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夜、雨、ケーパー。

夜。

最近、菜の花がよく売られている。
ベーコンと合わせてバターソテーにして食べたらほんの少しの苦味に季節を感じて美味しかった。
やっぱり旬の野菜が一番美味しい気がする。

料理の動画が好きで、インスタを開いたらいつも芋づる式にいろんな動画が出てくるので毎度つい色々と見てしまう。
最近気になったのは、里芋を薄く輪切りにして中華風スープに絡めた一品。
里芋って皮をむいたら丸々一個をそのまま煮物にするイメージしかなかったから(切ったとしても乱切り)、薄く輪切りにするという発想が斬新で。
薄く切ることでグラタンなどにも使えると知って、なるほどなぁと。
今度やってみたい。

料理の何が面白いってこういうところだよなぁと思う。
素材一つとってみてもいろんな調理法がある。
同じ素材でもそれが和食か洋食か中華かで全然扱い方が違ってきたりする。
里芋なんてイコール煮物くらいに思ってしまっていたから、洋食や中華風も合うんだというのがまず新しい発見で、こういう出会いや発見が嬉しい。
私は知らないことや新しいことを知るのが好きだから。
すぐやってみたくもなってしまうし。

菜の花を買った時、ケールも売られていたのでそれも買ってみた。
これも以前、インスタでたしか見たんだけど、オーブンで焼いてカリカリのチップスにしたのがとても美味しそうだったからやってみようと思って。
…好奇心。笑 

ちなみにこれね。(袋越しの見た目だけだとレタスとかとの違いがよくわからないかもだけど…)

あと、最近同じく好奇心で入手したものに、ケーパーがある。

これ、たぶん私、レストランとかでこれまで普通に食べたことあるはずなんだけど、食材として手にすることって無くて。
ラベルにもあるけど、風鳥木という花のつぼみのピクルス。

風鳥木、読み方はフウチョウボク。
最近よく動画を観てる料理家さんが好んで使われていて、観てたら私も気になってきて、ちょうどカルディの陳列棚にあるのを見つけて買ってみてしまった。

Q : ケーパー(ケッパー)はどんな味ですか?

A : ケッパーはフウチョウボクの花のつぼみを酢漬けや塩漬け、油漬けにして作られます。 見た目は緑色の小さな粒状で、ぷちぷちとした食感です。 独特な芳香とほのかな辛味があり、魚料理や肉料理に加えることで深みのある味わいになると同時に、ぐっと全体の味が引き締まります。

https://www.kurashiru.com/articles/1a8416aa-aff5-4b79-86f8-d895e8493b27#

…だそう。

ちなみに、風鳥木の花自体は夜に咲いて翌昼ごろには散ってしまう儚いものなのだとか。
ただ、どんどんたくさん咲いてくるから、全体としては長く楽しめる花としてガーデンニング系のWebページなどには紹介されていた。
ケーパーを料理によく使うフランスでは蕾を採るだけの目的でも栽培されて、なんと一本の木で30年間も収穫を続けるらしい。


なんか気になったらあれこれ調べてしまう。
これも治らない癖。笑

風鳥木は別の呼び方でクレオメと言って、花言葉も色々とあるらしい。
「秘密のひととき」「風に舞う胡蝶」「想像したほど悪くない」など。
「秘密のひととき」というのは夜咲いて昼には散ってしまうことに由来してるとわかるのだけど、「想像したほど悪くない」って何なんやろう。
今調べたら、クレオメが英語圏では「Spider flower(蜘蛛の花)」と呼ばれていることに由来しているらしい。
名前から想像してたよりは綺麗な花だね、みたいな感じかな。
だとしたら、なんて失礼な…笑
まぁクレオメからしたら花言葉なんてものは何にせよ「知らんがな」って感じだとは思うけど。笑

気になることが次々出て来て止まらないけど、読んでる人はたぶんそんなにケーパーのこともクレオメのことも知らなくていいかもだからこの辺にして寝ます。

…笑。

雨がずっと降ってる。
明日はやむかなぁ。

明日もきっと良い一日。

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