元ワルなのに立派になって、偉い?
元ヤンキーが更生して社長になった。
元ヤクザが神父になって人助けしている。
「ザ・ノンフィクション」などで良く紹介される話。
自分は元ヤンキーではない。もちろん元ヤクザでもない。
いたって普通。というか、どちらかというと良い子ちゃんだったほうだ。
なので、この「元ワルなのに、良い人間になって偉い!」という
よくある世間の評価に納得がいかなかった。
小さい頃から良い子で、まじめで、まわりの人たちに迷惑もかけず、
大人になっても良いことをしている、
そういう人が一番偉いのではないか、と。
でも今日、ポッドキャストのようなもので、
家入一真の話を聴いて、世間の「元ワルなのに偉い」的考えに
合点がいった。
家入氏の話は、おおよそこんな内容だった。
生まれてきた環境は自分では選べない。
家庭環境や境遇によって、
グレてしまったり非行に走ってしまうことは、
ある意味致し方ない、と。
なるほど。
これからは元ワルを批判せず、
自分の家庭環境が恵まれていたことに、感謝しようと思った。