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視覚障害のある奈良さんは、どんなときに社会の障壁を感じますか?

本日もご質問いただきましたので回答していきたいと思います。

普段、生活をしていて「社会的障壁が!」とかんじることはあまりありません。
ただ、思い返してみると、いくつかの場面でそういったことに苦しんだと思います。

1.テーマ―パークにて視覚障害者は付き添いがいないと乗れないといわれた
2.資格試験を受けるとき、自分の読み速度に応じて柔軟な合理的配慮をうけることができなかった
3.出産したときに、「誰がこの子を育てるの?」と医療スタッフから障害者=ネグレクトのように思われてしまった
4.就職活動をしていると、障害のない人はすぐに雇用されるけど、障害者はなかなか難しい
5.市営プールに入るとき、ヘルパーさんと一緒でないと入れないといわれた

対話する機会すら与えられないとき、
社会によって「障害者」とひとまとめにした対応には
「なんだかな~」
という気持ちになってしまう。

障害者に限らず、女性であったり、育児休暇中の男性であったり、マイノリティになったときにこうした障壁はかんじることが多いのだと思う。

これをどうやって解決していくか、大切なことは対話の機会を増やすことなのではないだろうか。

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