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胃ろうの手技(?)をおそわりに。
ALSの父が通っている神経内科の診療所から、
「息子さんにも胃ろうの手技を把握しておいてほしいから、一度きてほしい」と数日前に連絡をもらった。
電話で話をされたとき、「しゅぎ」という音が「主義」という字と結びついてしまい、
ちょっと理解に時間がかかってしまったが、
やりかたのことを「手技」というらしい。
で、本日行ってきた。
結局、ちょっとした事情で必要な道具が揃えられず、
ただ、パンフレットをも
父がALSになった。
忘れもしない2021年8月2日、
飯田橋の逓信病院にて、ALSの可能性が高いと告げられた父。
それから重病の申請、胃ろうの設置の手術、介護ベッド、人工呼吸器の搬入など、
長いような短いような時間を過ごしたこの半年弱。
幸い足元はまだしっかりしていて歩くことはできるが、
上半身、とくに腕の衰えが早く、両腕ともほとんど上げられない状態に。
滑舌も前に比べてだいぶ悪くなっており、聞き取れない
戦争体験者は越えられなかった。
緊急事態宣言、解除。
世界的なこの新型コロナウイルスの感染拡大のなかに身を置いて、
「これはすごいことになってきた。映画のような話だ」と感じていた。
あのオリンピックが延期になるなんて、
世界大戦以来のことではないか、と。
戦争体験者である祖父母よりも大変な経験をするのではないか、と。
自分の孫世代が歴史の勉強のネタに、
インタビューをしにくるのではないか、と。
でも、とりあえず、
元ワルなのに立派になって、偉い?
元ヤンキーが更生して社長になった。
元ヤクザが神父になって人助けしている。
「ザ・ノンフィクション」などで良く紹介される話。
自分は元ヤンキーではない。もちろん元ヤクザでもない。
いたって普通。というか、どちらかというと良い子ちゃんだったほうだ。
なので、この「元ワルなのに、良い人間になって偉い!」という
よくある世間の評価に納得がいかなかった。
小さい頃から良い子で、まじめで、まわ
とくに書くことはない。
「とくに書くことはない」という書く大切さ。とにかく継続していきたい。以上。
人間らしい生活をせよ、ということ?
仕事の前に子どもと散歩をし、
ランチは家族とともにする。
仕事が一段落したら、また散歩をし、
家族みんなと晩御飯を食べる。
晩御飯のあと、Netflixで映画をみる。
ゆっくり風呂に入って、明日にならないうちに寝入る。
そんな夢のような生活を、今している。
新型ウイルスは、
「もう少し人間らしい生活をしたら?」という、
メッセージなのではないか?
そんなふうに思うときがある。
こどもの日って、何かあげる日なの?
子どもから「今日はこどもの日だから、なんかちょうだい」と言われた。
こどもの日って、子どもに何かあげる日なのだろうか?
たしかに、母の日は母に、父の日は父に何かプレゼントする。
敬老の日にも、お年寄りに何か贈る。
でもそれは、普段世話してくれる人へ、恩返しの意味合いが強い。
翻って、普段世話している子どもに、
こどもの日でだからと何かをあげるということ
東日本大震災のときとは違う。
今日、緊急事態宣言の延長が政府から発表される予定。
東日本大震災から10年も経たずして、
日常生活を脅かす体験を再びするとは…。
震災のときは「寄り添って」とか「手を取り合って」みたいな
メッセージが有効だったけど、
今度は、「距離を保って」とか「集まるな」とか、
人が物理的に結束することを阻む、やっかい現象だ。
世界で起こるあらゆる現象は、
未来からのメッセージではないか、と感じ