ナッツの万馬券倶楽部 #44
今週は天皇賞・春(G1)です。
今年の天皇賞・春はサトノダイヤモンドとキタサンブラックの二強ムード。
このコラムのタイトルが“ナッツの万馬券倶楽部”という事もあり、穴馬を推さなければいけないと僕の中の使命感が働いてしまいますw
今回のメンバーから穴馬を探すとなれば………。
う~ん、難しいwww
まずはサトノダイヤモンドから。
前走の阪神大賞典(G2)では圧勝でした。
さすが昨年のグランプリホースと貫禄を見せるような印象。
昨年の菊花賞馬でもあり、コース、距離は問題なし。
ここで不甲斐ないレースをするようであれば、秋の凱旋門賞(仏G1)の話も白紙に戻した方がいい。
前走の大阪杯(G1)も人気通りにあっさり勝ってしまったキタサンブラックは、昨年の天皇賞・春の覇者。
こちらも一昨年の菊花賞馬である。
文句なしにコース、実績、距離は問題なし。
この馬たちのライバル馬を探すとなれば?
シュヴァルグランは昨年の阪神大賞典(G2)の覇者であり、昨年の天皇賞・春は3番人気で3着だった。
それ以外にも重賞レースでは、アルゼンチン共和国杯(G2)を勝ち、ジャパンカップ(G1)では3着だったので実績は悪くない。
姉にヴィルシーナ、妹にヴィブロスとG1馬が出ている血統。
(馬主も大魔人・佐々木主浩)
ただ、今年の阪神大賞典でサトノダイヤモンドとの力の差を見せつけられた感じはあったので、今回のレースは可能性があっても3着までとみた。
となれば、シャケトラ。
まだどの馬ともやりあっていないので未知数ではある。
前走の日経賞(G2)では、ディーマジェスティー、ゴールドアクター、レインボーラインと実績馬である人気所を負かしている。
4歳馬で6戦4勝とキャリアも浅いだけに未知数なので気になる存在。
ひょっとすると遅咲きの大器なのかもしれないw
昨年でいう所のシュヴァルグランっぽい存在。
オーナーも数々の名馬を輩出した金子真人だし、父がマンハッタンカフェというのも好材料。
ゴールドアクターは横山典弘に乗り変わり。
天皇賞・春は3200mの長丁場のレース。
短距離戦なんかよりもジョッキーの実力も必要となってくるレース。
ベテランの横山典に乗り変わりはプラスとみた。
前走よりはマシなレースをしてくれると期待ができる。
ここ最近、パッとしない成績のディーマジェスティー。
どちらかというと贔屓目にして僕は応援してきた馬である。
そろそろこの馬に見切りをつけたい所だが、母父がブライアンズタイムなので何処かでこの馬に期待してしまう僕がいるw
昨年の菊花賞(G1)では4着だったので、距離の問題など課題はありそうだが。
ただ、共同通信杯(G3)では6番人気で1着、皐月賞(G1)では8番人気で1着となっているように、この馬は人気をしていない時のが結果は良いのかもしれない。
今回はさほど人気しないだろうし、狙い目なのか?!
実は今回、僕が一番気になっている馬はレインボーライン。
僕の持論なのだが(さほど当たりもしない持論ですがw)、“人気馬・実力馬の人気落ちは買いっ!”
前走の日経賞(G2)では2番人気に支持されながらも4着。
さらに今回はメンバーも強化されてくるので人気が落ちるのは目に見えている。
アーリントンカップ(G3)を勝ち、NHKマイルカップ(G1)では3着と1600mで実績を残し、3000mの菊花賞(G1)でも2着に入る実績馬。
マイラーなの?ステイヤーなの?とわけの分からない所がこの馬の魅力的なところであるw
長丁場のジョッキーの実力も発揮されるレースとなれば、鞍上のミルコ・デムーロは心強い。
今回のメンバーで生粋のステイヤーを挙げるならば、アルバート。
昨年の天皇賞・春は6着で終わってしまったが、この一年で力はつけてきているはず。
ステイヤーズステークス(G2・3600m)を二年連続で勝っており、今年のダイヤモンドステークス(G3・3400m)もこの馬が勝った。
ただ、強化されたこのメンバーでどこまで力が通じるか?
アルバートと同じくアドマイヤドン産駒のアドマイヤデウス。
この馬は今年の日経賞(G2)の3着馬。
成績を見たら強いのか弱いのかよく分からない馬w
今年で3度目の天皇賞・春に挑戦となるが、年々着順は上げてきているので今年は何着になるか見もの。
阪神大賞典(G2)で3着だったトーセンバジルは、まだ大きいレースの経験は、昨年のジャパンカップ(G1)の11着ぐらい。
そういった意味でまだまだ伸びしろを感じた。
今年の阪神大賞典で2着馬のシュヴァルグランに2馬身半もつけられている状態では難しいとも思ったが、それを上回る期待値のがデカい。
ワンアンドオンリーに関しては、僕の持論を持って一言だけで済ましたい。
“京都の長丁場の和田さん(騎手)は恐い”ww
【ナッツの予想】
◎キタサンブラック
◯レインボーライン
▲サトノダイヤモンド
△シャケトラ
△ゴールドアクター
△トーセンバジル
△シュヴァルグラン
無難な予想になってしまいましたが、なんだかんだで今回は人気上位で決まりそうw
切ない話だが、僕が予想する馬は来ないと言われたりしているので、今回、予想から外してしまったディーマジェスティーが来たらこの持論は立証される事になってしまう…。
だが今回は、どれだけ頭のなかでシミュレーションしても、人気上位で決まるのが見えている。
つーか、それ以外考えられない。
それぐらい上位人気馬と下位人気馬の力の差が離れてる気がする。