過去最高の恋愛映画
ちょっと古い映画なのだが、スゴい映画と出会ってしまった。
「フィリップ、きみを愛してる!」
(洋題:I Love You Phillip Morris)
あらかじめ言っておきますが、僕は小説や映画やドラマなどどれも恋愛とつくジャンルのものは大嫌いだ。
正確に言うと大嫌いというよりも苦手というか興味がないといった方が正しいのかもしれない。
だけど、今回、僕が出会った映画は恋愛映画。
それもドロドロした昼ドラ要素などもない純愛映画。
だけど、これだけはハッキリと言える。
今後、10年20年この作品を越える恋愛映画は登場することはない。
それぐらいの衝撃を受けたのだ。
簡単なあらすじを言えば、好きな人と幸せになる為に犯罪を重ね、好きな人に会いたいが為に脱獄を重ね、好きな人を守る為に嘘を積み重ね、好きな人に嘘がバレて距離を置かれ、好きな人との距離を戻そうと奮闘する男の物語。
嘘のような話としか思えませんが実話のお話。
(主役の囚人は終身刑なので今現在も服役中です)
劇中で「僕たちは愛の道化だね」なんて台詞が登場してくるのだが、普通なら大袈裟過ぎて臭い台詞なので間違いなく吹き出したり冷めたりしまうところなんですがフィリップが言うとただただ泣けてきます。
脚本と音楽が大変に良いせいか、爽やかなストーリーになっており一貫して観やすい映画でした。
(BGMの音楽の明るさもさることながら、とにかく脚本を評価したい)
主役の暴走ぶりにはそのなりふり構わぬがむしゃらさ、猪突猛進ぶりにはハァーと呆れ返りながらも胸がすくような爽快感と抱きしめたくなるような愛おしさを覚えてしまいます。
同時に、こんなにも純粋に愛に突っ走ることができたらこれ以上の幸せはないだろうなという羨ましさもあり人それぞれ感じ方は違うかもしれませんが見終わったあとに恋焦がれるような何かを感じさせる映画です。
それでいて何度も見たくなるような素晴らしい純愛映画だった。
ただし、純愛と言っても男と男の恋愛ですがww
つまり、ゲイの映画ですww
主役はジム・キャリー。
フィリップ役はユアン・マクレガー。
製作総指揮はリュック・ベッソン。
仏米合作のフランス映画です。
オススメの映画なので是非見られてください!!
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