いちげ温泉に参加して1年が経った話
こんにちは、こんばんは、おはようございます。Nariです。
以前いちげ温泉に参加したことをnoteにまとめましたが、
なんと今年の2月で1年が経っていました。
早い…!
ということで、この1年どんな感じだったか振り返ってみようと思います。
たぶんすごい長くなります。
それではどうぞ~。
入会当初
「はじめのいっぽ」入会当初は何をすればいいのか迷子だったので、
twitterのヘッダー課題から始め、アイキャッチコンペなど
着手できそうな課題を選んでいた気がします。
なぜかPCにデータがない。…どうして。
「地元をデザイン」の課題に取り組む。
地元とは問題に悩む。
4月頃から「地元をデザイン」の課題に取り組むことが増えました。
たぶん他のメンバーさんが地元のポストカードを作っているのを見て、
「やってみようかなぁ」と思ったのがきっかけです。
そこで一つの壁に当たります。
青森出身で東京在住のため、
東京が地元かと言われると「??」となります。
そして言うほど東京のことを知らない…。
でも東京にいるのに青森のことを絵にしても、
なんだか説得力がないなぁ、うーん…。。
今住んでいる地域は割と居心地がいいし、
近所の商店街をマップにしてみようかなぁ。
…ということで作ったものがこちら。
自分が好きなお店をまとめたイラストになりました。
最初はマップという形にこだわってしまったのですが、
講評会で何度も確認してもらいながら、
説明的な堅苦しさが減ったかな…?と思います。
5月。
今度は青森モチーフで「地元をデザイン」の課題に再挑戦しました。
講評会で受けたアドバイスとしては、
■最初にどういうものを作りたいのかを明確にする
■説明することが目的ではないので、見て楽しませるようなものを目指す
(※だいぶ前のことなので、ニュアンスが違っていたらすみません…)
という2点でした。
4月の講評会でも同じようなアドバイスされていて、
自分で理解して実践するのって難しい…!と感じました。
このとき初めてポストカードに印刷してみようということになり、
RGBからCMYKにするまでの色の調整や、
入稿データ用の塗り足しなどをして印刷まで無事にできました。
塗り足しの理解が最初なかなかできずに苦戦…。
印刷して届いたポストカードがこちら。
発送のメールが来たり、実物が届くまでわくわくそわそわしてました。
「リンゴちゃんとアイコちゃん」のベース作成
6月の課題「オリジナルキャラを作る」で作成したキャラ。
「リンゴちゃんとアイコちゃん」は、
ここから先の青森モチーフのイラストに多く登場するようになります。
最初はアイコちゃんに力を入れすぎていたのですが、
「リンゴちゃんが主役!」でやっと落ち着きました。
リンゴちゃんは現在アイコンなどで大活躍です(笑)汎用性が高い。
課題以外で、リンゴちゃんを使ってgifアニメを作って遊んでました。
滑らかに動かすのが難しかったです。
迷走期間
7~8月で一度迷走期間に入ります。
6月に作ったキャラ達を使って、
青森ポストカードを作ろうと挑戦したのですが、
ハードルを上げすぎたモチーフを描こうとしてしまい…。
自分でもしっくりこないし、背景とキャラが分離してる感がすごいし。
シチュエーションありきで考える難しさを実感しました。
ラフまで作成してちょっとめげてしまったものがこちら。
講評会では
■青森の紹介に意識が向いてしまい、説明っぽいイラストになっている
■一枚絵として魅力的な絵作りを考えてみよう
一旦このテーマは練り直しすることにしました。
いつかリベンジできたらいいな…、したいな…。
「菜の花畑」から「不老ふ死温泉」をテーマにして書き直し、
なんとか完成までたどり着けたポストカード。
無事に完成できてよかったです。
7月は課題以外に「新メンバーアイキャッチコンペ」にも挑戦しました。
(正確にはリベンジ…?)
夏ということで「海モチーフ」で作成しました。
ざらっとしたテクスチャのブラシで描いたり、
ちょっとぼけっとした顔のペンギンがお気に入りです。
残念ながら採用はされませんでしたが、他のメンバーさんの作品を見て、
もっとこうすればよかったかな~と考えるのはいい勉強になりました。
ここら辺で謎の焦りやもやもやが発生。
そこで、温泉内で定期的に開催している相談会「シン・北極会」で相談して自分の方向性や活動の仕方を考え直してみることに。
相談会では
「温泉メンバーのやり方、いちげ氏さんが言ったからこのやり方しかない」という概念を取っ払い、
自分が好きなことを、もっと自由な発想で素直にアウトプットしてみよう、と言われました。
たぶんこれが自分に一番足りなかったことだなぁと。
「周りの影響を受けやすい」ことを自分では悲観的に捉えていたのと、
「これを作るにはこうしないといけない」と型にはめがちでした。
温泉内で話す方法や例は、一つのやり方として提示していて、
合う人もいれば、状況的に別の方法を探す必要もある。
私の場合は、そもそも「地元在住クリエイター」という枠から外れるので、
自分なりのやり方を見つけないといけないのです。
青森のことで仕事がきたらもちろん嬉しいけれど、
現状は別で収入源があり、今はそこに執着する必要はないということで、
「自分自身が楽しく描いて、青森をイラストで表現する」を
第一目標にすることにしました。
「素直なことや吸収力は強みだよ~」と、
ストレートに褒められてびっくりしました。(褒められ慣れていない…。)
自分のもやもやが少しすっきりしたかなと思います。
ありがたや~。
描いてて楽しいと感じ始める
9月は「岩木山」をモチーフにポストカードを作ろうと挑戦。
時間をかけてもいいから、これまで受けたアドバイスを丁寧に昇華したいとじっくり取り組んだ気がします。
最初のラフはやっぱり一枚絵としての構図作りが課題になり、
「かっこいい絵(構図)にするぞ~!」とあれこれ。
途中から唐突にファンタジー色が増えましたが、
久しぶりに描いてて楽しいなぁと思いました。
ラフから完成までを大まかにまとめたツイートがこちら。
ちょうどポストカードを作っていた時期が挙式の準備と重なっていたので、ポストカードを活用してみたら?という提案をメンバーさんからいただきました。
ウェルカムボードにリメイクする時間はさすがになかったので、
結婚式当日、食事会の会場にポストカードを置かせてもらいました。
まさかこういうときに見せる機会があるとは…、と意外な展開でしたが嬉しかったです。
「勉強会」開始と「サロン・ド・クリエイト」への引っ越し
10月頃から運良くメンバーが3人揃ったので、「勉強会」を開始しました。
「ひとり青森応援隊」名刺作成と、フリーペーパーの制作を進めています。
「ひとり青森応援隊」についてはこちらから。
11~12月頭は、名刺作成に時間を費やしました。
名刺は紙質が好きなものに印刷できたのでお気に入り。
こちらの名刺は、近所のカフェの店主さんや、
いつも通っている美容室のスタッフさんに渡すことができました。
フリーペーパーはちょっとスローペースですが現在制作中です…!
岩木山ポストカードが完成したあたりから
いっぽの課題に取り組むことができず、いちげ氏さんに相談のうえ
「はじめのいっぽ」から「サロン・ド・クリエイト」に引っ越しました。
自由課題の講評会のため、実際にお仕事の作品が提出されるなど、
メンバーさんの作品のレベルが高くて「ひえぇ」ってなっています。
今はリンゴちゃんのラインスタンプをこつこつ作っています。
私が家族に使うとしたらこんなスタンプがいいなぁという設定。
こんな感じのスタンプになる予定です。
久しぶりのコンペ参加と帰省
12月こそは久しぶりにコンペに参加するぞ~と意気込み、
「いちげ温泉公式Twitterの冬ヘッダーコンペ」に参加しました。
制作前に、どういう風なものにしたいかテイストなどをまとめたところ、
思いのほか作業の進みが良かったです。
「目的地を明確にする」ってこのことか~と思いました。
いちげ氏さんから、
「今までの作品で一番完成度が高くて、力作な気がする」と
コメントをいただきめちゃくちゃ嬉しかったです。
見直してみると、ヘッダーにしては細かすぎたかな~と思います。
次はちゃんと用途を意識して作れるようになりたい。
年末年始には久々に実家に帰省し、できる範囲で現地営業をしてきました。
年末の休業期間に入っている店舗もありましたが、
よく行くカフェにポストカードを置かせてもらいました。
直接話すの緊張した…。
ポストカード3種類を見せたときに、
だいたい一番反応がいいのが「岩木山ポストカード」でした。
自分が楽しんで描いたのが伝わっているのかな~と思ったり。
まとめ
一年経って一番の変化が何かといえば、
「自分で作る→講評会でのアドバイス→完成させる」を繰り返すことで、
自力で密度があるものを作れるようになっていることです。
自分で驚きました。びっくり。
いちげ温泉以外の作品でも、
めげずに完成させることができるようになったので嬉しい成果です。
これからの課題は一旦こんな感じ。
■作業前の目的地作り
■一枚絵として魅力がある絵作り
■線画~彩色を丁寧に
まだまだ課題はあるけれど、
一番最近描いたファンアートも線画頑張りました…!
作業ペースの波はあるものの、絵を描く難しさと楽しさの両方を感じながら取り組めているかな~と思います。
これからも「ひとり青森応援隊」としての活動やそれ以外のイラストなど、マイペースに頑張りますので、ゆる~く見ていただければ幸いです。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!
Nari
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