写真心理学トークVol.2開催しました!
2020年の春より、ナムフォトは、co-ba ebisuのコミュニティグローサーとして活動させていただいております。
co-ba ebisuは、「働き方解放区」を掲げているコワーキングスペースです。
私もたまに利用させてもらっていますが、いる人たちが本当に多様でおもしろいなーーと感じています!
そんな会員さまへ向けて、先日9/16に「写真心理学トークvol.2」を開催しました。
「写真心理学トーク」とは、写真心理学を使って、個人の創造性とチームの関係性を向上する 「オンライン写真セッション【miit】」を、もっと気軽に体験してもらうための、簡易ワークとなっております。
ご参加くださったのは、劇団向けのサービス企業のおふたり、ビッグな事業を展開されているご夫婦、YouTube関連事業を手掛けている方、co-ba 神南より、写真好きのスタッフさんの6名です。
参加者のみなさまには、スマホの中よりあらかじめテーマに沿った写真を3枚ピックアップいただき、それをシェアしあいながら、写真心理学診断及び、対話を実施します。
写真に隠れた深層心理をゆっくり読み解きながら、お互いの価値観や視点をシェアしあい、メンバー同士の関係性が深まるといいなぁと、そんな願いを込めて。
それでは、参加者さんのお写真をご紹介したいと思います!
ひとりめの写真
最近写真にどハマりしているという、co-ba jinnanたまちゃんの写真です。
うーーーん、香りたつ色気溢れる写真たち♡
ご本人は、小柄でキュートな女性。彼女は5感をフルに使ってシャッターを押されています。言語化するより先に、身体が反応している写真たちですね。
一枚目のお靴は、写真からも薫ってきそうな、醸してる感がすごいです笑
あと、人との距離がとても近いのも特徴。3枚目の写真は特に。プリンの口当たりまで伝わってくるような!
なんだか、子犬のように近寄っていって、シャッターを押す様子が目に浮かびます。
真ん中の写真は、写ルンですで撮影した際に、意図せず多重露光になっていたとのこと。しかも、この夏の大きな出会いになった、人生の兄貴的存在がそれぞれ(ふたり)写ってるんですって!
写真の神様って、時々こういうイタズラするんですよね〜!
勝手にあだ名をつけるコーナー:「写真の神様にも気に入られた、子犬の色気女子」
ふたりめの写真
小学生の頃から劇団員の彼女。「夏=稽古」という人生を送ってきた中で、初めて夏旅行を満喫したときの写真が、一枚目の写真なんですと!
目線より高く掲げた、トロピカルなドリンク、「もう、サイコーじゃん!」って気分も一緒にパシャリ。
さらに、友達にチェキをプレゼントする前に撮影した記念写真(2枚目)と、吸い込まれそうな、水溜り(3枚目)。
写真に写真が写ってたり、その真ん中に意図せず鳥居が写ってたり、後日談もおもしろかったり、
あっちの世界に届きそうな、吸い込まれそうな水溜りだったり、、、
さすが、劇団を長年されているからなのかな?画の構成も、そこから紡ぎ出されるストーリーもすごく立体的で、過去・現在・未来や、既存の世界と未知の世界を行ったり、来たりしてて、とても素敵でした〜!
勝手にあだ名をつけるコーナー:「時の扉を創作する女子」
さんにんめの写真
かわいらしく微笑みながら、あたたかいコミュニケーションをとられるご婦人でありながら、経営者としてもばりばり!
そんな素敵な女性の写真がこちら。
1枚目の写真には、今年の夏の大変な状況の中の喜びだったり、幼いときに特別な想い出や感謝などなどが、ぎゅーーーっと凝縮されてるとのこと。
こうした特別なエピソードをお裾分けしてもらえるのも、写真心理学トークの気に入ってるところです。
フレーミングがとても丁寧で、「いまここ」に感動しながらも、どこかすごく遠くにピントがあっているような感じもする、不思議な写真です。
夫さんとの、ディナーテーブルでの何気ない一コマは、なんだかこそばゆくて素敵だし、アウトドアの写真も、とても丁寧に切り取られてて、丁寧がゆえに、一瞬「お正月のおせちか!?」とも見える、不思議な写真です 笑
(入れ物のせい?)
全体的に、俯瞰的で観察されているような冷静さと、丁寧に寄り添い、包み込むような眼差しが同居している写真たちです!
勝手にあだ名をつけるコーナー:「見透し、大きく包み込む女性」
よにんめの写真
前出の女性の夫さんのお写真がこちら!
事前打ち合わせ「なし」にも関わらず、提出いただいた写真に、「同じ時」、「同じ場所」の写真が飛び出して、すごく驚きました!
同じ場所に居合わせて、それぞれが別のスマホでシャッターを切り、「夏の3枚」をチョイスするときにふたりともそれを選ぶって、、、「もう、愛でしかないぜ!」ってかんじ。
あと、お互いの写真を撮りあったりして、常に相手を気にかけていらっしゃる様子が、写真からも伝わってきて「愛って、こうして育むものなんだなぁ〜」って、すごい感動しました!
被写体へのアプローチの仕方は、ご夫婦でも違いがあって、それもまた面白いです。
夫さんは、動物の勘っていうか、「ビビビ」ときた瞬間に忠実というか、俯瞰的でありながら、自由さを感じるシャッターです。
ご一緒させていただいている最中に、突然立ち上がって、少し引いたところからお写真を撮られる姿を目撃したことがあるのですが 笑 きっと、常に、そんな風に感動がともにある人生なのだろうなぁと!
勝手にあだ名をつけるコーナー:「動き出す、ディレクター」
ごにんめの写真
なんていうか、男らしっす。溢れんばかりの、男気っす。
写真の楽しみ方、撮り方には、言わずもがな色々なスタイルがあって。
私は写真が大好きではありますが、「写真が現実を超えることはない」、と思っている節もあって。
そんなことを思い出す写真たち!
一枚目「肉!すぐ焼きたいから、チャッと、撮影しゃちゃおうぜ。パシャ!」
(スマホを横に向ける間もおしい)
二枚目「島!近づいてきた!!ひゃっほ〜!パシャ!」
三枚目「おわわわ〜!空めちゃめちゃ綺麗だなぁ!最高〜!パシャ!」
そういう、ダイレクトで、一番太い感情が伝わってくる写真たち。
「今、ここにいること」「その時の体験」を大切にされている写真たち。素敵です!
とはいえ、「お肉3つを一つの画面におさめるにはどうすればいいか」とか、写真を撮る目的や意図が、すごくはっきりしてて、センスもお持ちなので、本気でインスタ映えに取り組んだら、すごいの撮るんだろうな〜とも感じました。
勝手にあだ名をつけるコーナー:「イマ・ココ。現実の感動を生きる男子」
ろくにんめの写真
彼も、舞台人なんですが、「なんて、画がきれいなんだー!」
というのが、第一印象。
そんな中でも、一枚目はおもしろくって。夏の息抜きに、コンビニにアイスとラムネ買いにいって、ぶらぶらさせながら、もう片方の手で、撮影したんですって!
ジーンズと、Tシャツのかんじも、「夏ドラマの1シーン」みたいな印象的なショットになっていますよね。
2枚目と、3枚目は、「舞台セット」みたいなお写真だなぁと思いました。
どちらも、一枚撮りきりパターンで、ふだんから、何枚もシャッターを押すことはないそう。
「車窓から、空を仰ぐ」とか、「林道でみつけた、苔」とか、
撮影の動機は、すごくスピリチュアル な意識なんだけど、空間が立体的で、遠近感があって、ちゃんと現実世界に着地している感じです。
3枚目のお写真をみて、「目が覚めた!」とおっしゃる参加者の方もいて、とても面白い感想だなって思いました。
勝手にあだ名をつけるコーナー:「スピリチュアル を現実世界に着地させる男子」
みなさんの感想
知らない人同士がもぞもぞと集まって、写真を見ながらトークする。
最初は、何やらもぞもぞ、もぞもぞ、始まるんですが、途中から、お互いの写真に対して自然に質問が飛び交ったり、感想を伝えあったり、感じたことを言葉にする勇気がわいてきたり。
いただいた感想
「自分は背景や時が大切なんだなって認識できました。
自分が知らない世界が沢山あって凄い楽しかったです!!!」
「あまり深く物事を考えずに見ているんだと思った(相対的に比較して)
瞬発的に刺激を受けたコトに対して、記録に残す傾向があることがわかった。」
「初対面の方も人となりがとても良くわかり、安心しました」
今回も、「写真」を真ん中に置くことで、心の深い部分の交換が、スムーズに進んでいく様子を感じることができて、とても幸せでした!
Before / After診断結果
会の、最初と終わりに「Before/After診断」なるものを受けていただきました。
1時間半ほどのイベントで、踏み込めるのは、ほんの少しですが、
自分自身の創造性について、あるいは、ここで出会ったco-baメンバーとの関係性について。
12の質問に答えていただき、変化を見える化したものです。
【平均点】
個人の創造性: Before 3.6点 → After 3.8点
メンバーの関係性 :Before 3.2点 → After 4.0点
個人の創造性については、他メンバーの視点を知ることで、「自分の見えていない世界がまだまだあるんだな」という気づきを得て、下がるケースがままあります。
今回も、項目によっては、そのようになりました。
ですが、メンバーの関係性は、軒並み上がってますね〜!
やはり、深い対話は、お互いの関係性をよくしますね◎
というわけで、Vol.3(10/30を予定)もどうぞお楽しみに!(私も楽しみ)
*当イベントはco-ba ebisuの運営方針に則り、イベント中のマスク着用、ソーシャルディスタンスの確保、飲食の制限等を徹底して実施しております。写真等の中で条件を満たしていないことがございますが、一時的なものですのでご容赦ください。