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第5話:永久凍土の要塞


世紀末の荒廃した世界…絶望が広がり、砂漠が地平線の果てまで続く。


枯渇した食べ物を求めて彷徨い、その生存競争が絶え間なく続いている。

そんな貴重な食べ物を守るため、
結晶が輝く永久凍土の中に、まるでスイス中央銀行を凌ぐ堅固さを誇る要塞が存在する。

その要塞は、途方もない防御機能を備え、巨大な扉と厚い氷の壁が突破困難な障壁となっている。


そんな途方もない防御機能を備えた…給食室での話である。



しもちゅき(給食のおばちゃん):「もーあんたの真面目すぎるところがいけないのよ~」

誠一くん(生徒会長):「はっはい!」


しもちゅき:「まーそれがあんたのいいところでもあるんだけどね!」

誠一くん:「はっはい!もっと勉強します!」

しもちゅき:「何?あんた達?いらっしゃーい」

地下から帰って来たヤンキーと仲間達:「ただいま!お腹すいた!」


しもちゅき:「あんた達が返ってくると思って準備しておいたわよ!ごはん!」

みんな:「もぐもぐ…ごくごく…プハー!」

ちさ(ヒロインの友達JK):「あっ!あそこにいるのは!モテモテのサッカー部部長!となP君!」


となP:「もぐもぐ…キラキラ☆ もぐもぐ…キラキラ☆ チラ」

ちさ:「…え?となP君?さときちの方ばっかりずっと見てるよ?何で?」


その時である!ちさは自分の血が沸騰するかのような激しい怒りに駆られる!


彼女の感情は制御不能の炎となり、闇に光を放つ!

ちさ:「キーーーーーーーーーー!!!!!!」



~さときちの心の声~
私も罪作りな女だな~30分前には別の人が好きだったのに今はとなP君が気になってる…♡ちょっと目を合わせただけで釣れたのちょろいぜ!( ᵒ̵̶̷᷄ ˙̫̮ ˂̶᷅ )

となP:「もぐもぐ…キラキラ☆ もぐもぐ…キラキラ☆ チラ」


これは事件の予感!



絡み合う男女の熱情と嫉妬、そして複雑な感情の交錯…

そして訪れる驚愕の展開へ!


【次回】 やっと出るぜ!重大ヒント!

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