「オシャレ脳を鍛えよう!」2020年11月第1号、遂に発売されたユニクロ+J(プラスジェイ)、Mujilabo(ムジラボ)、ショートブルゾン特集など!
大変お待たせしました!今回はnoteの本コンテンツ「オシャレ脳を鍛えよう!」2020年11月第1号の配信です!
もう本当にめちゃくちゃお待たせしました!
今回の特集は、先日発売された+Jのレポート、そしてトレンド的に今ピークかな?と思われるショート丈ブルゾン「スイングトップ」、さらにムジラボ情報や各種コラムを用意しております。
今回新たに紹介する、オススメマウンテンパーカーもありますよ。
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なお、扱うジャンルがファッションということで、どうしても掲載アイテムの在庫状況やトレンドなど変動要素もあります。情報鮮度を考慮し、単品コンテンツは配信後一定期間(30日を目安)で値下げされます。
一定期間経過後も、価値の残存するコンテンツを目指してまいります。
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これにより、コンテンツにご満足いけなかった場合もそうですが、単品購入して試読した結果定期購読しても良いなと思ったら、返金を申し込んで頂き、改めて定期購読をしてもらうことによって、余計な出費をせずに済みます。
※今回いつものように着用画像も一応掲載していますが、カメラ機材の故障のため代替品による撮影となっております。
いつもは出来る限り実物と色味が同じになるように気をつけて調整しているのですが、今回は色の再現性についてかなり低くなっております。
後日の差し替えなども予定しておりますが、今回はシルエットとサイズ感の参考程度にお願いいたします。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。
特集1 遂に発売されたユニクロ+J(プラスジェイ)!
遂に発売されたユニクロ+J(プラスジェイ)。
ユニクロのデザイナーズコラボの先駆けとなった伝説的コラボが遂に復活とあって、発売前からユニクロUを上回る話題性がありましたが、店頭はまさに「争奪戦」となる、凄まじい混み具合…。
ちょっと今までのユニクロコラボとの比ではなかったですね。
オンラインもダウンし常時接続が出来なくなるなど、今年夏前のエアリズムマスク騒動を思わせる有様でしたね…。
果たしてそれに見合うだけの価値あるアイテムはあったのか?当日入手したアイテムに、オンラインから後日入手出来たアイテムもプラスして総括レポートをしていきたいと思います。
スーピマコットン モックネックT
個人的に最も注目していたアイテム。
いやーこれはね~、良い面と悪い面がありましたね。
まず良い面から。
色と素材感はともに最高でした。
69 NAVYは、一般的にイメージされるようなただの濃いネイビーというよりは、青っぽいダークグレーと言っても良いような、深みと曖昧さのある色。
真っ白や真っ黒にはない絶妙なニュアンスと、素材感からくる高級感あるツヤ感で、誰しもが良いカットソーだなあと分かる、そんな出来でした。
単純に見た目的には文句無いですね。
ネック部分も最初は折りシワが付いていてそのままでは着れませんが、これは折り返さないモックネック系のハイネックでは致し方ないことで、アイロンやスチームを当てることでちゃんと消えてくれます。
ただ悪い面と言うか、半分分かっていたことなのですが、生地がまあ薄い…。
かつてはデザイナーズコラボで厚手のスーピマTを出していたこともありましたが、今回のこれは「下着」基準の薄さ。
この薄さなら、もっとシーズンの早い段階で欲しかったですよね。
もう厚手のロンTが欲しい季節感じゃないですか。
この上からダイレクトにアウターを着てしまうと、寒々しい、または貧相な感じになってしまうでしょう…。
こういう感じで、ヘビーではない、軽いシャツアウターのインナーとして着ると調度良いんですけどね。
肝心のネックも、生地の薄さ故に、どうしても少しヘニャヘニャっとしてしまうのは仕方ないですかね…。
新品段階ではまあ許容範囲内ですけど、これ洗濯どれくらい持つかな?という心配もあります。
どうしてもへたりやすいモックネックですから、「すぐ駄目になった」なんて声も聞こえてきそう…。
個人的に今季イチのユーティリティアイテムだと思っている、Mujilabo(ムジラボ)のハイネックカットソー(二重編みハイネック長袖Tシャツ )の2分の1くらいの厚みに感じますからね…。
値段もおよそ2倍なので妥当っちゃ妥当なんですけど、満足感はムジラボの方が2倍以上あるかな…と。
あとはやっぱり着丈が長いのは覚悟が必要ですね…。
今回の+Jは、オーバーサイズ表記の無いものは基本一昔前のサイジングというか、現行のゆったりトレンドには完全対応されていないので、ゆったり着たいと思うと着丈・袖丈は長くなる、そういうジレンマがあります。
どちらを取るかですよねえ…。
すごくカッコいい下着、みたいな立ち位置なので、クルーネックも良いと思いますよ。
表に見せるとかではなく、カッコよくて着心地が良い、完全に下着としてなら全く文句ありません。
長い着丈もタックインしてしまえば良いので。
これ首がちょっと特殊なデザインなのでは?と思ったのですが、実物は至って普通のクルーネックでした。
既に何回か着ているのですが、洗い上がりの雰囲気、袖を通したときの気持ちよさなどは格別ですね。
本来なら1万円するくらいカットソーが2000円!などと、手放しで褒められるような完璧なアイテム、では全くないのですが(そんなこと言うと絶対クレーム来ます)、買って損のないアイテムではあると思います。
どうしても消耗品感が強いので、何枚も追加で欲しいところなのですが、既にオンライン完売で店頭でも品薄になってきていますね…。
発売日は山になっていたのでしばらく大丈夫かな?と思っていたのですが。
ちなみにユニクロのオンラインストアの実店舗在庫検索は+Jに関しては、今はほぼ機能していないっぽいですね…。
まだあるお店もありますよ。
身長171cm体重61kg サイズL着用
オススメ度 90(色、素材感、最高!ただ薄い…完璧なカットソーとは言い難いが、消耗品として割り切れれば上質感を味わえる!)
カラー別オススメ度
69 NAVY 90
この色あってのアイテムなので、その他のカラーはあまりオススメしません…。
スーピマコットンレギュラーフィットシャツ
値段的なことを考えても、今回最も万人にオススメ出来るアイテムはやっぱりシャツだったんじゃないかな?と。
前回の+Jもシャツが話題になったわけですが、今回は前回とはレベルが違いますかね。
もうね、生地が凄く良いですよ。
「良いシャツ」、特有のぬめり感があるし、ハリコシも申し分ないです。
ユニクロUのブロードシャツ(3000円)は、まあ良いは良いけど、もう千円高くて良いからグレードアップしてくれればな…と思わなくもないのですが、それを実際やってのけてくれたのがコレですね。
ボタンも高級感あって、ユニクロの1000円アップは伊達じゃないんだなと。
ちなみに同名のアイテムが2つありますが、1つは一般的なレギュラーカラーで、もう1つは隠れボタンダウン仕様になっています。
スーピマコットンレギュラーフィット シャツ(隠れボタンダウン)
これは襟裏にボタンが付いていて、ボタンダウンのようにシャツ本体と密着させることが出来るけれど、表面上は見えない、というギミック。
レギュラーカラーと見た目上は大して違いはなく、カラー展開の違いと考えれば良いでしょう。
オススメと言うか、凄く良い色に出ているな…と思ったのが、隠れボタンダウンの方の69 NAVY。
今回使っているカメラだと、生地感の良さからくる色の「深み」までは再現出来ないのですが、非常に良い色ですよ。
ダークネイビーと言うには明るめの、青っぽいネイビーですが、これがまた良い塩梅で、この生地のツヤ感やぬめり感と絶妙にマッチしています。
まっ黒だと流石にツヤっぽすぎるので、この色が調度良いなと。
ちなみにスーピマの69 NAVYとは、同じカラー名称でも全く違う色ですからね。
スーピマはほとんど色の鮮やかさがありませんが、こちらのシャツにはあります。
「青」感が強いですね。
レギュラーフィットに関しては、ユニクロUのシャツと比べると、着丈は長くて、身幅は細い、というバランスなので、よりカジュアル感を抑えたフォーマル寄りの物になると予想していたのですが、案の定、結構サイズ感難しかったですね。
Lだとちょっと着丈が長くて、Mだと全体のバランスが小さい…みたいな。
ただユニクロUとの差は、そこまで大袈裟なものではなかったですけどね。
今トレンドのゆったりしたカジュアルシャツに慣れてしまうと、サイズ感の面で物足りなさはあると思います。
今カジュアルシーンでのシャツは、綺麗めな素材感で大きめのサイズ感でざっくり羽織るよなバランスで作っていますから、綺麗めな素材感できっちりしたサイズ感だと綺麗めに寄りすぎてしまうきらいはあります…。
当日は欲しかったLサイズが戻って来なくて、入手出来なかったのですが、発売日当日深夜の在庫復活祭りで何とか購入できて、やっぱりLサイズの方がしっくり来ますね。
本当に綺麗めに着たいの出れば、ジャストで着てもらうのが良いとは思いますが。
何かにつけて大変な思いしてまで手に入れる価値あった?となる今回の+Jですが、このネイビーに関しては、4000円はどう考えても安いですよ。
ただね、やっぱりこのシャツって基本的には「ドレスシャツ」に限りなく近いアイテムなんです。
本来であれば、タックインしてタイドアップして、ジャケットを羽織りたくなるような、そんなアイテム。
その強いハリコシが、さらにその印象を強めてしまって…。
だからカジュアルシーンにおいての使い方は本当に難しいです。
「買ったは良いし気に入ってはいるけど、どう着たら良いか分からない…」ってなりがちなアイテムかもしれないですね。
今回の+J自体が、日本の今のカジュアルシーンを全面的に反映したコレクションではないので、全体的にそういうところがあるかもしれない。
これだけドレス度の高い服を私服で着ていて、日本人にどれだけ似合う人がいるかな…と。
ジル・サンダーの高い理想と、現実の折り合いという意味では難しいコレクションですよ。
白とか、30 NATURALとかも良いんですけど、どうしてもそっち(ドレスシャツ)の性質に引っ張られてしまって上手くスタイリングに馴染ませるのが難しいですね。
ジーンズなどのカジュアルなパンツに合わせるとしても、上と下でテイストの食い違いが起きてお互い反発してしまいかねないですし。
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