第1話:失踪
ビューーーん(刃物が飛ぶ音)
ゴォォォぉぉぉん(鉄球が壁を貫通する音)
適当な委員長:「ちょっと男子!鉄球とか授業中に投げない!先生もちゃんと注意して!」
適当な担任:「鉄球ならまだいいだろ?よし!4月から新学期だ!じゃさときちから自己紹介して!」
さときち(ヒロインJK):「私以外の女は全て敵!前世はうさぎ!夢は魔法少女!マジカルー出刃ほうちょう!」
適当な担任:「そこ!勝手に変身しないで!次ちさ!」
ちさ(ヒロインJKの女友達):「私はちさ!朝の出会いを量産する【くわえパン】を夜中3時に起きて毎日作ってるの!
好きなものはパン!嫌いなものはカビ!よろしくね!」
さときち:「あぶない!!!!!!!」
ちさに飛んできた鉄球を指先で軽く弾くさときち!!
ちさ:「私のこと助けてくれた!好きかも!」
さときち:「ちさちゃん怪我してたらいけないので保健室いってきま~す」
~保健室~
Goro保健室の先生:「あら!さときっちゃん!元気?」
さときち:「Goro先輩!現役時代はお世話になりました!」
Goro:「でっ今日はサボりにきたん?それとも何か相談?」
さときち:「この子軽く鉄球が当たったみたいで、冷やしてもらっていいですか?」
~ジュー(冷やす音)~
Goro:「ところで最近理科教師のアライさん見た?」
さときち:「最近みてないかもしれないです。アライ先生がどうかしたんですか?」
Goro:「まだ一部の先生しか知らないんだけど…実はもう1週間無断欠勤していて、誰もアライさんと連絡つかないらしいんだって」
さときち:「一週間は長いっすね!あっアライ先生から地獄っぽいCD借りたままだったから返さないとでした!ちょっと学校内探してきますね!」
~鋼鉄の要塞・校長室~
校長室は、格闘技場の練習場のような雰囲気が漂う巨大な部屋だ。
入口には、巨漢の門番が立ち、厳重な警備を行っている。
部屋の中央には、巨大な鉄柱が立ち、その周りには重量挙げの器具やボクシングのリングが置かれている。
部屋の壁には、校長が強烈なパンチを放つ瞬間を捉えた写真が飾られており、その迫力ある姿が校長室の雰囲気を盛り上げている。
闘いを生きる者たちが集い、強さこそが全てを決めるバキの世界観を感じさせる、荒々しい校長室であった。
あるけみすと(校長):「今日も私達の学校以外は治安が悪くて地獄のようですね」
Jin(教頭):「そうですねー」
ずずずずー(お茶をすする音)
ふーーーーーーーー
さときち:「ちわー!アライ先生いないっすか?」
あるけみすと:「この部屋にはいないですよ…どうやってこの鋼鉄の要塞に一人ではいりましたか?」
さときち:「いないなら大丈夫っす!お邪魔しましたー!!」
あるけみすと:「なぜアライさんが居ないことを教師ならまだしも…生徒が知っているんでしょうか…」
Jin:「…もしやこの学校アライさん以上のネズミがいるのかもしれませんね…」
次回、何が起こるのか。その真相が明かされる前に、嵐の前の静けさが予感される。
果たして、アライさんは見つかるのか。
時計の針が静かに動き出し、次回の物語が幕を開ける。
それは、まるで学生探偵たちが紡ぐ物語のように。
なり枠ファミリーが繰り広げる物語が、今、始まる!!
【次回】ロイヤルチャージ戦隊現る!!
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