未来は僕らの空想でできている。
1989年に公開された「BACK TO THE FUTURE 2」で登場した“ホバーボード”も現実に作り出され、未来の道具だと思われてた物が現実化されてしまった。
あの当時は「未来ってすげー」と夢見たものだ。
でも、あの未来を空想して映像化したのは“誰か”であり、それを現実化させたのも“誰か”である。
僕が少年だった頃には、車の自動運転なんてのも夢見たものだ。それも実現化されている。
空想で描いてきたものが現実化されている。
近日発売予定のPlayStation VRなんてのは、まさにSFの世界で描いてきたようなアイテムだ。
それが家庭用で発売されようとしている。
いや、待てよ。
ひょっとすると、人間が空想できる範囲のものは、実は全て現実化できるものなのではないだろうか?
現実に宇宙開発やらなんやらで、宇宙産業に目を向けている人たちもいる。
火星移住計画が現実化されるものならば、現実にガンダムの様な世界になっててもおかしくはない。
地球防衛軍 vs ネオン軍みたいな感じ。
正直、僕はガンダムの事は詳しくないのでどういった話か知らない。
だが、宇宙戦争が起こったりしても不思議ではない。
火星で産まれ火星で育った人間たちが、故郷の星・地球を奪還するために地球に侵攻してくるなんて、今はまだSFの話かもしれないが、数百年後には現実化してても不思議ではない。
人工知能が進化しすぎて、ロボットが世界を制する時代なんて来るかもしれない。
廃墟と化した街には暴走した機械やミュータントやロボットが、人々に牙を向き、人間は地上に残るシェルターでわずかに生き長らえるような世界に…。
もはや、スクウェア・エニックスが1995年に発売したクロノ・トリガーの世界。
これもクロノ・トリガーを製作した人たちの空想。
こうなれば、SFの巨匠、藤子・F・不二雄が描いてきた未来もまた現実化されても、もはや違和感はない。
やはり、人間が空想した世界は現実化できるものと決めつけているから。
現に藤子・F・不二雄は形は違えど、数十年前からiPhoneやスマートフォンを予言している描写があった。
こちらの道具もすでに未来を予言していた。
Nintendo 3DS。
こうなれば、鳥山明が空想を描いたように、修行さえ詰めば、舞空術が使え、飛行機なしで空も飛んで移動できるようになるかもしれない。
僕はカナヅチだ。
ひょっとすると、僕は知らないうちに、悪魔の実を食った能力者かもしれない。
だから僕は泳げないのかもしれない。
だとしたら太っている僕は“デブデブの実”を食ってるな。
これもONE PIECEの作者・尾田栄一郎が空想で描いたものなのか?
いや、違う違う、そうじゃ、そうじゃない。
泳げない、太っている、これらの言い訳が欲しかったに過ぎない話。
そんなこんなで今年も僕の苦手な海のシーズンがやって来ましたな。