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ナッツの万馬券倶楽部 #35


僕のこの投稿を毎回楽しみしてくれている知人がいる。

その知人から言われた一言。

「お前の予想、全然当たらねえな」

確かにwww

「お前が予想した馬を外せば馬券が当たる」とまで言われた。

それはそれで、僕の予想が参考になっていると思えば、僕の予想に需要が出てくる。

予想者としては辛い現状ではあるが…ww



そろそろ本題に入り、ダートの頂上決戦、チャンピオンズカップの話を。

正直、僕はダートレースはそんなに好きではない。

昔はダートレースも好きだったが、近年は熱が入らない。

僕が好きだった当時は、クロフネ、ゴールドアリュール、アドマイヤドン、カネヒキリなど絶対的な信頼ができるスターがいた。

だが今は、絶対的なスーパースターに欠けている気がする。

かつては1番人気の強いレースだったが、近年は4連敗中。

ダート界戦国乱世www

それはそれで楽しい気もするが、絶対的なスターがいないから予想が難しい。





まず注目馬の一頭で、今回のレースはアウォーディーが中心視されることは揺るがない。
昨年の9月にダート転向後、負け知らずの6連勝。
特に前走のJBCクラシック(G1)では、G1を3連勝中だったコパノリッキーとの"天下分け目の一戦"を制し、ダート界の覇権を握った。
すでに6歳、来年には7歳になるが、主戦の武豊騎手と共に、ここからどこまで連勝を伸ばせるか大注目だ。



そんなダート界の新王者に、これ以上負けられないのがコパノリッキー。
今年のかしわ記念(G1)で復活の勝利を挙げると、そこから帝王賞、南部杯とG1を3連勝。
南部杯のレコード勝ちするなど内容も圧倒的で、一時は長期政権の気配までうかがえた。
ところが前走のJBCクラシックで超新星のアウォーディーに後塵を拝すどころか、直線で伸びを欠いて5着敗退。
巻き返しを図りたい今回は、前走の田辺裕信騎手から新パートナーにC.ルメール騎手にスイッチ。
今年は有名人オーナーの馬が活躍している一年なので、Dr.コパの馬なだけに巻き返しは十分にありえる。




前走で古豪の健在ぶりを見せたホッコータルマエも上昇気流に乗っているだけに勝ち馬候補に割り込んできそう。
G1の最多勝記録を持つホッコータルマエだが、今年1月の川崎記念(G1)で10勝目を挙げたのを最後にやや精彩を欠く競馬が続いていた。
今年で7歳ということもあって、能力の低下が囁かれていたが、前走のJBCクラシックで久々にかつての王者らしい走りを披露。
先頭で入った最後の直線で粘りに粘って、勝ったアウォーディーと0.1秒差の接戦に持ち込んでいる。
勝てば文句なく、自らが持つ最多勝記録更新となる。
ダート界のレジェンドが、さらに大きな勲章を増やすのだろうか。




昨年2着のノンコノユメも当然ながら侮れない一頭だ。
3歳のジャパンダートダービー(G1)でビッグタイトルは手にしているものの、その後はG1であと一歩のレースが続いているノンコノユメ。
この秋はセン馬になって心機一転を期したが、前走のJBCクラシックでも4着と、やはり一枚足りない内容だった。
だが、そんな本馬に世界のR.ムーアという超強力な助っ人が騎乗することに。
果たして世界の名手は、善戦マンの汚名返上の力となるだろうか。




JBCクラシックで3着と自力の高さを示したサウンドトゥルー。
ただ、善戦こそはしているが今年は勝ち星は一つもなし。
すでにアウォーディーに二戦連続負けている所から力関係ははっきりしていそう。
複勝圏内ではあるが勝ちは難しいのでは…。




前走、みやこS(G3)を制したアポロケンタッキー。
G1出走経験がないだけにどれだけの強さなのかが未知数。
年明けから3連勝しているので決して弱くはないだろうが、G1でどこまで力が通用するか。




武蔵野S(G3)を制したタガノトネールは、1400~1600mを中心に走ってきた馬。
ダート1800mの経験もないので、距離が伸びて吉と出るか凶と出るか?




最近のアスカノロマンは大敗が続いているが、まだ見切りをつけるにはまだ早い気がする。
今年の東海S(G2)を勝っており、フェブラリーS(G1)でも3着に入っている。
東海Sは今回のチャンピオンズカップと同じコースで同じ距離、この経験値はでかいはず。
勝手ながら僕は、この馬は冬場に強い馬だと決めつけているww




今年のフェブラリーS(G1)の覇者モーニン。
前走は負けすぎな気もするが、実績馬だけに侮れない。
ただ、すでに1800mの距離でアウォーディーには負けている。
この馬の力関係の位置付けは難しい…。




3歳トップクラスの実力を誇るゴールドドリーム、ラニなどはどこまで古馬相手に通用するのか?

その辺も楽しみの一つである。





【ナッツの予想】
◎コパノリッキー
◯アウォーディー
▲ノンコノユメ
△ホッコータルマエ
△アスカノロマン
△アポロケンタッキー
△ゴールドドリーム





アウォーディーという新王者が誕生したことで、新たな局面を迎えているダート戦線。
冬のダート王決定戦で見られるのは、王権盤石への足掛かりか、元王者の意地のリベンジか、はたまた新たなる王者の誕生となるのか?

余談だが、今週はASKA氏の覚せい剤取締法違反の容疑で2度目の逮捕の話題で持ちきりなので、アスカノロマンで決まるとそれはそれで面白い。

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