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話したい人がたくさんいる|都市経営プロフェッショナルスクール|開講式集中研修

2日間の都市経営プロフェッショナルスクール開講式(というにはあまりにも事前の学びが濃い)集中研修を終えた翌朝、ビジネスホテルの小部屋で壁に向かてこの記録を書いてます。東側に面した窓から「まだこれ夏でしょ?」という陽が差してきて、右腕を温めてきます。ほんと、断熱と日射遮蔽な…。

相手をたくさん知ると光って見える

開校研修は文字通りスタートの研修なのでわたしにとっては初対面の人しかいないのですが、これまでオンラインやe-ラーニングのコメント、メッセージなどの文字のやりとりで、同チームだけでなく事務局の方や他のチームの方ともコミュニケーションは発生していたので、会う人会う人「はじめまして」と言いながらも、「この人あのコメントくれた人だ..!」「あのレポート面白かったな…」「画面越しより優しそう」と勝手な親近感で嬉しくなってしまうという不思議体験。

オンラインで話をしたことがある人も、実際に会ってみると空気感や声のトーンがリアルに感じられて、立体感ある存在になるのがおもしろく、わたしも「note読みました!」とか「コメントありがとうございます!」と話しかけてもらえるのが嬉しくて、ついついたくさんしゃべってしまいました。オンラインやメッセージではわざわざ言わないようなことも、会うとなにげなく言えるのが心地いいなとも。

知らない人より知っている人に親しみを感じるのは当然のことなのですが、まったく異なるバックボーンを持つ人たちが近しい目的を持って集まる場所で、一人ひとりのことを知れるなんて、それだけでわたしにとっては宝箱のようなもの。課題もそれに対しての調査も発表もいろいろ決めなくてはならないこともある中で、緊張感や危機感、迷いもありましたが、興味を持てる相手しかいない場所でその人の日々の暮らしや仕事や思考をたくさん聞ける時間がとても幸せでした。

自分が見たもの感じたものが自分をつくる

今回開校研修のあった北九州市へ札幌から行こうとすると、研修当日の移動では間に合わないので、前日に移動して小倉に宿泊。ホテルがある場所は「紺屋町」という住所で、まちを歩いてみると「魚町」「米町」「京町」といかにも城下町という地名が並ぶ上をモノレールがズバッと通り、再開発のビルもそこここに存在する近未来ミックス感がおもしろい。

モノレールが駅に飲み込まれていく
古いビルの階段愛してる

アーケードはどこも人通りが多くにぎわう様子ながら、通りごとにお店のカラーやメインの時間帯も歩く人の層も異なっているようで、一休みのために入った純喫茶では、若手のクリエイターさんらしき人たちがプロジェクトの相談をしていたり、ちらりと覗いたコワーキングスペースもしっかり使われているようで、一人ひとりに話しかけたい気持ちになりました。

アーケードの向こうにお城が見えるマジックアワー

課題であったフィールドワーク&チームビルディングも、その前後で地元の工務店の社長や市役所の方にお話を聞いたことも、発表されたプロジェクトも、懇親会やその合間でのコーチの方や受講生の方とのお話も、ひとつも取りこぼしたくないのに脳の容量が足りなくて悲しい。

忘れてしまわないように記録しながらも、まだまだ話せていない人のほうが多いので、次、会ったら話しかけますね!


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