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フットボールT戦国時代!COMOLIの対抗馬になれるのはコレ…blurhms ROOTSTOCKのロゴT、今年どうよ?相次ぐ別注もレポート!【レポート】

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無地T全盛時代に一石を投じたblurhms ROOTSTOCKのロゴT


 ドメスティックブランドの「界隈」と言えば、かなり狭いもの。
世間的には全くと言って良いほどに波紋などは無いのですが、そんな狭いドメスティックブランド界隈でも「あの年、あのアイテムはブレイクしたよね」というものはあるものです。

例えばoutilウティのバスクシャツなどは、19年にブレイクし、20年には入荷後即完売の連続で、かなり入手困難になるほどでした。



そして昨年21年の春夏シーズンでブレイクしたアイテムと言えば、blurhms ROOTSTOCKブラームス ルーツストックのロゴTが思い浮かびます。

御存知の通り、2010年台はノームコアの時代などと言われて(未だにノームコアが何なのか、私含め結構な人が分かっていないと思いますが…)、Tシャツと言えば無地T、の時代でした。

無地Tは大人っぽいよね、くらいなら良いのですが、無地TこそTシャツ、いやTシャツはもう無地でないとダメ、と言わんばかりの、言ってみれば息苦しさもあったかな…と。

モテファッション指南は未だに「プリント着るな、無地を着ろ!」ですもんね。
もちろん、ファッションのことをある程度知るまではそれでも良いのかもしれませんが…。

そんな無地T全盛時代は、20年代に突入してもまだまだ続き、COMOLI、AURALEEなど人気ドメスティックブランドは相変わらず無地のTシャツしか作りません。

ここらへんのブランドは、ロゴTとかほしいなら他所で買ってね、という感じだと思うのですが、結局その界隈のトップが作らないとフォローブランドもまた作りづらい…というところがあり。

良くも悪くもトップブランドはやることなすこと「正解」と思われやすいですからね。


ただそんな中で、ブラームスルーツストックはロゴTシャツを多数のバリエーションでリリース。


21SSシーズンのアイテム「STANDARD」


素材には太番手の糸を限界までハイゲージで編みこんだ天竺素材を使用。

プリント後に何度も洗いこみ、まっさらな新品プリントTではなく、ちょっと古めかしい(でも決して汚くはない)風合いに仕上げています。


今、ここまでこだわってプリントTを出しているブランドは少ないです。

この風合いと、アーティスティックなグラフィックTではなく、もっとレトロな、「ちょいダサ」のロゴTは、見事受け入れられ、初夏を前にして人気ロゴは入手困難になってしまいました。


そんなわけで今年も期待されていたルーツストックのロゴTですが…。

今年のラインナップは、ちょっと微妙…。


<blurhms (ブラームス)> HEAVY METAL TEE/Tシャツ


最も期待されていたであろう、定番の3連レタードロゴは「HEAVY METAL」のみ。

昨年は「STANDARD」「ROCKSTEADY」「BEEF or CHICKEN」など、3連レタードロゴだけでも選ぶ楽しさがあったのですが…。


ヘビーメタルもね、決して悪くは、無いけれど…。


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