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木材加工について


皆さんこんにちは。

最近取り組んでいる木材の加工についてお話したいと思います。

アンティーク家具や古民家を解体した時の木材や、全国各地で手に入った木材たちは木の種類や形が様々です。
それらと一個ずつ向き合ってオイル塗装や染色、漂白、研磨などの加工を施しています。

主にディスプレイや撮影に使っていただきたいと思っております。
最初に木材の杢目や割れ、カケを見ながらカットします。
欠けている部分をあえて残す方が仕上がりが良いのか、等考えながら削っていきます。

後から不要な部分をカットするのは簡単なのでむやみにカットしてしまわないように気をつけます。

次にサンダーや紙ヤスリで整えていきます。

どの程度なめらかにするのかを木の種類、部分などを考慮して決めていきます。
色ムラが気になる部分に、自然になじむよう塗料を混ぜ合わせて色を作り、少しずつ塗っていきます。

元の色味を損なわないよう杢目に沿って慎重に塗布します。
色の調整が終わったら、木の表面と側面にワトコオイルを塗っていきます。

オイルが乾かないうちに研磨が足りていないところや節目にペーパーで研磨します。

そうすることで木材にオイルが均等に染み渡り、表面をよりなめらかに整えることが出来ます。
乾いたら裏面を塗り、その後二回目を塗っていきます。

樹皮の部分やツヤがもう少し欲しい部分には「オスモ エキストラクリアー」を塗ります。

ムラになりやすいので筆で塗った後、ウエスを使って均等に塗布していきます。

大体5日間程かけて完成させます。すべて一点物となっております。

BASE、ストアで様々な木材を販売しております。手間をかけて制作した木材を是非ご覧になって下さい。
NAREU (thebase.in)

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