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育児とつづき⑰

その理想の状態を得られるとしたら、いくら払うか?
家族の理想の状態を書き出すことができたら、次は、その状態を得られるとしたらいくら払うかということを考えてみてほしいです。

私の例で恐縮ですが、育休を取得した最初の半年は月の収入がざっくりマイナス10万円でした。(手取りベースで、ボーナスも月の給料に換算すると)

ついでに半年を過ぎると月の収入はマイナス22万円です。(マイナスが大きくなるのは、半年以降のボーナスは0円になるからです)

つまり、育休中をお金の面から見てみると、毎月10万円、半年後は毎月22万円を払って、自分が望む人生を生きている、ということになります。

さて、このお金を払ってまで家族の理想の状態を作り上げたいでしょうか。それとも、そこまでのお金は支払いたくないと思うでしょうか。

また育休を取らないにしても、働く時間を制限すると一般的には収入が落ちます。ですので「家族との時間をお金で買う」と考えることもできます。

そうなった場合、いくらまでなら払いたいか。

他にも、掃除に当てていた時間を自動掃除機で代用するとか、洗い物をしていた時間を食洗機で短縮するとか、

洗濯物を干していた時間を乾燥機付きの洗濯機で済ませるとか、わずかな時間かもしれませんが、家族との時間をお金と交換することができます。

家族の理想の状態を得られるとしたら、いくら払いますか?

ここまで。
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・主人は料理人なので、育休制度が整ったとしても、取る勇気がでないそうです。育休を取る=負け組というイメージらしく、親父にもどんな目で見られるか、ととにかく周りの目を気にします。もちろん気持ちはわかるので、これからも期待はしていませんが、オーナーになった際は、従業員に育休を勧められる人になって欲しいと思っています。
勇気ある行動、本当にありがとうございます。

(ここまで)


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