Google認定教育者になりました。
突然ですが、
このたび、
Google 認定教育者になりました
Google 認定教育者
この認定は、教育者を対象に、授業における Google ツールの活用方法の習熟度を証明することを目的としています。
ざっくり説明すると、授業でGoogle のツールを使いこなせる先生を、
グーグルが認定するよ、
という資格です。
資格なので、当然テストもありますし、その中では実技試験もあります。
しかも、試験時間は3時間。
ウェブカメラで常に監視されているので、トイレにも行けない雰囲気でした。
実際は行けたかもしれないのですが、
「試験中は、本人確認をしていますよ」
と注意書きがあったので、それに従いました。
(始まって2時間半ぐらいで、トイレの我慢が限界に来たので、しぶしぶテストを終了したことは内緒にしておきます。)
で、いきなりテストを受けられる、というわけではなくて、最初にトレーニングコースが用意されています。
しかも無料で。
全部で13個のレッスンが用意されているのですが、一つのレッスンが終わるのに20分ぐらいが目安と書かれていました。
自分で読みながら、わからないところは自分で調べたりしながら、実際に手を動かしていくのですが、
これ、
20分じゃ、終わらないです。
僕は以前から、Google フォーム、スプレッドシート、Google ドキュメント、Google スライド、Google Classroom、Gmail、など、使ったことがあるツールも多かったのですが、細かい使い方までは知りませんでした。
例えば、
■グーグルカレンダーで予定を入れたりその予定を共有する方法
とか、
■Google ドキュメントで、一緒に作業する人をコメントから招待する方法
とか、
■Gmailに来たメールをToDoリストにする方法
とか、割と細かいところまで試験では出てくるので、一つのレッスンは30~40分ぐらいかかるかな、と思っておけばいいと思います。
(ただ、既に知っているツールのレッスンは、10分ぐらいで終わるものありました)
あと、一つのレッスンが終わると、4~6問ぐらいの確認テストがあります。これはクリックすると答えが表示されるのですが、きちんと理解してから先に進んだほうがいいなと痛感しました。
(分からないまま放っておくと、テストで困ることもあったり。)
こんな感じで13個のレッスンを終了すると、いよいよ試験を受けることになります。当然ですが、オンラインで受験することになります。
費用は10ドル(今だと1100円ぐらいです。)
試験の実際
最初の20分ぐらいは、あてはまる組み合わせを選んでね、という知識を問われる問題です。
そこからは、11個の課題に取り組みます。
例を挙げると、
■グーグルドライブにGoogle ドキュメントがあるから、それを見つけて、そこに書かれていることをGoogle フォームで作ってね。あと、回答は一回だけしかできないようにしてね。
とか、
■YouTubeで再生リストに適切な動画を3本入れて、〇〇さんにそのリストを共有してね。
とか、
■スプレッドシートに子どもたちのテストの点数を入れているから、適切なグラフを2つ作ってね。
とか、こんな感じです。
と、これだけ読むとなんだか難しそうですが、
実は
■満点を取らなくてもいい
■テスト中、ググることができる
■ちょっとだけヒントを出してくれることもある
ので、
そんなに難しくはないです。
ただ、今までに
■グーグルドライブ
■グーグルドキュメント
■グーグルフォーム
■スプレッドシート
■Gmail
■YouTube
■Google Classroom
■グーグルカレンダー
などを使ったことがあるよー
という状態にはしておきたいです。
いくらググってもよいとはいえ、試験時間は3時間しかありません。
僕も、だいたいのことは調べなくてもできたのですが、どうしてもわからないところは調べようとしました。
ただ、なかなか、欲しい情報にはたどり着けず、結局、解答をあきらめた、というところも2つぐらいありました。
なので、
調べなくてもできる、
という状態に、しておくのが安心かと思います。
結果はいつ分かるのか?
ここはさすがグーグル。試験が終わって1時間ぐらいで、
合格ですよー
とメールが来ました。
こんな認定書と一緒に。
一応、不合格でも、14日後に再試験ができるようです。
ちなみに、Google 認定教育者の資格は3年しか有効期限がないそうです。なので、3年後にまた受験をすることになります。
そして、段階としては
自分のICTスキルを高める
■Google 認定教育者レベル 1
■Google 認定教育者レベル 2
サポートする側
■認定トレーナー
■認定イノベーター
などいろいろあるようです。
というわけで、
今日から、
Google 認定教育者
と名乗ろうと思います。
いや、冗談です。
今まで通り、
いま、ぼくにできることを続けていきます。
先生と子どもたち
子どもたち同士が
一日でも早く、つながれる日が来ることを願って