持つ」という意味合いが強かったのかな、と思います。
ぼくだったら、自分に興味を持ってもらいたいし、自分の発信している文章を読んでくれたら嬉しいです。
そんな感じで、「ボラスタさん一人ひとりに興味を持つ」というところが、今回の本質だったのかな、と改めて感じました。
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▼「ただの寄せ集まりから、一つのチームへ」
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ボラスタさんを一つのチームへとしていくために、ぼくが意識してしたことと、無意識でしていたことがあると思います。
今度、ボラスタ振り返りミーティングをしようと思うので、
・何が要因で一つのチームになれたか。
・個人として満足度が高かったとすれば、その要因は何なのか。
このあたりのことを、ボラスタさんに教えてもらいたいなぁと思っています。
なにはともあれ、ボラスタチームのみなさんをたくさん褒めてもらって嬉しかったです、という報告でした。
長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました!