今している「本の編集」やることがやっと見えてきました。
本の編集ってなに?
応援型出版プロジェクトでパパ育休の本を作っているのですが、今、編集の段階に来ました。で、思ったのが、
「本の編集ってなに?」という疑問。
この本の作り方は、
①パパ10人(+α)から原稿(寄稿文)を集める
②原稿(寄稿文)を編集する
③本にする
という作り方をしています。と、私自身が思っていましたし、実際にその通りでした。ただ、
「②原稿(寄稿文)を編集する」の意味が分かっていませんでした。
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▼当初のイメージ
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私の勝手なイメージだと、原稿をそのまままるっと本の中に入れて、その前に私の説明がちょろっと入るのかな、ぐらいを想像していました。
が、実はちがっていましたよ、というのが今回のお話です。
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▼実際の編集はこんなイメージ
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①原稿(寄稿文)の中から目次に合う箇所を抜き出す。
②ここに●●●の具体例がほしいな、●●●が足りないから補足してもらおう。
③不足しているところを埋める、埋めてもらう(私も当然する)
④私(成川)がそれ以外の部分を鬼作業する。(目次に沿って、結構な分量を書くみたいです。)
⑤本の原稿が仕上がる(表紙のデザインやタイトル決めも)
⑥編集者の方に、本にしていただく。
本ができるまでの流れはこんな感じになるようです。私の理解が正しければ。
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▼もっと簡単に本を作る方法があるとすれば
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パパたちに書いていただいた寄稿文は、こんなタイトルで書いてほしいっす、というのを私が投げて、それをもとに書いていただきました。(中には自分で選んでもらった人もいますが)
この寄稿文のタイトルはパパさんたちとのキックオフミーティングで出てきた30個近い案の中から選んでもらいました。
なので、内容自体は(私も含め)パパさんたちが伝えたいとブレストしてくれたものなのですが、
いざ本の目次が決まり、その中にエピソードとして入れていくには、寄稿文をまるっとそのまま貼り付けて完了!ということにはならないようです。
なので、ある程度、足したり引いたりをしないといけない。
(そういえば、編集者の人も、本に並ぶ本は、最初の原稿の半分以上、書き直しになりますよ、って言ってたなぁ)
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▼効率的にする方法もあったかも
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もちろん、最初から目次を決めて、その中に「こんなエピソードを入れたいんです!」と決まっていれば、寄稿文の型(テーマや何を重点的に書くか)をお伝え出来たと思います。
(そして、寄稿文をそのまままるっと貼り付けることができたのかな?分からないです。)
が、本なんて作ったことのない私、そして今回の応援型出版プロジェクトがベータ版の企画(走りながら考えようスタイルの企画)であることから、
寄稿文をくださったパパたちには、このあと文章を補足していただくことがあるのかなぁと思っています。(よろしくです。)
でもね、やっぱり思うのは、最初から目次が決まっていて、そこにエピソードを当てはめていくのは、効率はいいかもしれないけれど、私の想像を超える本の内容にはなっていなかっただろうな、ということです。
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▼プロジェクトの本の作り方
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今回の本は、
①キックオフミーティングでみんなでブレストして、
②みんなで書きたい内容を考えていって、そこから寄稿文が集まり、
③そしてまたみんなでブレストして、思っていること、伝えたいことを出していきました。
そして、この段階で初めて目次が決まりました。(編集者の方が頑張ってくれました。その節はありがとうございます。)
この過程で作ったことで、私の想像をはるかに超える素敵な本になっていることは間違いありません。ただ、その分、私が鬼作業をする必要が出てきたよ、ということです。
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▼まとめると
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本の編集って結構やることあるんだね、という内容です。その一言のためにたらたら書いてしまいました。
もちろん編集者の方にも助けてもらいますが、(助けてください)私の担当する部分も結構あるみたいです。
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▼話は変わりますが
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さて、おととい、妻と正座で話し合い、パソコンと向き合う時間と家族と向き合う時間のバランスについて議論を重ねました。
(正座は言いすぎました。ソファーに座っていました。あと、議論もなにも、ただただ私が反省の弁を述べる会でした。)
そこで、昨日から私は生まれ変わり「バランサー」(家庭とのバランスを取る人)というパーカーを着て、毎日過ごすことにしています。(もののたとえです)
少なくとも、スマホは手元から離して伏せておき、パソコンにも勝手に起動しないように、釘を刺しておきました。(釘はもののたとえです)
そんな私ですが、これから本の編集にあたり鬼作業をします。温かい目で応援(と協力)をしていただけると嬉しいです。これからも引き続き、よろしくお願いします。