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コストパフォーマンスに優れた最強のTシャツはコレだ!バトナーのTシャツってどうなの?パックTやウールTをレポート!
朝晩はまだ少し冷えるものの、すっかり暑くなってしまいましたね…。
長い長い、暑い暑い夏が始まると思うと少し憂鬱ですが、このシーズンお世話になるアイテムと言えばTシャツです。
たかがTシャツ、されどTシャツ。
素材、シルエット、用途…など、実は非常に奥の深いアイテムではあるのですが、一方で、なかなかお金を掛けてもらえないアイテムでもあるのではないか…?と思っています。
私もTシャツ大好きなのですが、やっぱり高いTシャツでもそれ相応の満足感を感じる…ってなかなかハードルが高いものがありまして。
もしかしたら10万円のコートよりも、1万円のTシャツのほうが満足感を得ることが難しいかも?なんて思うことがあります。
やっぱりどこまで行ってもTシャツ、カットソーって「消耗品」ですからね。
またユニクロの1000円のクルーネックTシャツが、結構良いですからね…。
相当分かりやすく良いモノでないと、2、3000円でもちょっと高いなあ…と感じてしまうアイテムですよねTシャツって。
ただ今回は2500円で、めちゃくちゃ良いアイテムがあるんですよ…。
たまに全人類が買うべき!などという謳い文句をYou Tubeなどで見ると、んなわけないだろ…と思ってしまうわけですが、結構それに近いことを言いたくなってしまうTシャツがコレ。
【別注】 <Hanes(ヘインズ)> BEEFY-T/ビーフィー Tシャツ
セレクトショップ・BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS(ビューティーアンドユース ユナイテッド・アローズ)別注、Hanes(ヘインズ)の「 BEEFY(ビーフィー)」 Tシャツです。
この別注アイテムは、「コスパTシャツの王者」として扱われることの多いヘインズ・ビーフィーTシャツの別注バージョンになります。
元々ゆったりとした作りだったビーフィーですが、それでもビッグシルエットのトレンドが全盛期を迎えると、そのゆったり具合でも物足りなくなっていました。
なんかちょっと古くさい、ピチッとした感じに見えてしまったり…。
そこでBYがヘインズ・ビーフィーに「別注」を掛けたわけです。
別注にも、型そのものからの別注や、カラー別注、つまり色だけ特別にオーダーするなど、いろいろな形式がありますが、BYのこれは
「ビーフィーの大枠や細部は変えずに」「1サイズ上のサイズの身幅・肩幅ながら、着丈はそのまま」にしたもの。
つまりですね、BY別注のMサイズを着ると、通常版ビーフィーのLサイズのヨコのゆったり感は得られながら、タテ、着丈はMサイズのまま着られる、というものなんです。
ゆったりしたサイズ感で着たいと言っても、サイズをただただ上げていけば着丈もどんどん大きくなってしまい、服に着られたようになってしまいますからね。
さらにこの別注アイテムにしかない特別な色、別注カラーというものも用意されています。
今年はベージュ。
ベージュ表記ですが、単なるベージュではなく、グレーと混ぜて深みを出したような、近年増えている「グレージュ」のような色味。
これが大当たりなのです!
昨年は「フォレストグラス」というカーキのような素晴らしいシーズンカラーが用意されていて、この別注ビーフィーを値段らしからぬスペシャルなアイテムに押し上げていたのです。
20SSシーズンカラー、フォレストグラス
そしてそして、今年のベージュもめちゃくちゃ良いのです…。
正直去年が良過ぎたので、今年は流石にそれを超えられないだろうな…と思っていたら、超えてきちゃいましたね。
コスパの良さが喧伝されがちなヘインズ・ビーフィーですが、実は白に関してはそんなにカッコいいとかオシャレ…っていうわけではないんですよね…。
値段に対する「モノの良さ」みたいなものは確かに感じられるものの、じゃあ自信を持ってオシャレ着に出来るか?と言うとちょっと私は厳しいな…と感じます。
私も一年のうちのかなりの部分をビーフィーの白Tで過ごしてはいるものの、気合を入れて出掛ける時にまでは、正直着ない…。
そもそも白Tシャツって、インナーならともかく、一枚で着た時に本気で良く見せようと思うとかなりシビアなアイテム。
色に情報量が無く、粗が目立ちやすいため、素材だけではなくシルエットなどもよほど良くないと厳しいんですよね。
(白Tシャツとか、あとは白シャツもそうですが、白○○を着てカッコいい、という人はそもそも本人がカッコいい、という場合がほとんどなのです。)
もちろん、白Tシャツには白Tシャツにしか表現出来ないものがあるのですが、正直、低価格帯でそれを実現しようと思うと、着る人にかなりポテンシャルを求めることになってしまうと思っています…。
このお値段でオシャレとかカッコいいとか見られたいのであれば、何らかの「色」のアシストが欲しいなあ…と感じてしまうのですが、このグレージュカラーはその点文句がありません。
元々ビーフィーって生地感はとても良いものの、色味がオーソドックスなものしか無く、なかなかファッション的に「深み」のある色がなかったのです。
このベージュは先程も言ったようにベージュとグレーを混ぜて、ブラウン、茶色っぽさも感じるような、とても深みのある色味で、元々の生地感の良さとマッチすることでかなり見違えると思います。
また白T、白シャツが難しいのは、黒いパンツと合わせると制服チックになってしまうこともあります。
カジュアルシーンにおいて、デニム人気が一息な今は(最近は盛り返してきましたが)どこのブランドもパンツ・ボトムスの基本カラーは黒としています。
こういったグレージュなら、黒いパンツと合わせるだけでもそこそこサマになってしまいますから。
通常ヘインズ・ビーフィーは、1枚1300円とか1500円とかで買えてしまうものなので、この別注アイテムの1枚2500円という設定はビーフィーのコストパフォーマンスの良さを削いでしまうおそれもあるのですが、このカラーならば買う価値大いにあります。
流石にこれにはユニクロも無印も他のセレオリも敵わない、間違いなく今年のコスパTシャツの一番手でしょう。
この手の無地Tシャツは何枚あっても困らないですし。
ズバリ、オススメです。
ちなみにこのグレージュは透けは気になりません。
下に黒のTのインナーを入れても大丈夫です。
この別注ビーフィーは、着丈はそのままにワンサイズ大きく着られると最初に説明しましたが、良くも悪くも極端に大きくはないため、ジャストサイズから2サイズほどサイズアップしてはじめてそれっぽいゆったり感が出るかなと言ったところ。
私はLとXLで着ていますが、一枚で着る時はXLにしています。
洗濯すると着丈が1cmくらい縮まりますね。
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