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一歩ずつ進むことが血となり肉となる(津山でお肉食べたかった)|都市経営プロフェッショナルスクール|Bチームオンラインゼミ

久しぶりにオンラインゼミに参加できました。年末の繁忙期と年始の体調不良という言い訳に負けて出席できない間、「やるやつはやるし、やらないやつはやらない」という言葉が頭の中をグルグル渦巻く中、プロジェクトだけは一歩でも前に進めなくてはとジワリジワリとほふく前進状態。地面は見えているけれど、ゴールに向かえているのか、目線を上げる力はどこに…

反省と後ろめたさからスタート

少し離れていたこと、事前にメンバーに向けてコーチからも「モチベーションの低下とプロスクールにいる意味」を指摘されていたことなどから、恐縮しつつもできることは一歩でも前へ進めるぞ!そのために相談しよう!と心に決めてログイン。

画面越しにみなさんの顔を見るだけで、なんとなくホッとして、短いながらもチームとしてあれこれ一緒に動いてきた仲間だなあ…と一人勝手に感慨に近い感想を持ちながらのスタート。

最初にプロジェクトの報告をされた藪岸さんの事業は、手づくりながら明確な成果が出つつ、他の地域に転化しての展開も期待できるような内容で、公共性に満ちた真摯さを感じられるものでした。イベントを実施したところから派生して参加者が当事者になるようなプロジェクトは、藪岸さんのお人柄から出る地域の方がコミットしやすい空気づくりも影響しているのだなと実感。

もう一人報告をされた加藤さんは、毎回体当たりですべての事柄に情熱を注いている(とわたしが思っている)方。何回もプレゼン、フィードバック、改善を繰り返して、毎回次のステップとなるヒントを持ち帰る様子は「とにかくやる」の典型で眩しい存在です。

表現すると応えてくれる人がいる

わたしも少しずつ進めていた内容を共有させてもらいました。自分のプロジェクトは「地域に優良な住環境が提供され続けるための、地域の工務店の生き残りのサポートをする」というもので、ゴールが明確でありながら結果が出るのには時間がかかるもの。そこにつながると信じて動いてはいるものの、ショートゴールがなかなか見いだせないのが悩みでした。

あれこれ取材をしたり記事化したり、工務店さんに働きかける機会を設けたり、このスクールのご縁も使わせていただいて、地域工務店さんの新しい業態のヒントになる情報提供の場を設けたりと、少しずつ動いているつもりでも、求める成果に向けて進んでいるのか実感が持てない状態。

でも実際に話してみると、自分ができていること、できていないこと、これからできそうなことが整理されて、それだけでも頭がクリアになる気がしました。さらにチームの方から地域工務店に関する質問をしていただいたり、意義のある取り組みだという言葉をいただいたりして、背中を押していただきました。

働きかける相手に対して、危機感を煽るのではなく、経営的なメリットとして新しい事業形態に関する情報提供をしていますよ、というスタンスで「工務店の未来像」を共有するような表現のほうがいいのでは?というアドバイスもいただけて、まだまだ立ち止まるタイミングではないことを痛感。地面から顔を上げて小さなゴールを見つけてみよう!という気持ちになりました。

「ライフワーク」が初めて定まったかも

今まで仕事やプライベートであれこれ取り組んできたことはたくさんありますが、はっきりと「これがわたしのライフワークだな」と思えることはありませんでした。でも今回お話をしている中で「そのほとばしる工務店さん愛はどこから来てるんですか?」と聞かれて、「ほとばしる」と感じられるほど熱を注いでいるのか自分は…!と初めて気付かされたのです。

工務店に対するというよりも、すべての人に自分に合った快適な住環境を手に入れてほしいというのが動機ではあるのですが、そのために地域工務店の存在が欠かせないと思っていることも事実。そのためにいろんな人の話を聞いたり、書いたり、つないだりすることは、わたし個人の人生を充実させるものでもあるという確信があって、日々行動できているのだと改めて実感しました。

スクールは3月までですが、その先も続けていくプロジェクトとしてマイプロジェクトを育て、まだまだ足りない知識を少しでも吸収して、出会えた方と刺激しあいながら関係を紡いでいきたい、そして美味しいものを食べながら笑い合いたい、と改めて決意した日なのでした。

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