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クイズの正解★視覚障害の新入社員が困ることってどんなこと?
皆さん、こんにちは。弱視難聴の奈良里紗です。
クイズに対して一緒に考えてくださった皆様、ありがとうございました。
そして、おそろしく誤字ってる私のnoteをあきずに読んでくださる皆様に感謝です。
それにしても、我ながら侵入社員って・・・おいおい、と思いながら気づかせてくださった読者さんに感謝です。
さて、春!4月!新生活ということで、取り上げてみました。
この手の質問はこの時期に非常に多いんです。
視覚障害のある新入社員3大困難はこれ!
・何が困っているかわからない
=「どんなことを配慮すればいいですか?」ときかれても、答えられない。
・自分に何ができるかわからない
=「どんなことができますか?」と上司に聞かれても、そもsも、どんな仕事があって、それができるかどうか自分にもわからない。
・「顔が見えないからコミュニケーションに苦戦」
=これ、実は結構、大変。視覚障害=コミュニケーションがうまいと思われていることも多く、そもそも、どこに誰がいるかわらないから結構、困る。
逆に、高層階にあるオフィスでエレベーターの階数表示が見えなくてたどりつけないとか、そういう物理的に困ることは本人も上司に言えるからそれほど困っていないものなんですねー。
皆さん、本人と対話しようとしてくださって、それはそれで本当にありがたいのですが、肝心要の本人が聞かれてもわからないことも多いんですねー。
新入社員なので、そこも含めて、新人研修してやってほしいのですが、
上司も同僚も、なかなか気をつかってくれて、しかも、その気の使い方がちょっと違った方向にいってしまって、うまくかみあわないことも。
ほかの視覚障害のある人がどんなふうに働いているのか知るというのもいいのかもしれませんが、同じ業種で同じような業務内容で、かつ、本人の障害の状態であったり、本人のスキルであったりが類似した人じゃないとあまり参考にならないことも。
結論。
「まずはやってみようか」の精神でなんでもやらせてみてください。
失敗するのも新人社員の権利ですし、先行投資だと思って。
むしろ、変に気を使って経験する、体験する機会を与えないのは避けてほしいことです。
皆さんが新しい環境で楽しくお仕事できますように。