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ナッツの万馬券倶楽部 #20


今年の3歳世代は黄金世代とも呼ばれたりしてるが、なんだかんだで4歳世代も強いと僕は思っている。

6月26日(日)に阪神競馬場で行われる宝塚記念(GI)は上半期の総決算となるファン投票によるドリームレース。

2016年、今年の宝塚記念にはドバイ帰りのドゥラメンテが出走を表明。
ドバイでは落鉄の影響もあり惜しくも2着でしたが、秋の凱旋門賞遠征を前にどんなレースを見せてくれるのか楽しみ。

今年はドゥラメンテ以外にも豪華メンバーが揃いそうな宝塚記念。
連覇を目指すラブリーデイや天皇賞春を勝ったキタサンブラックなども宝塚記念への出走を予定しています。
当初は秋まで休養すると言われていたアンビシャスも参戦が決定。

安田記念の結果次第ではわずかながら出走の可能性があったモーリスですが、安田記念で折り合いを欠き2着に敗退。
宝塚記念への出走、ドゥラメンテとの対決も幻となってしまいました。

一時期は出走を匂わせていたミッキークイーンは結局回避。
このまま休養に入り、秋は一度使ってから大目標のエリザベス女王杯に向かうとのこと。

球節の腫れで回避を発表していたショウナンパンドラは骨折が判明。
こちらはちょっと秋の復帰も怪しくなってしまいました。

ゴールドアクターはこのまま休養して秋はオールカマーで復帰予定。

サウンズオブアースも結局回避して京都大賞典で始動するようです。

リアルスティールは安田記念で惨敗したので秋まで休養。
秋は毎日王冠→天皇賞秋と歩むようです。
秋天が最大目標のようですが安田記念のあの走りではしばらく折り合いに苦労しそう。

それでも年によっては寂しいメンバーになることもある宝塚記念ですが、今年は上半期の総決算となるドリームレースらしい豪華なメンバーが揃いそうです。





◆2016 宝塚記念(GI) 出走予定馬

・ラブリーデイ(牡6) C・ルメール

15年宝塚記念(G1) 優勝
15年天皇賞秋(G1) 優勝
15年京都大賞典(G2) 優勝
15鳴尾記念(G3) 優勝
15年京都記念(G2) 優勝
15年中山金杯(G3) 優勝
15年ジャパンカップ(G1) 3着
15年有馬記念(G1) 5着
16年産経大阪杯 4着
16年クイーンエリザベス2世カップ(香G1) 4着

実績だけで言えばNo.1の馬。
過去にG1を連勝しているので実力は間違いない。
今年はまだ勝ち星に恵まれてないが、大敗もなく成績は安定している。
昨年の覇者なだけに連覇がかかっている。
ジョッキーがデムーロからルメールに乗り替わり新しいパートナーでの挑戦となる。




・トーホウジャッカル(牡5) 酒井学

14年菊花賞(G1) 優勝
14年神戸新聞杯(G2) 3着
15年宝塚記念(G1) 4着
16年天皇賞春(G1) 5着

金髪でお洒落なイケメンのお馬さん。
菊花賞を勝って以来、勝ち星からだいぶ遠ざかっている。
個人的には5着に終わってしまったが春天で見せ場たっぷりだったトーホウジャッカルに期待。
2週前追い切りも消化。
このまま順調に調整され無事に出てくれば面白い存在になりそう。
このメンバーで酒井学騎手なら人気もなさそうですし。
でも梅雨時の阪神競馬場の馬場では正直厳しいかも。
個人的には大好きな馬なので頑張って結果を残していただきたい。




・ワンアンドオンリー(牡5) 田辺

14年日本ダービー(G1) 優勝
14年神戸新聞杯(G2) 優勝
14年弥生賞(G2) 2着
13年ラジオNIKKI杯(G3) 優勝
15年ドバイシーマクラシック(首G1) 3着
16年ドバイシーマクラシック(首G1) 5着

一昨年の日本ダービー馬。
勝ち星からは1年9ヶ月ほど前まで遡るが、いつか何処かでかい舞台で何か仕出かしそうで恐い存在。
これが今回の可能性かもしれないww




・マリアライト(牝5歳) 蛯名

15年エリザベス女王杯(G1) 優勝
15年有馬記念(G1) 4着
15年マーメイドステークス(G3) 2着
16年日経賞(G2) 3着
16年目黒記念(G2) 2着

昨年のエリザベス女王杯の覇者で牝馬でありながら牡馬の一戦級とやりあっても惨敗せず、結果を残せている。
日経賞に関しては昨年の有馬記念の1、2着に続いての3着。
牝馬だからと侮れない存在。




・カレンミロティック(セン8歳) T・ベリー

16年天皇賞春(G1) 2着
15年天皇賞春(G1) 3着
15年京都大賞典(G3) 3着
14年宝塚記念(G1) 2着
13年金鯱賞(G2) 優勝

勝ち星は13年の金鯱賞まで遡るが、ちょいちょいG1で結果を残している。
前走の天皇賞春も13番人気でありながら、勝ち馬のキタサンブラックとは勝ち負けのレースをして僅差で2着に敗れている。




・ラストインパクト(牡6歳) 川田

16年ドバイシーマクラシック(首G1) 3着
15年ジャパンカップ(G1) 2着
14年金鯱賞(G2) 優勝
14年京都大賞典(G2) 優勝
14年小倉大賞典(G3) 優勝

14年に重賞を3勝もしているが、去年の秋からさらに本格化したような気もする馬。
今年のドバイシーマクラシックで3着という実績は讃えれるレベル。




・ステファノス(牡5歳) 戸崎

16年鳴尾記念(G3) 2着
15年クイーンエリザベス2世カップ(香G1) 2着
15年天皇賞秋(G1) 2着
15年中山記念(G2) 3着
14年富士ステークス(G3) 優勝
14年毎日杯(G3) 3着

昨年の実績を考慮するとG1に届いてもおかしくはない存在。
休み明けから一戦叩いての本番なので、期待値は上がる。
面白い一頭ではないだろうか。




・サトノノブレス(牡6歳) 和田

16年鳴尾記念(G3) 優勝
16年中日新聞杯(G3) 優勝
16年日経新春杯(G2) 3着
14年日経新春杯(G2) 優勝
14年小倉記念(G3) 優勝
13年菊花賞(G1) 2着

今年だけでもG3を2勝して、重賞でしっかりと成績を残せている。
鳴尾記念ではステファノスをくだしている。
ただ、G1でどこまで力が通じるかは疑問。




・ヒットザターゲット(牡8歳) 小牧

16年目黒記念(G2) 3着
15年目黒記念(G2) 優勝
13年京都大賞典(G2) 優勝
13年小倉大賞典(G3) 優勝
12年新潟大賞典(G3) 優勝

重賞は通算4勝。
ただ、今年はまだ前走の目黒記念のみ。
ピークは過ぎている気もするが、一回叩いているだけに前走よりもデキは良さそうだが、このメンバーでどこまでやれるか…。




・フェイムゲーム(牡6歳) 柴山雄

16年ダイヤモンドステークス(G3) 2着
15年天皇賞春(G1) 2着
15年ダイヤモンドステークス(G3) 優勝
14年アルゼンチン共和国杯(G2) 優勝
14年ダイヤモンドステークス(G3) 優勝
13年京成杯(G3) 優勝

通算重賞4勝。
過去にG1で2着と結果を残してはいるが、ただ、前走の天皇賞春は8着に終わっている。
ピークは過ぎた感は否めない。




・ドゥラメンテ(牡4歳) M・デムーロ

16年ドバイシーマクラシック(首G1) 2着
16年中山記念(G2) 優勝
15年皐月賞(G1) 優勝
15年日本ダービー(G1) 優勝
15年共同通信杯(G3) 2着

強い4歳世代の主役候補。
日本最強馬の呼び声も高く日本を代表する馬だと思うが、ファン投票では意外と6位止まりだった。
秋はフランスの世界最高峰のレース、凱旋門賞(仏G1)に出馬予定なので負けられない1戦である。




・キタサンブラック(牡4歳) 武豊

16年天皇賞春(G1) 優勝
16年産経大阪杯(G2) 2着
15年有馬記念(G1) 3着
15年菊花賞(G1) 優勝
15年セントライト記念(G2) 優勝
15年皐月賞(G1) 3着
15年スプリングステークス(G2) 優勝

強い4歳世代の主役候補。
ご存知、北島三郎の所有馬。
ファン投票では堂々の1位を獲得している。
距離適性的にも問題はなさそうなので恐い存在。
天皇賞春からのG1連勝となるのか?




・アンビシャス(牡4歳) 横山典

16年産経大阪杯(G2) 優勝
16年中山記念(G2) 2着
15年ラジオNIKKI賞(G3) 優勝
15年毎日杯(G3) 3着
15年共同通信杯(G3) 3着

強い4歳世代の一頭。
クラシックレースは一つも走ってはいないが、4歳になって本格的に頭角を現してきた一頭。
産経大阪杯では、天皇賞春の勝ち馬キタサンブラックに勝っており、中山記念では、ドバイターフを勝ったリアルスティールに先着している。
宝塚記念でGI初勝利を挙げる馬が多いだけにこの馬にも期待が集まりそう。




・サトノクラウン(牡4歳) 岩田

16年京都記念(G2) 優勝
15年日本ダービー(G1) 3着
15年弥生賞(G2) 優勝
14年東京スーポツ2歳ステークス(G3) 優勝

強い4歳世代の一頭。
クラシックの時は主役候補の一頭だった。(皐月賞1番人気)
香港では泥んこ馬場に泣いたサトノクラウンもこのレースで復帰予定。
ドゥラメンテとの豪華併せ馬でいい動きを見せ調子も良さそう。
ただ、"サトノ"の冠名はG1を勝てないというジンクスがww
このメンバーだとちょっと人気を下げはするだろうが、まだまだ見切りをつけるには早すぎる段階かもしれない。




・シュヴァルグラン(牡4歳) 福永

16年天皇賞春(G1) 3着
16年阪神大賞典(G2) 優勝
16年日経新春杯(G2) 2着
14年京都2歳ステークス(G3) 2着

強い4歳世代の一頭。
天皇賞春の3着馬。
G1はまだ一戦だけだが、今回のメンバーではフロック視されそうだが決して侮れない。




・タッチングスピーチ(牝4歳) 浜中

15年エリザベス女王杯(G1) 3着
16年京都記念(G2) 2着
15年ローズステークス(G2) 優勝

派手な実績はこれとないが、ローズステークスではオークスと秋華賞を制した二冠馬のミッキークイーンをくだしている。




・ヤマカツエース(牡4歳) 池添

16年中山金杯(G3) 優勝
15年福島記念(G3) 優勝
15年札幌記念(G2) 4着
15年函館記念(G3) 3着
15年ニュージーランドトロフィーカップ(G2) 優勝
15年ファルコンステークス(G3) 3着

昔から金杯は今年の一年を占うレースとも言われ、ここで実績を残した馬は今年一年活躍するとも言われていた。
宝塚記念はG1未勝利馬が勝ったりするレースとも言われたりもしている。
強い4歳世代の一頭なのでフロック視はできない。







今、思えば中山記念は豪華メンバーだった。
中山記念の優勝馬ドゥラメンテは、ドバイで開催された国際G1のドバイシーマクラシックでは惜しくも2着と健闘。
中山記念6着馬のラストインパクトもドバイシーマクラシックで3着と健闘した。
2着のアンビシャスは産経大阪杯(G2)で1着。
ちなみに産経大阪杯で2着だったキタサンブラックは次走の天皇賞春(G1)を快勝。
この時の大阪杯の2~6着馬は全てG1馬だった。
中山記念で3着のリアルスティールは、次走のドバイターフを優勝した。
こちらもドバイで開催された国際G1。
ちなみに中山記念で7着だったロゴタイプは、今年の安田記念(G1)を制覇。
これで今年の中山記念のレベルの高さが分かるはず。

先ほどもちょこっとだけ産経大阪杯について触れたが、こちらのレースもそこそこのメンツが集まったのは間違いない。
1着 アンビシャス(G1未勝利)
2着 キタサンブラック(16年天皇賞春)
3着 ショウナンパンドラ(15年ジャパンカップ)
4着 ラブリーデイ(15年天皇賞秋)
5着 イスラボニータ(14年皐月賞馬)
6着 ヌーボレコルト(14年オークス)
こちらのレースもレベルの高さが分かるはず。

日経賞(G2)の着順の方は、
1着 ゴールドアクター(15年有馬記念1着)
2着サウンズオブアース(15年有馬記念2着)
3着 マリアライト(15年エリザベス女王杯1着)
昨年の秋のG1で活躍したメンバーでの着順だった。

今年の春は、前哨戦から楽しませていただけるレースが多かった。




これらを踏まえて予想を立ててみました。

【ナッツの予想】
◎ドゥラメンテ
◯キタサンブラック
▲ラブリーデイ
△アンビシャス
△マリアライト
△ラストインパクト
★トーホウジャッカル
★ステファノス
★サトノクラウン

ただ、当日に雨が降るか降らないかで予想の仕方がまったく変わってくる。
★印は雨が降らなければ面白い存在。

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