西表島遠征 2023 4日目
この日はチャマルをやると決めていた。
朝早く起きるかと思えばそんなことはなく10時頃に体を起こし洗濯物を干して目星をつけていたポイントへ向かう。
少し聞いた話だが林床をひたすらに歩き、くまなく地面と睨めっこし、見つけるといった何とも地味な採集。ほんとに採れるのかなと不安要素しか無かった。
11時頃に到着しポイントを少し歩いてみる。
30分くらいした頃か、ふと目の前にやけに明るいドングリが落ちている。これがもしや?と小さなチャマルであった。
へー、こんなふうに居るだと、これは焦点が合わないと見つけられないね、、
その後はコンスタントに見つけられて小一時間で友人と含め5頭拾えた。因みに友人は30mmと立派なチャマルを拾っていた。(ここまで拾えるなら昨日あんなふうに寝そべらずにこれば良かった、、と少し後悔)
チャマルを後にし宿に戻った。
18:00頃に入山し初日に見たポイントの更に奥まで開拓をしようと試みた。あまり、期待はせず見てきた箇所は念入りに確認し、奥へ進む。が、しかし、全く居ない。何故だ。虫っけが感じられずここは既に発生が終わったのか?帰り際に徘徊していた中歯型、小歯型を見つけ、この日は友人は1頭も見つけられずに戦意喪失。これでやっても仕方がないと、下山した。
明日は朝から雨予報。夜もかなり降り、この晩が最終晩となった。
結局、ヤエマル、チャマル共にメスは採集出来ずに終わった。
宿に戻り少し星空をみながら夜風に当たり気を紛らわした。
この日はなんだか悔しくもあり寂しくもある晩になった。大歯は採ったが次が続かなく、そう甘くないと、自分に言い聞かせ頭を枕に置いた。
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