チョコレートを食べ過ぎないこと
整体の本を読んでいるときに、印象的だった言葉。
「先生の言うことを否定したくなる体壁」の持ち主というのがいて、
「チョコレートは砂糖を取りすぎるから、あまり食べないようにしてくださいね」と伝えると、
(1)先生が「あまり食べない」と言ってる
↓
(2)少しは食べていい(先生の言ってることを否定)
↓
(3)1日で一箱食べちゃったりする(結果、前よりひどいやん!)
と、なるという。そういうタイプの患者さんへは、
「チョコレートはあまり食べない方がいいのですが、難しいですよね?」などと伝えると、
(1)先生が「チョコレートを食べないこと」は難しいと言ってる
↓
(2)そんなの、難しくない!(先生の言ってることを否定)
↓
(3)我慢がきく
・・・・ということが起こったりするとのことで。
なんで、このフレーズが印象に残っているかと言うと、
少なからず自分自身にそういう傾向があるからです 笑
とにかく、
同じことを伝えるにも、「否定文」と「肯定文」の伝え方があることを知って、
私もまねっこ。ワークショップで人前で話すときに、その場の雰囲気や、参加者のキャラクターを見て、
使い分けたり、重複して、ふたつの表現で伝えたりするようなことをしています。
「どちらが、腑に落ちる」「どちらが、響くか」人それぞれで、
私には「伝えたいことがある」し、「伝わるための手段」として、言葉があるわけなので・・・
整体の本だったけど、
人の身体の反応を簡単に変えてしまう「言葉の力」を知りました。
「先生のことを否定したくなる」体壁の人の美点は、
先人の言うことを丸呑みせずに、「本当かな?」っと、自分で検証したり、考えたりする力があるかもしれないし、逆境や辛いことをえいやっと跳ね返す力が備わっているかもしれません・・
(むしろ、そういう経験を通して身につけた態度かもしれない)
なんでも、双方向・・・という二元論すら脱して、
全方位(360度)の視点を持ちたいものですー。
そして、今、なぜチョコレートのことを今、思い出しているかというと、
秋になって、涼しくなって、
「食べたい欲」がすごくて、ぱくぱくとごはんが止まらぬからなのです、、、
(私は、胃腸に負担がきやすいので、身体のことを考えるとごはんは少し軽くしておいた方が、よいのですが)
今、自分自身にかける言葉はどちらだろう。
「秋。ごはんが美味しいけど、腹8部目にしておこうね。」
「秋。胃腸のことを考えると、腹8部目が望ましいけど、むずかしいよね?」
本気で検証中。
info.
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