IVS LAUNCH PADを見たあとの雑感
最近、記事を書くとしたら、「miit(コミュニケーションを深化させる、写真心理学サービス)」の公式アカウントの方に書いていたので、自分のnote更新は久しぶりになります。
IVS@那須 LAUNCHPADのピッチを東京の自宅よりみて、、
歩いて少しのところにある、隅田川から、スカイツリーに並ぶ月食も見て、
何か記しておこうと思った。
1)優勝:SHE株式会社について
おめでとうございますー!すごかったー。力強く、論理と共感を呼ぶプレゼンテーション。
「労働者人口に占める男女の割合は半々なのに、男性と女性では、生涯賃金が3倍も違う」という事実。突きつけられると、めまいがする笑。
女性をスキルと精神の2つの方向で育成し、支え、コミュニティを築き、今日まで事業を推進されて、、、
そこが、こういう形で報われて、本当に素晴らしいなぁと感じています。
ビジネスの世界の中で、1つの歴史をつくられたんだなーとも感じて。すごいなぁと思いました。
2)SaaSモデルというものについて
スタートアップ界隈では、「ユニコーン企業(未上場で評価額1千億円以上)」というのが1つ称号というか、称えるべき結果というか、目標のようになっており、
大量生産大量消費の時代にメインの産業を張ってきた大企業に対して、後発で、ベンチャーなのに、世の中にこれだけ必要とされて、成果を出して稼いでいるというのが、すごいということなわけで。
これを達成するためには、効果的に実施するためのSaaSモデルというのがスタンダードになり、
とはいえ、SaaSに適しているビジネスソリューション(大勢の人の課題を解決できる1つのサービス)というのは、とても限られていて。
スタートアップを志す多くの人が、「さて、SaaSモデルに適した課題設定をどうするか」と汗をかいているような印象を受けている。
そして、今日も、たくさんのSaaSモデルのビジネスプレゼンを聞いたけど、、、
なんていうか、ワクワクするSaaSと、ワクワクしないSaaSがあって、
「ビジネスモデルとしては正しいんだろうけど、ワクワクしない」→「ビジネスをすること」が目的で始まったような印象を受けるものがあって、まぁそのように感じた。ということです。
3)スタートアップはすごい
ワクワクする、しないはちょっと置いておいて、やっぱり、やっぱり、成果を出しているスタートアップってすごいんだよなー。
圧倒的に未来を予測し、未来に焦点を合わせて、おカネの保証がない中で、まわりの人から「は?何やってるの??」「どうせ上手くいきっこない」という半信半疑な視線を浴びせられながら、ひとり、またひとりと仲間を集め、形をつくり、サービスを届け、対価を得て。
超クリエイティブ。
スタートアップモデルじゃなくても、新規事業やベンチャー企業や、新しい未来を夢見て日夜研究に励んでいる研究職の方や、創造性を軸に物事を行う現場は、尊いと思う。
今日もそこを存分に感じられた。
4)溶け合う世界
先日、とあるCVCの代表の方とお話させていただいたことがよぎっていました。
大企業の新規事業系の人たちは、ぎゅっと固まっていて、対するスタートアップ系の人たちもぎゅっと固まっていて。
近しいものが、近づいていくのは間違いなくそういうものだとは思うんだけど、
一方でどちらのコミュニティにも、わりと昭和な一昔前の男社会な感じの価値観はしっかりと残っていて、、、
もう、令和だし、つまりは溶け合って、ヨコの関係でみんな繋がりあえるといいね、というお話で盛り上がりました。
男性も、女性も、年上も、年下も、国籍でさえも飛び越えて、
人と人として。
miitの提供価値は、ダイバーシティコミュニケーション。そして、やっぱり私はこの世界観が好き。
自分が社会に与えたい影響、もたらしたい価値は何なのか。
そんなことも見つめ直せる時間になりました。
ていうか、早速ピッチ資料に手を付けています。
モチベーション、ヒント、話の進め方。めちゃくちゃ得られるものが多くて感謝。
ありがとうございました。